バックオフィス向けクラウドサービスを提供するjinjerが総額約51億円の資金調達を実施
ー初回の資金調達ラウンドとしてはバックオフィスSaaS領域過去最大の調達額※ー
バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:加藤 賢、以下jinjer)は、Tybourne Capital Management(本社:香港、呼び名:タイボーン・キャピタル・マネジメント、以下Tybourne)をリードインベスターとして、SBIグループ、その他事業会社、CVCなどを引受先とする第三者割当増資により、約51億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。また、新たに社外取締役として大和証券元専務取締役の丸尾 浩一氏、Tybourneの日本株責任者の持田 昌幸氏がそれぞれ就任しました。(持田氏は2022年4月1日に就任予定)
※国内のバックオフィスSaaS領域において(2022年3月現在、STARTUP DB調べ)
※国内のバックオフィスSaaS領域において(2022年3月現在、STARTUP DB調べ)
※写真左からjinjer株式会社 社外取締役 丸尾 浩一、jinjer株式会社 代表取締役CEO 加藤 賢、
Tybourne Capital Management 日本株投資責任者 持田 昌幸氏
■資金調達の背景
現在、バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャー」は、多くの企業への導入が進み、HRを中心としたバックオフィス領域のペーパーレス化や、新たな働き方の推進といった課題解決に幅広く関わっています。今回、香港を本拠地とするクロスボーダー投資家のTybourneをリードインベスターに迎えて、総額約51億円の資金調達を実施しました。この資金調達を実施したことにより、「ジンジャーシリーズ」のプロダクト開発とマーケティング投資、エンジニアやセールスをはじめとした採用活動の強化などへ投資をしていき、jinjerが掲げるミッションである【世の中のすべてを「as a Service」へ】の実現に向けてさらに加速していきます。そしてその先にある、持続可能な社会の構築に貢献していきたいと考えています。
新たに社外取締役に加わる、大和証券元専務取締役の丸尾 浩一氏と、Tybourneの日本株投資責任者である持田 昌幸氏(2022年4月1日に就任予定)には、ガバナンス面の体制整備もサポートしていただきます。
▶調達した資金は以下の取り組みに重点投資する予定です。
・「ジンジャーシリーズ」の開発
・「ジンジャーシリーズ」のマーケティング
・採用活動の強化
■本ラウンドの引受先 ※ 敬称略
▼新規株主
Tybourne Capital Management
SBIグループ
事業会社1社
CVC1社
■引受先並びに既存株主からのメッセージ
Tybourne Capital Management 日本株投資責任者 持田 昌幸氏
jinjer社における、最初の外部資金調達ラウンドにリード投資家として投資できることを光栄に思います。日本のバックオフィスSaaS業界は、まだまだ黎明期にあり、今後大きな構造的成長が見込めます。jinjer社のプロダクトは、共通IDでバックオフィスのオペレーションを効率化したいという多くの企業のニーズを満たすものです。Tybourne は、スタートアップ企業が今後の日本のイノベーションをリードしていくと信じており、投資家として長期的な支援に注力しています。jinjer社の経営陣として、今後も末長く協力しながら、愛される企業・愛されるサービス構築を一緒に進めていけることを楽しみにしています。
SBIインベストメント株式会社 投資部部長 松本 祐典氏
労働人口が減少していく日本において、これまで通りの生産性を確保する為には業務効率化が図れるソリューションの導入・拡大が必須となります。また、今般のコロナの影響で働き方や業務オペレーションの見直しニーズが、急激に高まっている市場環境となっています。
その様な中「ジンジャー」は、一気通貫でバックオフィス業務の効率化を支援するクラウドサービスであり、顧客満足度の高いソリューションであることから、ローンチ以降、堅調に顧客数を増やしています。更にjinjer社は、社内に多くのエンジニアも在籍しており、高い開発力を有することから、今後も顧客満足度の向上に資するさまざまな機能・ソリューションを開発し、顧客数を拡大していくことが可能と判断し、出資を決断致しました。
今後はSBIグループの保有するFinTech技術との融合や、地方創生に向けた取り組みを一緒になって推進していく考えです。
■jinjer株式会社 社外取締役 丸尾 浩一コメント
SaaSを主業としているテクノロジー企業のjinjerが、競争力やガバナンスの強化をさらに推進しようとしているなかで、社外取締役として選任いただきました。社会のDX推進に強く期待されているSaaS業界。その中心で、今まで培ってきた知見や経験を基に、経営に深く関わりを持たせていただけることを、大変嬉しく思います。皆様どうぞ宜しくお願いします。
■jinjer株式会社 代表取締役CEO 加藤 賢コメント
jinjerは、バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャーシリーズ」を提供しています。少子高齢化、更には新型コロナウィルスへの対応により、働き方が加速度的に変化する日本において、「DX」の普及による生産性の向上こそが、今世紀最大の命題であると考えています。jinjerのミッションである【世の中の全てを「as a service」へ】を実現していくことにより、世の中の負を軽減し、持続可能な世界を創って参ります。この度の出資を経て、圧倒的な成長曲線で、目指す世界へjinjerを到達させます。
■バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャー」とは
「ジンジャー」は、人事労務・勤怠管理・給与計算・ワークフロー・経費精算・電子契約・Web会議など、バックオフィス業務の効率化を支援するクラウドサービスです。バックオフィスに関わるデータを「ジンジャー」に集約し、「1つのデータベース」で管理することで、各サービスにおける情報登録や変更の手間を削減します。
▶「ジンジャー」公式サービスサイト:https://hcm-jinjer.com
■会社概要
会社名 :jinjer株式会社
所在地 :東京都新宿区西新宿 6-11-3 WeWork Dタワー西新宿
代表者 :代表取締役CEO 加藤 賢
URL :https://jinjer.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像