「子ども第三の居場所」沖縄県うるま市内3拠点目『b&gかっちんふぇーばる』内覧会および活動報告会
~うるま市 中村市長も初の拠点見学を実施~
一般社団法人HOMEおかえり(沖縄県うるま市、代表理事 赤平 若菜)は、日本財団の助成で沖縄県うるま市に設置した「子ども第三の居場所 b&gかっちんふぇーばる」の内覧会および活動報告会を3月22日(水)に実施いたしました。
活動報告会の冒頭では当事業所代表理事の赤平 若菜より、これまでの活動を振り返りました。「b&gかっちんふぇーばるの居場所を通じて、コミュニケーションを取るのが苦手だった子が積極的に周囲と関わるように変わった。学習意欲の低かった子は、毎日の宿題や勉強を楽しめるように変わったなど、日々の小さな経験、成長の積み重ねが大切だと話をし、これからも子どもたちの笑顔を守る居場所として本活動を幅広い方々に知ってもらいたい」と話をしました。
その後は、ご来賓のうるま市長 中村 正人様、日本財団 常務理事 笹川 順平より祝辞を賜りました。そのほか、「b&gかっちんふぇーばる」の担当職員 奥平 幾己がb&gかっちんふぇーばるの施設概要および開所以降に取り組んできた活動成果を参加者の皆さまへ説明し、21名が参加する充実した会となりました。
「b&gかっちんふぇーばる」は、小学校低学年を中心に子どもたちが気軽に立ち寄れる居場所として、毎週月~土曜日の週6開所しています。家のような温かみのある空間で、食育・畑・学習・書道の4つのプログラムを軸に子どもたちの生活面・学習面をサポートすると共に、様々な体験活動を通して子どもたちの成長を見守る居場所です。地域の人々との交流を通じて子どもたちが人と関わる力や自己肯定感を育み、成長できる居場所を目指しています。
沖縄県うるま市では、2016年に「子ども第三の居場所」第1号拠点を開所。2019年に2拠点目、そして2020年に3拠点目となる「b&gかっちんふぇーばる」を開所いたしました。行政との協働により拠点運営がスムーズに行われています。拠点マネージャーは定期的に集まり、互いのノウハウや経験則をシェアすることで、子どもたちにより良い居場所と体験機会を提供することが可能です。2023年2月には3拠点合同、長野県の拠点の協力も得て、2泊3日の長野旅行を実施いたしました。
- 「施設概要」
所 在 地 :沖縄県うるま市勝連南風原106
対 象 者 :小学生 1年、2年、3年
開所日時:月~金曜日 放課後 ~ 20:00
土曜日・長期休み 8:00~18:00
スタッフ:常勤職員4名+非常勤4名
(内、食育スタッフ2名)
設 備:畑(季節ごとに野菜を栽培)、多目的ルーム
・キッチン・風呂学習スペースなど
拠点 HP: http://home-okaeri.com/
- 運営主体:一般社団法人HOMEおかえりについて
エネルギー溢れる子ども達が、自分を信じて大きく羽ばたいていけるように心に踏み込んだ関わりを通して生きていくチカラを育みます。そして子どもたちが信じることのできる大人がどんな時でも「おかえり」と声をかけてあげられる事業を展開していきます。
〇ホームページ http://home-okaeri.com/
- 「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」はすべての子供たちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の犠牲による機会の剝奪など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後に場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に146ヶ所設置され、全国500拠点の開設を目指しています。(2023年2月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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