2024年度第1回 「いのちのセミナー」WEB配信のお知らせ
皆様のご視聴を心よりお待ちしております。
1 配信期間 2024年6月24日(月)14:00 ~ 2024年9月30日(月)14:00
2 講師 佐藤 泰子 氏 京都大学大学院 人間・環境学研究科 研究員
〈演題〉忠犬ハチ公はなぜ待ち続けて死んだのか ~生きる意味は間(あわい)に~
「生きる意味」という言葉は、日常の中で頻繁に、しかも無造作に使われる。しかし、自分が生きている意味を確信している人はいるのだろうか、「生きる意味」を説明できる人はいるのだろうか、そもそも「生きる意味」を言葉に託すことができるのだろうか。そこで忠犬ハチ公の物語から、我々がどこを生きているのか、生きる意味とは何なのかについて論じてみたい。さらにそれらを踏まえて「向き合う」と「寄り添う」の違いについて小考し、これらの使い分けによって援助行為の妥当性を確保することを提案したい。生きる意味・時間・他者との間(あわい)・コミュニケーションの本質が本講演のなかで合流していく。(講師解説)
3 講演時間 約1時間
4 視聴方法 当財団ホームページ(https://www.jrw-relief-f.or.jp/)からご視聴ください。
※Wi-Fi環境など高速通信が可能な電波の良い所でご視聴ください。※ご視聴にかかる通信料はご負担ください。
5 主催等
主催/公益財団法人JR西日本あんしん社会財団
協力/西日本旅客鉄道株式会社
6 お問合せ JR西日本あんしん社会財団事務局
TEL 06-6375-3202 (平日10:00~17:00) E-mail:info@jrw-relief-f.or.jp
【佐藤 泰子 氏 プロフィール】
京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士課程修了
京都大学博士(人間・環境学)取得
[現在]
京都大学大学院 人間・環境学研究科 研究員
京都大学・京都看護大学・聖泉大学・京都経済短期大学・沖縄県立看護大学大学院・大阪人間科学大学等で死生学、医療倫理、コミュニケーション論、研究方法論、精神医学史等の授業を担当
著書
『死生の臨床人間学-「死」からはじまる「生」』単著(晃洋書房)
※「死」と「生」を倫理的側面から論じ、援助とコミュニケーションの在り方を追究した新刊
『苦しみと緩和の臨床人間学-聴くこと、語ることの本当の意味-』単著(晃洋書房)
『患者の力-がんに向き合う、生に向き合う-』編著(晃洋書房)
『ヒューマンケアと看護学』共著(ナカニシヤ出版)
『メンタルヘルスの理解のために-こころの健康への多面的アプローチ-』共著(ミネルヴァ書房)
『High-context cultureにおける「察する」とは何か』(緩和ケア2022年11月号 青海社) 等
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