株式会社Oyraa、東北観光推進機構主催のインバウンド観光ガイド育成セミナーにて講演

訪日外国人6,000万人時代に向け、東北・新潟エリアのDMO、観光協会、観光事業者向けに観光コンテンツの体験価値向上に向けた通訳アプリ『Oyraa』活用方法や実際の活用事例をお伝え

株式会社Oyraa

153言語2,700名の通訳者からのサポートを必要なときに予約不要で1分から利用できる通訳アプリ『Oyraa』を提供する株式会社Oyraa(本社:東京都港区、代表取締役社長:コチュ・オヤ、以下:当社)は、2007年に設立され観光産業の振興と東北経済の発展に寄与することを目的に東北観光の認知度向上および海外・国内観光客の誘致を推進する各種事業を行う一般社団法人東北観光推進機構(会長:松木 茂、以下:東北観光推進機構)の事業の一環として開催された、東北・新潟エリアのDMO・観光協会・観光事業者向けのインバウンド観光ガイド育成セミナーにおいてOyraa独自の切り口から講演を行ったことをお知らせいたします。

2024年には訪日外国人数が3,600万人を超えました。これは過去最多だったコロナ前の2019年の人数を約500万人上回るもので、インバウンド観光が完全に復調したことを示しています。また、これまで日本のインバウンド観光は中国人団体観光客に支えられてきましたが、現在は中国以外の東アジア・東南アジア、そして中東地域などの成長が著しく、訪日外国人の国籍・言語の多様化が進んでいます。

また、近年は訪日観光客の動向にも変化が見られます。東京、箱根、富士山、名古屋、京都、大阪等を巡るいわゆる「ゴールデンルート」ではなく、より地方かつディープな観光体験を志向する観光客が増加しています。こうした観光客はツアーではなく個別手配で旅程を組み立てる傾向にあります。

上記は、これまでインバウンド観光の恩恵を享受しきれなかった地方の観光エリアにもチャンスが巡ってきていることを示しています。また、ゴールデンルート以外を訪れる観光客は景勝・宿泊・飲食・土産に加えて「体験」も非常に重視しているため、高付加価値コンテンツ提供により観光収益を大きく高めるポテンシャルを秘めています。

一方で、問題となるのが「多言語対応観光ガイド人材の不足」です。観光における体験価値を追求すればするほど、そのコンテンツはその土地の歴史・文化の理解と不可分になっていきます。現時点ではそうした背景情報を適切に伝え双方向のコミュニケーションを取るためには人間によるガイドが不可欠ですが、コロナ禍により3割以上の観光ガイドが廃業したと言われています。

また、団体客に1名の観光ガイドが同行すれば良かった時代は終わり、現在は訪日観光客も1~数名で行動することが当たり前になっています。としたときに、全国通訳案内士その他の観光ガイドを終日同行させることのコスト負担が許容できないケースも増えてきました。(品質はともかく)AI通訳/翻訳ツールの普及もあり、これからの観光コンテンツ提供事業者においては観光客側にガイド機能が十分にない前提でどのように効率的/効果的に高付加価値コンテンツの魅力を伝え体験価値を高めていくかが非常に重要になっていきます。

そこで、東北観光推進機構は観光ガイド人材が不足する中でも東北観光の魅力発信と高付加価値コンテンツ醸成を実現するためのソリューションとして当社の提供する通訳アプリ『Oyraa』に注目し、今回のセミナー実施とOyraaによる講演が実現しました。セミナーは2024年12月〜2025年1月に亘り複数回実施され、東北・新潟エリアのDMO・観光協会・観光事業者にご参加いただきました。

Oyraaは153言語2,700名の通訳者からのサポートを必要なときに予約不要で1分から利用できるアプリで、観光領域でも広く活用されています。高品質な人間の通訳でありながら必要な特に必要な分だけの利用ができるというもので、ちょうどAI通訳機と通訳ガイド派遣の中間に位置するソリューションです。

活用例:

甲冑、クアオルト健康ウォーキング、マグロ釣りなど、地域の歴史・文化を活かした高付加価値コンテンツを提供する事業者においては、受付〜冒頭の重要事項説明の際にOyraaアプリから通訳者を呼び出し10分程度サポートを受けることで、確実な情報伝達と質疑応答ができ体験価値向上とトラブル回避を実現できます。

上記の活用例でのコストは数百円〜1,500円程度で、高付加価値コンテンツの料金を踏まえると十分に許容できる範囲です。また、1分からの従量課金モデルで使う度にコストがすぐに分かるので、「予約時に通訳有料オプションとして提示し希望者に通訳提供、その後実費で請求する」というように外国人観光客側にコストを転嫁することも可能です。

その他、スマホアプリであるため専用端末が不要でいつでもどこでも誰でも利用できるという点を活かして様々な活用シーンに対応することができます。

観光ガイド目線でも、Oyraaは物理的・時間的制約から解き放たれ柔軟な収益機会を得られる稀有なアプリです。各地域内の通訳案内士や認定観光案内人がOyraa上で活動することで、インバウンド観光客向けコミュニケーション品質の向上と彼らの収益機会増加を同時に実現していく試みも進めてまいります。

訪日外国人数6,000万人時代に向け、当社は今後とも観光地と訪日観光客のコミュニケーション改善、持続可能なオーバーツーリズム対策の確立、観光収益向上に貢献すべく活動してまいります。

◆ 東北観光推進機構について

東北観光推進機構は北海道・東北未来戦略会議「ほくとうトップセミナー」(2006年11月)での合意を受け、東北広域観光推進協議会と東北六県観光推進協議会を統合し、官民の力を結集して2007年6月に設立しました。東北観光の認知度向上と、国内・海外観光客の誘致等を推進し、観光産業の振興と東北経済の発展に寄与することを目的に、訪日プロモーション事業、東北域内への連泊促進事業、観光DX推進事業を行っています。

・団体名 一般社団法人東北観光推進機構

・代表者 会長 松木 茂

・所在地 仙台市青葉区一番町2-2-13 仙建ビル8階

・設立 2007年6月

・URL  https://www.tohokukanko.jp/business/index.html

◆ Oyraaについて

24時間365日いつでも予約不要で通訳者を呼び出し1分単位で利用できる通訳アプリ『Oyraa』を提供。「グローバル通訳者ネットワーク×スマホアプリ」によって、現状のAIでは実現できない高い品質・柔軟性を兼ね備えた ”人間ならでは” の通訳を誰もが簡単に、かつ低コストで利用できるサービスを実現しています。

・社名 株式会社Oyraa

・代表者 代表取締役社長  コチュ・オヤ

・所在地 東京都港区虎ノ門 4-1-1神谷町トラストタワー23階

・設立 2017年3月

・URL    https://www.oyraa.com/pages/home/ja

■ 本件に関するお問い合わせ先
担当   :株式会社Oyraa COO 長洲弘毅
連絡先 :nagasu.koki@oyraa.com
あるいは
担当   :株式会社Oyraa カスタマーサポート
連絡先 :customer.support@oyraa.com

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会社概要

株式会社Oyraa

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URL
https://www.oyraa.com/ja
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー (23階)
電話番号
-
代表者名
コチュ・オヤ
上場
未上場
資本金
3億円
設立
2017年03月