Yoren、株式会社スタジオぴえろへの出資および業務提携に関するお知らせ

株式会社Yoren

2025年11月19日 10時00分

株式会社Yoren（本社：東京都千代田区、代表取締役：金田修、以下「Yoren」）は、この度、株式会社スタジオぴえろ（本社：東京都三鷹市、代表取締役社長：上田憲伯、以下「スタジオぴえろ」）への出資を通じた業務提携を実施することをお知らせいたします。

出資及び業務提携の背景

スタジオぴえろは、創業以来45年以上にわたり日本のアニメ業界を牽引してきた、高品質なアニメシリーズの制作を中心とするアニメスタジオです。世界的な人気を博した「NARUTO」シリーズ、国内外で高い評価を受けた「BLEACH」、近年の代表作「東京喰種トーキョーグール」をはじめ、「うる星やつら」「幽☆遊☆白書」など数多くの名作を生み出してきました。これら長年の実績により、日本を代表するアニメスタジオとしての地位を確立しています。

一方、Yorenは、主に中国市場でリテール向けCRM事業、IP /エンターテイメント事業、ブランド支援及び運営事業等を展開しており、IP /エンターテイメント事業においては中国にて200万人以上の預かり会員を有し、IPファンの特徴やエンゲージメントを高める方法について豊富な知見を持っています。また、数千人規模のTCG（トレーディングカードゲーム）対戦大会を支えるシステムの開発・運用の経験も有しています。

アフリカ市場においては、2025年に経済産業省が推進する「令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業（アフリカ）」に採択され、「日本アフリカ産業共創イニシアティブ（JACCI）」の事務局として、アフリカにおける日本企業と現地スタートアップ・大手企業間の連携強化に向けた取り組みを推進しています。

業務提携の目的と内容

本提携は、両社の強みを活かし、グローバル市場における日本のアニメコンテンツの更なる展開と収益最大化を目指すものです。

まず、急速な経済成長と若年層の増加により今後の拡大が期待されるアフリカ市場においては、現地ライセンス事業の協働運営など、事業基盤の構築を共同で検討してまいります。また、Yorenが事務局を務めるJACCIの枠組みを活用し、アフリカの現地企業・スタートアップ・クリエイターとの連携を通じて、持続可能なビジネスモデルの確立を目指します。

さらに、東南アジアや中東をはじめとする新興市場においては、ライセンス事業の多国展開、PB（プライベートブランド）商品の開発、オフィシャルショップ・イベント・カフェ運営などを通じて、ファンコミュニティの形成など、様々な協業案を両社で共同で検討してまいります。