【摂南大学】地域連携 柔道部・ラグビー部と寝屋川市立の中学校が連携 7月にスポーツ振興と学生の実践力向上を目指し『特別見学会』を開催
~中学生に活動の場を提供し、大学生の実践力向上にも貢献~
【本件のポイント】
●中学生に活動の場所と機会を提供することでスポーツ振興を図る
●大学生のリーダーシップ力・競技指導力などの実践力向上を目指す
●中学生・大学生・教員が各々に相乗効果をもたらすスポーツ連携プログラム
少子化や指導者不足などの理由から2022年4月より中学校の休日の部活動を地域移行する部活 動改革が進められている一方、どこから着手すればいいのか分からず改革が進まない自治体が多くあ ります。また今年6月には、少子化や教員の負担軽減などを理由に日本中学校体育連盟は2027年 から全国中学校体育大会の規模を縮小し水泳や体操など9つの競技を実施しないと発表しました。
本学ではスポーツ振興と学生の実践力向上を目指し2023年4月より週に1度、柔道部が寝屋川 市立の中学校と合同で練習を行っています。また今年4月から、ラグビー部でも同様の取り組みを始 めました。本取り組みにより、中学生は整備された環境で部活動やハイレベルな競技指導を受けることができ、本学の学生にとってもリーダーシップ力が高まり、競技指導の実戦経験を積むこともできます。さらに、本学との連携を通して部活動指導を行うことにより中学校教員の負担軽減につなが り、働き方改革の一助にもなっています。
特別見学会概要
名称 : 摂南大学スポーツ連携 特別見学会
日時 : 柔道部 2024年7月10日(水)、17日(水)、24日(水)
17:00~18:00
ラグビー部 2024年7月20日(土) 8:00~11:00
※ラグビー部の練習は天候により中止になる場合があります
集合 : 柔道部 摂南大学 寝屋川キャンパス 総合体育館1階 柔道場
ラグビー部 摂南大学 寝屋川キャンパス グラウンド
所在地 : 大阪府寝屋川市池田中町17-8
見学対象者: 中学・高校の教職員、中学・高校と大学が連携した部活動の活性化に関心のある方
大学生・中学生・中学校教員の声
本学の学生からは「中学生へのアドバイスを通して自分のプレイを見直すことになり、自分自身の勉強になる」「中学生の変化や成長を見ることがモチベーションアップにもつながっている」との声が上がっています。また中学生からは「大学生と一緒に練習ができることで手本を目の前で見ることができ、どのような動きをしたらいいのか具体的なイメージや目標を持ちやすい」等と、喜びの声が多く上がっており、大学生・中学生双方にとって良い刺激となっています。
さらに寝屋川市立の中学校の教員からは、「専門的で実践的な練習ができてとても助かっている」「大学生と一緒に練習をすることで、生徒の成長を著しく感じる」「他校や大学と連携することで指導面の相談もでき、負担軽減にもつながった」との声が聞かれます。
スポーツ連携に対する想い(摂南大学 スポーツ振興センター 職員 内部昭彦)
近年、中学生の柔道・ラグビーの競技人口は減少しています。その主な背景には、競技場所に限りがあることや専門的な指導者がいないという課題があります。本学では世界柔道形選手権で7度優勝している横山喬之講師を2010年に柔道部監督に、リオデジャネイロ五輪7人制ラグビー日本代表ヘッドコーチの瀬川智広准教授を2020年にラグビー部監督に招き、課外活動の活性化を図っています。専門的な指導者がいる本学に中学生を招くことで、スポーツ振興にもつながるのではないかと考え、本取り組みが始まりました。本学の教職員や学生が指導を担うことにより、子供たちのスポーツ離れを防ぐ一助になればと考えています。
スポーツは思春期の心身の成長や健康のためにも重要です。スポーツ振興センターでは、柔道やラグビーを始めとするスポーツに触れる機会を多くの子供たちに提供できるイベントも開催しています。
●柔道部監督 横山喬之(摂南大学 学生部スポーツ振興センター 講師)
【主な経歴】
‣2011~18年 全日本柔道連盟形競技(投の形) 日本代表
‣2011~18年 世界柔道形選手権大会(投の形) 優勝
‣2011~12年 アジア柔道形選手権大会(投の形) 優勝
‣2012~19年 全日本柔道形競技会(投の形) 優勝
●ラグビー部監督 瀬川 智広(摂南大学 学生部スポーツ振興センター 准教授)
【主な経歴】
‣1993~2000年 東芝府中ラグビー部(現:東芝ブレイブルーパス東京※1)
日本ラグビーフットボール選手権大会 優勝3回
‣2000~11年 東芝府中ラグビー部※2(現:東芝ブレイブルーパス東京)
コーチ・監督
‣2012~16年 男子7人制ラグビー 日本代表ヘッドコーチ
「リオデジャネイロオリンピック2016」
7人制ラグビーフットボール 4位
‣2017~18年 東芝ラグビー部ブレイブルーパス(現:東芝ブレイブルーパス東京)監督
※1:2021年にチーム名称を「東芝ラグビー部ブレイブルーパス」現在の「東芝ブレイブルーパス東京」に改称
※2:2003年にチーム名称を「東芝府中ラグビー部」から「東芝ラグビー部ブレイブルーパス」に改称
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