Yahoo!リサーチ 「かぜ薬市場」に関する調査
─────────────────────────────
改正薬事法の施行で注目される「かぜ薬市場」をシミュレーション
低価格・小容量の「ミニタイプ」投入で市場が変わる!?
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/cbc_kazegusuri.090609.html
インターネット定量調査にて、20~50代男女300人を対象に実施
(調査期間:2009年2月20日~2009年2月24日)
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改正薬事法の施行で注目される「かぜ薬市場」をシミュレーション
低価格・小容量の「ミニタイプ」投入で市場が変わる!?
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/cbc_kazegusuri.090609.html
インターネット定量調査にて、20~50代男女300人を対象に実施
(調査期間:2009年2月20日~2009年2月24日)
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<調査結果トピックス>
・小容量・低価格の新商品「ミニタイプ」に大きな反応。
Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社
(本社/東京都中野区、代表取締役社長/田部 信)では、自社調査専
用パネルを対象に、コンジョイント手法の1つである「CBC+HB※」
を用いて、かぜ薬市場に関する調査を実施・分析いたしました。
2009年6月から施行の改正薬事法により、一般用医薬品(大衆薬)
販売はコンビニやスーパー、家電量販店などの異業種が次々と参入
する新たな商戦に突入し、転機を迎えています。そのような中、商
品を提供する医薬品メーカーにとっても、今後の販売形態の変容や、
小売による自主企画商品(PB)との競合などを見据えた商品の開発
・提供が不可欠になると思われます。
Yahoo!リサーチでは、 大衆薬の代表的な商品「かぜ薬」につい
て、2つのタイプの新商品を投入した場合の市場インパクトをシミュ
レーションしました。その結果、特殊な条件下でのシミュレーショ
ン結果ではあるものの、内容量を減らし価格を抑えた「ミニタイプ」
への反応が著しく大きいことがわかりました。外出先や急な発熱な
どによる『緊急利用』や『低価格』ニーズなどを満たす商品として
今後の「かぜ薬市場」を大きく変える1つの鍵になり得るかもしれ
ません。
※CBC+HBについて:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/cbc-hb.html
<シミュレーション結果概要>
■小容量・低価格の新商品「ミニタイプ」に大きな反応。
+-------+------+------+------+------+------+------+------+
過去1年の使用者数が多かった上位3つのかぜ薬商品A、B、Cで市
場が構成されていると仮定し、この市場(以下、既存市場)に、
「商品Aリニューアル」「商品Aミニタイプ」の2つの新商品が発売
された場合の市場に与えるインパクトをシミュレーションしました。
◆ シミュレーション.1【商品Aリニューアル発売】
(商品Aの「服用頻度」を1日3回から2回に改良した商品を、商品A
に代えて発売)
商品Aのリニューアルにより、商品Aのマインドシェア(※)は38%か
ら43%に増えたものの、増加は5ポイントと少なく、「服用頻度」
の改良に対する消費者の反応は大きくありませんでした。
※「マインドシェア」=消費者の心の中で占める商品の購入意向
シェア
◆シミュレーショ.2【商品Aミニタイプ ラインナップ追加】
(商品Aの内包量を5日分から3日分に、価格を2,000円から1,400円
に下げた小容量・低価格の「ミニタイプ商品」を商品Aのラインナ
ップに追加)
商品A【ミニタイプ】は一気に44%のシェアを獲得し、商品Aと商品
A【ミニタイプ】を合わせたブランドAのトータルシェアは38%から
55%に17ポイント増加しました。しかしながら、商品Aのシェアは
38%から11%に大幅に減っており、商品A【ミニタイプ】は競合の
商品B、Cからシェアを奪うと同時に同一ブランドの商品Aからも大
きくシェアを奪い、カニバリゼーションを引き起こしています。
特定の条件下のシミュレーション結果であり、またカニバリゼー
ションの懸念もあるため、収益性も考慮した慎重な判断が必要にな
りますが、小容量・低価格の商品A【ミニタイプ】への反応は想像
以上に大きく、シェア拡大には有力な手段であると言えそうです。
■本リリースのURL
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/cbc_kazegusuri.090609.html
■調査結果の詳細はをご覧下さい(PDFレポート):
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/cbc_kazegusuri.090609.pdf
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<調査概要>
・調査目的 :かぜ薬の国内主要メーカーが新商品を発売するに
あたり、新商品投入後にどのような市場インパクト
を与えるかを事前にシミュレーションする。
具体的には以下の3点を明らかにする。
①かぜ薬市場の概況(基礎データ)
②自社(A社を想定)を取り巻く競合関係
③自社(A社を想定)の新しい商品プランの評価
・調査方法 :インターネットウェブ定量調査
・対象条件 :全国 20代~50代男女
300S(人口動態に即して性年代別に割付)
・実査時期 :2009年2月20日(金)~2009年2月24日(火)
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<関連の調査・分析手法/ソリューション>
コンジョイント分析:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/d03.html
ハイブリッドコンジョイントモデル:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/b04.html
PRICE2:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/b02.html
クラスター分析:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/d02.html
上記は一例です。この他にも、マーケティング課題やプロセスに
応じた多彩なソリューション、調査・分析手法をご用意していま
す。
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◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
─────────────────────────────
「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、
企業の成長に貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使
命です。
ヤフーバリューインサイト株式会社は、マーケティングリサーチ
のリーディングカンパニーとして、国内最大級かつ高品質な調査
パネルを基盤に、インターネットリサーチから従来型手法まで、
豊富なリサーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブラ
ンド共同運営を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充
実、インターネットにおけるノウハウやインターネット利用動向
の活用、そしてマーケティングテクノロジーの研究・開発を続
け、これまでにないサービスや価値を提供してまいります。
会社名 :ヤフーバリューインサイト株式会社
http://www.yahoo-vi.co.jp/
所在地 :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金 :7億円
代表者 :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容 :・マーケティングリサーチ事業
・データ解析事業
・マーケティングコンサルティング事業
・生活者情報データ・コンテンツ事業
[C-NEWS] http://c-news.jp/
所属団体 :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
・日本行動計量学会
・日本消費者行動研究学会(JACS)
・日本マーケティング・サイエンス学会(JIMS)
本件に関するお問い合わせ
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ヤフーバリューインサイト株式会社
マーケティングコミュ二ケーション室 広報
お問い合わせフォーム:
https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/contact/index.php
TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969
【引用・転載時のクレジット表記について】
本リリースの調査結果を引用される際は、必ずクレジットを明記
いただけますようお願いします。
例)「 Yahoo!リサーチ調べ」「Yahoo!リサーチの調査によると・・・」
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・小容量・低価格の新商品「ミニタイプ」に大きな反応。
Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社
(本社/東京都中野区、代表取締役社長/田部 信)では、自社調査専
用パネルを対象に、コンジョイント手法の1つである「CBC+HB※」
を用いて、かぜ薬市場に関する調査を実施・分析いたしました。
2009年6月から施行の改正薬事法により、一般用医薬品(大衆薬)
販売はコンビニやスーパー、家電量販店などの異業種が次々と参入
する新たな商戦に突入し、転機を迎えています。そのような中、商
品を提供する医薬品メーカーにとっても、今後の販売形態の変容や、
小売による自主企画商品(PB)との競合などを見据えた商品の開発
・提供が不可欠になると思われます。
Yahoo!リサーチでは、 大衆薬の代表的な商品「かぜ薬」につい
て、2つのタイプの新商品を投入した場合の市場インパクトをシミュ
レーションしました。その結果、特殊な条件下でのシミュレーショ
ン結果ではあるものの、内容量を減らし価格を抑えた「ミニタイプ」
への反応が著しく大きいことがわかりました。外出先や急な発熱な
どによる『緊急利用』や『低価格』ニーズなどを満たす商品として
今後の「かぜ薬市場」を大きく変える1つの鍵になり得るかもしれ
ません。
※CBC+HBについて:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/cbc-hb.html
<シミュレーション結果概要>
■小容量・低価格の新商品「ミニタイプ」に大きな反応。
+-------+------+------+------+------+------+------+------+
過去1年の使用者数が多かった上位3つのかぜ薬商品A、B、Cで市
場が構成されていると仮定し、この市場(以下、既存市場)に、
「商品Aリニューアル」「商品Aミニタイプ」の2つの新商品が発売
された場合の市場に与えるインパクトをシミュレーションしました。
◆ シミュレーション.1【商品Aリニューアル発売】
(商品Aの「服用頻度」を1日3回から2回に改良した商品を、商品A
に代えて発売)
商品Aのリニューアルにより、商品Aのマインドシェア(※)は38%か
ら43%に増えたものの、増加は5ポイントと少なく、「服用頻度」
の改良に対する消費者の反応は大きくありませんでした。
※「マインドシェア」=消費者の心の中で占める商品の購入意向
シェア
◆シミュレーショ.2【商品Aミニタイプ ラインナップ追加】
(商品Aの内包量を5日分から3日分に、価格を2,000円から1,400円
に下げた小容量・低価格の「ミニタイプ商品」を商品Aのラインナ
ップに追加)
商品A【ミニタイプ】は一気に44%のシェアを獲得し、商品Aと商品
A【ミニタイプ】を合わせたブランドAのトータルシェアは38%から
55%に17ポイント増加しました。しかしながら、商品Aのシェアは
38%から11%に大幅に減っており、商品A【ミニタイプ】は競合の
商品B、Cからシェアを奪うと同時に同一ブランドの商品Aからも大
きくシェアを奪い、カニバリゼーションを引き起こしています。
特定の条件下のシミュレーション結果であり、またカニバリゼー
ションの懸念もあるため、収益性も考慮した慎重な判断が必要にな
りますが、小容量・低価格の商品A【ミニタイプ】への反応は想像
以上に大きく、シェア拡大には有力な手段であると言えそうです。
■本リリースのURL
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/cbc_kazegusuri.090609.html
■調査結果の詳細はをご覧下さい(PDFレポート):
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/cbc_kazegusuri.090609.pdf
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<調査概要>
・調査目的 :かぜ薬の国内主要メーカーが新商品を発売するに
あたり、新商品投入後にどのような市場インパクト
を与えるかを事前にシミュレーションする。
具体的には以下の3点を明らかにする。
①かぜ薬市場の概況(基礎データ)
②自社(A社を想定)を取り巻く競合関係
③自社(A社を想定)の新しい商品プランの評価
・調査方法 :インターネットウェブ定量調査
・対象条件 :全国 20代~50代男女
300S(人口動態に即して性年代別に割付)
・実査時期 :2009年2月20日(金)~2009年2月24日(火)
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<関連の調査・分析手法/ソリューション>
コンジョイント分析:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/d03.html
ハイブリッドコンジョイントモデル:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/b04.html
PRICE2:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/b02.html
クラスター分析:
http://www.yahoo-vi.co.jp/method/d02.html
上記は一例です。この他にも、マーケティング課題やプロセスに
応じた多彩なソリューション、調査・分析手法をご用意していま
す。
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◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
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「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、
企業の成長に貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使
命です。
ヤフーバリューインサイト株式会社は、マーケティングリサーチ
のリーディングカンパニーとして、国内最大級かつ高品質な調査
パネルを基盤に、インターネットリサーチから従来型手法まで、
豊富なリサーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブラ
ンド共同運営を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充
実、インターネットにおけるノウハウやインターネット利用動向
の活用、そしてマーケティングテクノロジーの研究・開発を続
け、これまでにないサービスや価値を提供してまいります。
会社名 :ヤフーバリューインサイト株式会社
http://www.yahoo-vi.co.jp/
所在地 :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金 :7億円
代表者 :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容 :・マーケティングリサーチ事業
・データ解析事業
・マーケティングコンサルティング事業
・生活者情報データ・コンテンツ事業
[C-NEWS] http://c-news.jp/
所属団体 :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
・日本行動計量学会
・日本消費者行動研究学会(JACS)
・日本マーケティング・サイエンス学会(JIMS)
本件に関するお問い合わせ
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ヤフーバリューインサイト株式会社
マーケティングコミュ二ケーション室 広報
お問い合わせフォーム:
https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/contact/index.php
TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969
【引用・転載時のクレジット表記について】
本リリースの調査結果を引用される際は、必ずクレジットを明記
いただけますようお願いします。
例)「 Yahoo!リサーチ調べ」「Yahoo!リサーチの調査によると・・・」
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