テュフ ラインランド ジャパン、同社のジョン・オロボセレが、アジアでは初の選任となる、IECEEのCTLの委員長に就任したことを発表
テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ホルガー・クンツ)は、本日、2016年1月より、同社製品部のジョン・オロボセレが、国際電気標準会議が管轄する電気機器・部品適合性試験認証制度(IECEE*1)の試験機関委員会(CTL*2)の委員長に就任したことを発表しました。これは、アジアから初めての委員長就任であり、かつテュフ ラインランド グループからは、欧州も含め初めての就任となります。オロボセレは今後3年間に渡り、CTL委員長として、世界の試験機関の品質向上に携わります。
(*1) IECEE :IEC (International Electrotechnical Commission) System of Conformity Assessment Schemes for Electrotechnical Equipment and Components
(*2) CTL :Committee of Testing Laboratories
IECEEは、現在世界50ヵ国以上が加盟しています。電気機器の安全認証手続きをスムーズにし、国際貿易の促進を図ることを目的として、各国共通の電気機器安全試験・認証の仕組み(CBスキーム)を定めています。CTLは、IECEEの中の試験機関に関する委員会で、試験方法などの品質向上に努めています。
テュフ ラインランドは140年以上にわたり、電気製品の安全、品質に関わってきました。上述のCBスキームにも国内認証機関として参加し、さまざまな製品にCB証明書を発行しています。グループとしての証明書発行数は世界トップクラスです。
オロボセレはナイジェリア出身で、1999年よりテュフ ラインランド ジャパンで、製品の安全や品質の向上に関わる業務に従事しています。CTLには、2003年より技術審査員として参加し、その後主任審査員として、指導的立場で多くの試験所を審査してきました。そして、日本代表としてCTLの委員長にノミネートされ、2015年6月、IECEE CMCのドバイの会議で委員長に選出されました
CTL委員長就任にあたり、オロボセレは次のように述べています。「CTL委員長として、電気製品の安全を守る任務をいただき、とても光栄に思っています。今般、無線技術の発展により、電気製品の安全や品質にも新しい挑戦が始まっています。今後は、先駆者の実績や自分の経験をもとに、IECEEのCTL委員長として、安全・品質のさらなる発展を目指します。そして、人、技術、環境の調和の一端を担ってまいります」。
※オロボセレのCTL委員長就任については、映像でもご覧いただけます。下記リンクをご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=HmetnYUxnpo
<参考> IECEE ウェブサイト
http://www.iecee.org/
【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。69ヵ国に拠点があり、従業員数は19,300人、年間売上高は17億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.jpn.tuv.com
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