新たな産業用CT(phoenix v|tome|x m)導入に伴うサービス体制強化のお知らせ
株式会社JMCは、GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ株式会社(以下、GE SIT社)製マイクロフォーカスCTの最上位機種である「phoenix v|tome|x m」を2018 年第1 四半期に新工場であるコンセプトセンター第5期棟(長野県飯田市)に導入することを決定しましたのでお知らせいたします。
「phoenix v|tome|x m」は、scatter|correct(散乱線補正システム)を搭載し、VDI2630 準拠の高精度計測を実現するCT装置です。scatter|correct を搭載するCT装置を受託サービス業で導入した事例はなく、この度の当社の導入が国内初となります。
現在、当社はGE SIT社製の「phoenix nanotom m」2台及び「phoenix v|tome|x C450」1台を保有しておりますが、「phoenix v|tome|x m」導入によって、ミリ/マイクロ/ナノフォーカスという全てのクラスのCT装置を保有することになります。これにより、顧客のあらゆる要望に対応可能な国内最高水準の受託サービス体制が構築されるとともに、受託撮影能力の大幅な強化が実現します。
また、平成29 年2月にGE SIT社と当社はCT装置及び関連サービスの販売に関する業務提携契約を締結しておりますことから、保有するCT装置の実践的使用から得られる高度なノウハウや技術をCT装置及び関連サービスの販売へ今後より一層活用してまいります。
【導入装置概要】
名 称:phoenix v|tome|x m
X 線管:300kV マイクロフォーカス 180kV ナノフォーカスの2 管球を搭載
検出器:Dynamic41|100
(4,000x4,000 ピクセル、ピクセルサイズ100μm のフラットパネルディテクタ)
備 考:scatter|correct を搭載(受託サービスとしては国内初導入)
VDI2630 規格に準拠した高精度メトロロジーシステムを搭載
【サービス情報】
https://www.jmc-ct.jp/
<ご参考:産業用CTについて>
CT(コンピュータ断層撮影、Computed Tomography、以下「CT」)は、近年、三次元データ技術などの発展により、計測機能を持つ産業用CTが開発され、非破壊検査(放射線検査)や対象物の三次元データの取得などに利用され始めております。
非破壊検査において、CTで撮像したデータに記録された欠陥は、専用ソフトウェアのプログラムにより自動検出することができるため、超音波検査や赤外線検査などと比べ、特に欠陥の検出能力に優れ、高い品質精度が求められる航空宇宙などの分野の検査手法として注目されております。これに関連し、政府は、2017 年度中に小企業の航空宇宙産業への進出を支援するため、非破壊検査の技術者育成の訓練所や試験設備の創設を行うことを公表しております。
また、三次元データの取得用途としては、撮像した三次元データから3Dプリンタ用のCADデータに変換できるため、撮像した物体と同一形状のものを作製するリバースエンジニアリングに活用できます。リバースエンジニアリングは、三次元データのない製品(数十年前などの古い製品や手作り品等)のデータ作成手法として、製造業の製品開発分野においても需要が広がっております。
上記以外にも、産業用CTは、従来の非接触測定機のように多重反射などのノイズがなく、また対象物にサーフェイサーを塗布せずに検査・測定することができるため、より高い精度や速さを求める産業分野で活用され始めております。
「phoenix v|tome|x m」は、scatter|correct(散乱線補正システム)を搭載し、VDI2630 準拠の高精度計測を実現するCT装置です。scatter|correct を搭載するCT装置を受託サービス業で導入した事例はなく、この度の当社の導入が国内初となります。
現在、当社はGE SIT社製の「phoenix nanotom m」2台及び「phoenix v|tome|x C450」1台を保有しておりますが、「phoenix v|tome|x m」導入によって、ミリ/マイクロ/ナノフォーカスという全てのクラスのCT装置を保有することになります。これにより、顧客のあらゆる要望に対応可能な国内最高水準の受託サービス体制が構築されるとともに、受託撮影能力の大幅な強化が実現します。
また、平成29 年2月にGE SIT社と当社はCT装置及び関連サービスの販売に関する業務提携契約を締結しておりますことから、保有するCT装置の実践的使用から得られる高度なノウハウや技術をCT装置及び関連サービスの販売へ今後より一層活用してまいります。
【導入装置概要】
名 称:phoenix v|tome|x m
X 線管:300kV マイクロフォーカス 180kV ナノフォーカスの2 管球を搭載
検出器:Dynamic41|100
(4,000x4,000 ピクセル、ピクセルサイズ100μm のフラットパネルディテクタ)
備 考:scatter|correct を搭載(受託サービスとしては国内初導入)
VDI2630 規格に準拠した高精度メトロロジーシステムを搭載
【サービス情報】
https://www.jmc-ct.jp/
<ご参考:産業用CTについて>
CT(コンピュータ断層撮影、Computed Tomography、以下「CT」)は、近年、三次元データ技術などの発展により、計測機能を持つ産業用CTが開発され、非破壊検査(放射線検査)や対象物の三次元データの取得などに利用され始めております。
非破壊検査において、CTで撮像したデータに記録された欠陥は、専用ソフトウェアのプログラムにより自動検出することができるため、超音波検査や赤外線検査などと比べ、特に欠陥の検出能力に優れ、高い品質精度が求められる航空宇宙などの分野の検査手法として注目されております。これに関連し、政府は、2017 年度中に小企業の航空宇宙産業への進出を支援するため、非破壊検査の技術者育成の訓練所や試験設備の創設を行うことを公表しております。
また、三次元データの取得用途としては、撮像した三次元データから3Dプリンタ用のCADデータに変換できるため、撮像した物体と同一形状のものを作製するリバースエンジニアリングに活用できます。リバースエンジニアリングは、三次元データのない製品(数十年前などの古い製品や手作り品等)のデータ作成手法として、製造業の製品開発分野においても需要が広がっております。
上記以外にも、産業用CTは、従来の非接触測定機のように多重反射などのノイズがなく、また対象物にサーフェイサーを塗布せずに検査・測定することができるため、より高い精度や速さを求める産業分野で活用され始めております。
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