3/23・24、ノーベル平和賞受賞のマララさん初来日! 『わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち』3/6刊行(西村書店)
全世界で6500万人の女の子が、もっとも重要な権利――学ぶ権利――を奪われている、と言われています。
「女の子だから」。それは、女の子を元気づける言葉であるとともに、時には傷つける言葉でもあります。本書で紹介されているのは、性差別、貧困、児童労働といった困難な状況にも負けず、自分の未来を切り拓こうとしている世界の8人の女の子です。深刻な問題を解決するために、私たちにできることは何か、考えてみるにも最適な1冊。
■「女の子だから」、ーー学校に行けない。ーー食事はみんなの食べ残し。
女の子だからという理由で、
先進国に生まれ育つ子どもたちに当たり前のように与えられているものが、
与えられない子は世界にたくさんいます。
たとえば、学校に行かせてもらえなかったり、食べ物を十分にもらえなかったり、
13歳や14歳という早すぎる年齢での結婚や、借金の肩代わりの労働を強いられたりすることもあります。
■でも、「女の子だから」、世界を変えることができる!
この本に紹介されている8人の女の子たちは、そんな困難な境遇にあっても、
夢を心の支えに、決してあきらめません。
女の子だからこそ、知っていることを話そうと思う。
女の子だからこそ、共同体の中心にいる。
女の子だからこそ、チャンスさえあれば、家族を貧困から救えるはず。
―――「Because I am a Girl(わたしは女の子だから)」のマニフェストより(本文5p)
負の連鎖を断ち切るためにはどうすればいいのかを考え、
それに向かってひたむきに進む姿は、その子だけでなく周りにも変化をもたらしています。
ネパール、ジンバブエ、パキスタン、フィリピン、南スーダン/ウガンダ、ペルー、ウガンダ、カナダ。
それぞれの国に暮らす彼女たちが、抱えている悩み、日々の嬉しいこと、辛いこと、そして、頑張っていることや将来の夢を、率直に語っています。
各章に設けられている「ねえ、知ってる?」のコーナーでは、
関連するトピックスをわかりやすく解説。
私たちを取り巻くより大きな社会的問題について知ることができるようになっています。
「女の子だから…」のあとにつづくのが希望に満ちた言葉になる世界、
そして、どこに住んでいても誰もが等しく権利を守られる世界を実現するためには、
私たちに何ができるのでしょうか。
それは、私たちの社会が共有している課題にも通じているかもしれません。
世界中の女の子が抱える問題について知り、考えてみる一助となる本です。
■2014年ノーベル平和賞受賞、マララ・ユスフザイさん初来日!
2014年ノーベル平和賞を史上最年少の17歳で受賞したマララ・ユスフザイさん。
3月23・24日に東京で開催される「第5回国際女性会議WAW!」への出席が報道され、
大きな注目を集めています。
「女の子も教育を受ける権利がある」と主張しつづけたことで、武装集団の襲撃を受けましたが、決してくじけることなく、「1本のペン、1冊の本が世界を変える」との信念のもと、
すべての子どもたちが教育を受けられるようにと精力的な活動をつづけるマララさん。
自分の未来を切り拓こうとする女の子たちのシンボル的な存在となっています。
◆著者のひとりであるローズマリー・マカーニーは、国際NGOプラン・インターナショナル、カナダ事務所前代表。プランのグローバルキャンペーン「Because I am a Girl(わたしは女の子だから)」の立ち上げに関わりました。同キャンペーンは、性差別をなくして女の子の権利を守り、貧困から救うため、2007年から実施されています。
【 著者・訳者 紹介 】
文●ローズマリー・マカーニー(Rosemary McCarney)カナダの国連大使および国連のジュネーブ軍縮会議の常任理事。国際NGOプラン・インターナショナル、カナダ事務所前代表。プランのグローバルキャンペーン「Because I am a Girl(わたしは女の子だから)」を立ち上げたメンバーのひとりでもある。同キャンペーンは、性差別をなくして女の子の権利を守り、貧困から救うため、2007年から実施されている。国連の「国際ガールズ・デー」(10月11日)制定にも尽力した。主著に、『マララさん こんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』『マララの物語 わたしは学校で学びたい』『すごいね! みんなの通学路』『私はどこで 生きていけばいいの?』(以上、西村書店)がある。
文●ジェン・オールバー(Jen Albaugh)
小学校教師と図書館司書を経験し、現在はフリーライター兼編集者としてトロントで活動中。プランの活動と「Because I am a Girl」プロジェクトに深く感銘を受けた。
訳●西田佳子(にしだ よしこ)
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業。主な訳書に、『わたしはマララ』(共訳・学研プラス)、『マララさん こんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』『マララの物語 わたしは学校で学びたい』『すごいね! みんなの通学路』『私はどこで 生きていけばいいの?』『赤毛のアン』『ファング一家の奇想天外な謎めいた生活』(以上、西村書店)。
【 書 誌 情 報 】
■『わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち』 ■2019年3月16日発行
■ISBN 978-4-89013-996-5 ■定価:本体2300円+税
■ローズマリー・マカーニー、ジェン・オールバー 、国際NGOプラン・インターナショナル 文 西田佳子 訳
■A5変型判・上製・96ページ ■対象:小学校高学年以上 /小学5年生以上の漢字にルビ ■発行・発売:西村書店
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/12660
【 好 評 既 刊 】
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『マララさん こんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』
ローズマリー・マカーニー 文 西田佳子 訳
B4変型判・上製・32ページ
ISBN:978-4-89013-954-5
定価:本体1,200円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/3274
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『マララの物語 わたしは学校で学びたい』
レベッカ・L・ジョージ 文 ジャンナ・ボック 絵 西田佳子 訳
B4変型判・上製・41ページ
ISBN:978-4-89013-970-5
定価:本体1,400円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/6801
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『〈世界に生きる子どもたち〉すごいね!みんなの通学路』
ローズマリー・マカーニー 文 西田佳子 訳
B4変型判・上製・34ページ
ISBN:978-4-89013-982-8
定価:本体1,500円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/8989
第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書/小学校中学年の部
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『〈世界に生きる子どもたち〉私はどこで 生きていけばいいの?』
ローズマリー・マカーニー 文 西田佳子 訳
B4変型判・上製・26ページ
ISBN:978-4-89013-990-3
定価:本体1,500円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/11492
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『イクバル 命をかけて闘った少年の夢』
キアーラ・ロッサーニ 文 ビンバ・ランドマン 絵 関口英子 訳
A4変型判・上製・112ページ
ISBN:978-4-89013-986-6
定価:本体2,200円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/9371
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『ネルソン・マンデラ その世界と魂の記録』
ベニー・グール写真 ロジャー・フリードマン著 金原瑞人、松浦直美 訳
B4変型タテ・上製・304ページ
ISBN:978-4-89013-793-0
定価:本体4,600円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/12032
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