株式会社シーユーシー、インドネシアで人工透析施設の運営管理を行う合弁会社PT CUC Cipta Husadaを設立
■合弁会社設立の目的
人工透析施設の運営管理サービス会社として2006年に設立されたMCHは、人工透析クリニックや病院内の人工透析施設の運営管理を行っており、2023年2月現在、インドネシアで46拠点の人工透析施設を運営管理しています。
一方、CUCは2014年に創業し、「医療という希望を創る。」を使命に掲げ、日本とアジアのヘルスケア市場における幅広い領域で事業を展開しています。インドネシアにおいては2019年に首都ジャカルタを中心に、日本で培ったノウハウや経験を活かして人工透析施設の経営支援を開始し、同国の医療制度をはじめ、ヘルスケア市場に貢献しています。
CUCは、CCHの設立によって、人工透析施設の支援先をインドネシア全土に大きく拡大し、同国で増加する末期腎不全患者の治療に貢献します。また、CUCが日本で培った透析施設の経営支援に関する知見と、MCHが有するネットワークなどを活用し、人工透析施設の経営支援を通して良質な治療を提供できるよう、事業を展開していきます。
■将来の展望
CCHの事業展開を通じ、より安価で良質な透析治療の提供に取り組んでいくことを計画しています。
今後も「医療という希望を創る。」という私たちの使命を実現するため、インドネシア国内における医療課題の解決に積極的に取り組むことを通して、さらなる事業拡大に取り組んでいきます。
■MCH President DirectorのAgus Hendrosusanto氏のコメント
この度、CUCと合弁会社を作ることができ大変光栄に感じています。これからCUCと多くの透析施設を支援していきたいです。
■インドネシアのヘルスケア市場の展望
インドネシアの人口成長率は1.1%(2018年時点)で、2030年には同国の人口は2億9,920万人に達すると予測されており(*1)、より多くの人が良質な医療にアクセスできる環境を作ることが急務となっています。
同国の2020年の国民一人当たりの医療費は133USドルと、2000年と比較して約8倍に増加(*2)しており、中間所得層の増加とともに生活習慣病の患者数の増加も懸念されています。生活習慣病の一つであり、慢性腎臓病の要因の一つでもある糖尿病はインドネシアにおける死因の第3位(2019年)となっており(*3)、こうした状況から、食事や運動などの生活習慣への注目や、健康意識が高まっています(*4)。
※参考資料
(*1) 医療国際展開カントリーレポート 新興国等のヘルスケア市場環境に関する基本情報 インドネシア編(経済産業省2021年3月)
(*2) World Health Organization. Global Health Expenditure Database
https://apps.who.int/nha/database/country_profile/Index/en
(*3) Institute for Health Metrics and Evaluation (IHME)
https://www.healthdata.org/indonesia
(*4) ヘルシーライフスタイル:ジャカルタ版(日本貿易振興機構(ジェトロ)2018年3月)
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2018/ff9bb182691f5f50/hls-jkt.pdf
■インドネシア基本情報
正式国名:インドネシア共和国
国土:約192万㎢
首都:ジャカルタ
人口:2億7,000万人(2020年時点、BPS:インドネシア統計局データより)
■会社概要
・PT CUC Cipta Husadaの概要
社名 :PT CUC Cipta Husada
所在地 :Gading Mediterania Residences Apt. Unit #RK/26/C, JI. Boulevard Gading Raya,Kelapa Gading, Jakarta Utara
代表者 :President Director, 田邉 隆通
設立 :2023年3月9日
出資比率:CUC SINGAPORE PTE.LTD. 67%、PT Masa Cipta Husada 33%
・株式会社シーユーシーの概要
社名 :株式会社シーユーシー
所在地 :東京都港区芝浦3丁目1−1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
代表者 :代表取締役 濵口 慶太
設立 :2014年8月8日
「医療という希望を創る。」を使命に掲げ、さまざまな医療課題の解決に向けて、国内外の医療機関の経営支援事業と、訪問看護・在宅ホスピス事業等に取り組んでいます。2019年にインドネシア、ベトナムでの医療機関の経営支援事業を開始しており、今後も積極的に海外展開を検討しています。
※事業の詳細情報はサステナビリティレポート2022、CUCグループ紹介パンフレットをご覧ください。
サステナビリティレポート2022:
https://www.cuc-jpn.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/CUC_SR2022.pdf
CUCグループ紹介パンフレット:
https://www.cuc-jpn.com/wp/wp-content/uploads/2022/11/202304_grouppamphlet.pdf
・PT Masa Cipta Husadaの概要
社名 :PT Masa Cipta Husada
所在地 :Gading Mediterania Residences Apt. Unit #RK/26/C, JI. Boulevard Gading Raya,Kelapa Gading, Jakarta
代表者 : President Director, Agus Hendrosusanto
設立 :2006年12月
事業内容:人工透析施設の設立、透析施設の運営管理
事業拠点数:46
インドネシアで人工透析施設の設立と運営管理サービス事業を展開しています。質の高い人工透析サービスを提供し、同国で増加する末期腎不全患者様の生活を支えています。
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