在住外国人が日本国内旅行で求めるものは「ご当地グルメを堪能すること」と「地元の人との触れ合い」

在住外国人「外出・旅行」に関するアンケート調査~8割以上がアフターコロナにしたいことは「日本国内旅行」と回答~

ENGAWA株式会社

創刊50年以上の歴史を誇る在住外国人向け英字ライフスタイルメディア「Tokyo Weekender」を運営しているENGAWA株式会社(代表取締役:牛山 隆信、本社:東京都新宿区)は、Tokyo Weekender読者を中心とする在住外国人コミュニティに向けて、「外出・旅行」に関する意識調査を実施いたしました。

【トピックス】

  • 8割以上が新型コロナウイルスが落ち着いたら日本国内旅行をしたいと回答
  • 在住外国人が日本国内旅行で楽しみにしていることは「ご当地グルメを堪能すること」
  • 国内旅行の満足度を左右する大きな要素は 「地元の人との触れ合い」
  • 国内旅行に需要があるものの、営業しているか、安全かどうか、他県から旅行者がくることに反対ではないかといった新型コロナウィルスに関する懸念点も多くあがった。
調査方法     :インターネットによるアンケート調査
調査期間     : 2020年07月10日~2020年07月26日
調査対象     :在住外国人109人が回答

  • 新型コロナウイルスが落ち着いたタイミングで最もしたいことは「日本国内旅行」

新型コロナウイルスが落ち着いたタイミングでしたいこととして一番多かった回答は、1位に日本国内旅行(83.5%)、続いて2位に国内外旅行(74.3%)、3位LIVE・演劇等の鑑賞(45.9%)となりました。

新型コロナウィルスの影響で外出自粛が続いていることもあり、アフターコロナにしたいこととして国内旅行や国外旅行が多く、在住外国人にとっても日本の各地への旅行需要が高いことが分かりました。 

 

  • 今まで行った国内旅行の場所で一番満足度が高かった場所は北海道

在住外国人が今まで行った国内旅行の場所で一番満足度が高かった場所は、1位に北海道、2位 京都、3位 沖縄という結果になりました。

北海道が選ばれた理由は、「スキーなどのアクティビティ、パウダースノーの素晴らしさ」「自然・景色」「食べ物」「人が親切で宿泊施設がすばらしい」という理由があげられました。

続いて多かった京都は、「祇園、寺社の数の多さ、食べ物」「素晴らしい食事、素敵な人々、豊かな歴史」と、食事に関する項目は北海道と同様の回答があった他、歴史・文化的な体験に魅力を感じる意見が多かったです。中には、「10回以上行っていますが、必ず未体験のことがあります。」と回答する人もいました。

3位の沖縄は北海道同様「美しい自然」「地元の人が親切で親しみやすい」「料理がとても美味しかった」などの意見が上げられました。

 

上位3か所の共通点として「地元の人の親切さや触れ合い」をあげており、地元の人との触れ合いやホスピタリティの良さが満足度を高める上で重要な要素であることが分かりました。

 

  • 今後、日本旅行で行きたい地域は、九州が人気

今後、日本旅行で行きたい地域では、1位に九州 (59.6%)、2位 北海道 (55%)、3位 沖縄 (51.4%)という順番になりました。設問2「今まで行った場所で最も満足度が高かった場所」における上位の北海道と沖縄も2位と3位に入っていますが、「今後、行ってみたい」地域としては九州が1位に選ばれました。

在住外国人にとって、北海道、沖縄、京都などはすでに行ったことがある方も多く、まだ行っていない場所で行きたい人とリピーターとしてまた行きたい人の合計が一番多い地域が九州であったと推測されます。

 

  • 日本国内旅行でしたいこと1位は、ご当地グルメを食べること

日本国内旅行でしたいことは、1位がご当地グルメを食べる(64.2%)、2位が温泉旅館に泊まる (56%)、3位に自然の名所観光 (53.2%)となりました。

他の調査データを参考に、在住外国人、訪日外国人、日本人を比較してみると、在住外国人と訪日外国人が日本旅行に求めることとして1位にグルメをあげていますが、日本人は3位という結果になっています。日本独自の体験でもある温泉に関しては、日本人は1位、在住外国人は2位に対し、訪日外国人は上位3つに入ってはいませんでした。このことから、同じ外国人でも、訪日外国人と在住外国人では、日本国内旅行に求めるものに差異があることがわかりました。
 

【参考資料】

  • 日本国内旅行を計画するときは、口コミなどの体験談を参考にしている

日本国内旅行を計画するときに参考にするツールは、1位友人・知人の口コミ(61.5%)、2位観光地のサイト(57.8%)、3位口コミサイト (55%)となりました。

友人からの口コミや口コミサイトなど、体験談を参考にしているといえますが、2番目に「観光地のWEBサイトを参考にしている」も多いことから、旅行先の地方自治体や観光関連のWEBサイトで情報収集をしつつ、旅行経験者の声を参考にしているといえます。
 

  • 日本国内旅行に行くにあたり気になることはコロナウィルスに関する情報

日本国内旅行をするにあたり気になることとして、1位が行きたい施設がコロナの影響で空いているか(63.3%)、2位 3密にならないか(62.4%)、3位 他県から旅行者が来ることに地元の人が反対しないか(41.3%)と、新型コロナウィルスに関することが上位にあがりました。

日本国内旅行への需要はあるものの、新型コロナウィルスが終息していない現段階において、安全に旅行ができるかどうかが気がかりであることが分かりました。Go To トラベルキャンペーンがスタートした現在、国内旅行の需要が増えているなか、在住外国人旅行客に向けてもコロナ対策の情報発信が重要となってきます。



 

【調査結果について】
ENGAWA株式会社では、在住外国人に対しての定量的な意識調査から具体的な商品・サービスに対する詳細な定性調査など様々な調査が実施可能です。今回の調査結果もご要望に応じてカスタマイズすることが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。


【Tokyo Weekenderについて】

1970年に創刊され、英字誌としては日本で最も歴史のある英字ライフスタイル誌・WEBマガジン。日本在住の外国人はもちろん、増加する訪日外国人旅行客(インバウンド)や海外から日本や東京のユニークな情報を求めるファンに向けて、他にはない魅力的な情報を毎日発信しています。マガジン×デジタル×コミュニティのプラットフォームを効果的に活用した外国人へのコミュニケーション展開が可能です。
https://www.tokyoweekender.com/


【ENGAWAについて】

2015年12月に日本を代表するPR会社サニーサイドアップのメンバーに、1970年の発行から50年の歴史を持つ英字メディアTokyo Weekenderのチームを加えENGAWA株式会社を設立。外国語メディアの運営、KOL・インフルエンサーマーケティング、日本の魅力を発信していくOMOTENASHI Selectionの運営など、海外・インバウンドに向けたコミュニケーション支援を行っています。

会社名 : ENGAWA 株式会社(読み:えんがわ)
設立   : 2015年12月1日

資本金 : 155,785,000円(2019年6月末時点)
代表取締役 : 牛山隆信
従業員数: 40名(2020年6月末時点)
ホームページ: https://engawa.global/

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広告・宣伝・PR旅行・観光
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会社概要

ENGAWA株式会社

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URL
http://engawa.global/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー 31階
電話番号
03-6804-6226
代表者名
牛山隆信
上場
未上場
資本金
8855万円
設立
2015年01月