第8回「朝日学生新聞社児童文学賞」「ドゥリンビルの仲間たち」が受賞

オーストラリア在住の大矢純子さん

 朝日学生新聞社が主催する第8回「朝日学生新聞社児童文学賞」の最終選考会が東京・築地の同社で行われ、オーストラリアに住む大矢純子さん(55歳)の小説「ドゥリンビルの仲間たち」が選ばれました。受賞作は朝日小学生新聞で今秋に連載し、その後、出版します。同賞の小学生応募部門である朝日小学生新聞賞には、5年生の本田響也くん(兵庫県宝塚市)の「扉のおくは別世界」が選ばれました。
 朝日学生新聞社児童文学賞は、プロ・アマチュアを問わず小学校高学年向けの未発表小説を募るもので、2010年に設けられました。過去の受賞作には、出版後に第43回児童文芸新人賞を受賞した「星空点呼 折りたたみ傘を探して」(第4回)などがあります。
 今年は児童文学賞に46作品、小学生新聞賞に29作品の応募がありました。最終選考は、社内選考委員と朝日小学生新聞読者の子どもたち3人、読書指導に取り組む小学校の先生、図書館司書の方の、合わせて8人で行いました。
 「ドゥリンビルの仲間たち」は、小学生時代をオーストラリアで過ごした主人公ジュンヤが友だちやそのおじいさんとの「宝探し」を通して、自分に降りかかる問題に立ち向かっていく物語です。「扉のおくは別世界」は、たいくつな生活を送っている「ぼく」と友だちが、扉をへだてた不思議な世界へ迷い込んだ話です。3月20~22日に朝日小学生新聞で全文を紹介します。
 表彰式は3月19日、朝日新聞東京本社で実施します。受賞者取材などのお問い合わせは朝日学生新聞社出版・新コンテンツ部(TEL.03-3545-5436、担当・當間)へお願い致します。

■受賞者のことば
【朝日学生新聞社児童文学賞】「ドゥリンビルの仲間たち」 作:大矢純子
 オーストラリアで日本語教師をしています。この作品に書いたことはすべて、私がオーストラリアで教えている子どもたちから「いただいた」ものであり、日本の子どもたちに伝えたいと思ったことです。「いじめられないように」生きようとすると、自分という人間が縮こまってしまうことがあります。なぜ仲間からはじかれてしまうのか。そんな「いじめの種」を自分自身で見つけ出すことができれば、大人になってからも自分を守ることができるのではないでしょうか。作品には、そんな思いをこめました。

【朝日小学生新聞賞】「扉のおくは別世界」 作:本田響也(兵庫県・小学5年)
 はやみねかおるさんの本がすごく好きで、はやみねさんのような小説家になりたいと思っています。
 「扉のおくは別世界」では、たいくつな毎日をおくっている小学生「影」と友だちの露人が扉の向こうの世界に迷いこみます。実際のぼくは「影」とちがって、たいくつしそうなときは、新しいことをしたり、自分でやる好きなものを見つけたりして、たいくつを忘れるようにしています。今回の筋は頭にポーンとうかんで、細かいところを書きこんでいきました。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディア会員登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 株式会社朝日学生新聞社 >
  3. 第8回「朝日学生新聞社児童文学賞」「ドゥリンビルの仲間たち」が受賞