東京文化資源会議「ひじりばし博覧会2021 in ソラシティカンファレンスセンター」を開催
東京文化資源会議主催(共催:sola city Conference Center)による「ひじりばし博覧会2021」を、2021年5月5日(水・祝)に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区神田駿河台4-6)にて開催いたします。
ひじりばし博覧会では、文化資源に関わる様々な取り組みを展示やワークショップなどの体験コンテンツや、セミナー、シンポジウム、そして楽しいお食事コーナーなど、幅広い催しを用意しています。遊び、学び、体験し、見て、食べるを、一日かけて文化資源を楽しめる「博覧会」です。
ひじりばし博覧会では、文化資源に関わる様々な取り組みを展示やワークショップなどの体験コンテンツや、セミナー、シンポジウム、そして楽しいお食事コーナーなど、幅広い催しを用意しています。遊び、学び、体験し、見て、食べるを、一日かけて文化資源を楽しめる「博覧会」です。
https://tcha.jp/hijiribashi-exhibition2021/
【企画概要】
名称:ひじりばし博覧会2021 in ソラシティカンファレンスセンター
日時:2021年5月5日(水・祝)10時〜21時
場所:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区神田駿河台4-6)
入場料無料(*プログラムによって、事前予約が必要なものがあります)
当日、出入り自由(一部企画は事前予約制あり)
*新型コロナウイルス感染拡大の状況に応じて、プログラムが急遽変更になることがあります。あらかじめご了解ください。
【企画内容】
午前10時から21時まで、多種多様な企画展示やセミナー、シンポジウムなどが開催されています。ご興味や関心のあるものは、自由に出入りしてご参加ください。(各催しは、展示やお食事を除き、開場は開始30分間からとなっています)一部、Zoom等を活用したオンラインのみの開催があります。
■基調シンポジウム「旨味都市の文化創生~2030列島ビジョン」
場所:Room C
時間:13時30分〜15時30分
東京文化資源会議では、その設立と同時に発表した『東京文化資源区構想報告書』(2015年5月)の提言内容に沿って各種プロジェクトやその関連イベント活動を約6年間にわたって展開してきました。その成果を踏まえて、さらに今後の発展を期すべく、当初想定した東京都心3区(千代田区・文京区・台東区)の枠を超えた全国的な文化資源活用とそのための制度改革を視野に入れた構想『旨味都市の文化創生 ― 列島ビジョン2030』を昨年(2020年11月)策定しました。本シンポジウムでは、これまでの東京文化資源会議活動の成果を踏まえつつ、同構想に盛られた「旨味都市」の内実とその可能性を議論し、ポストコロナ期の日本の文化資源活用の展望を開いていく出発点にしたいと考えます。
(1)主催者挨拶 伊藤滋(東京文化資源会議会長)
(2)来賓挨拶 樋口高顕(東京都千代田区長)
(3)報告「旨味都市の文化創生について」 吉見俊哉(東京文化資源会議幹事長)
(4)パネルディスカッション
<パネリスト>(50音順、敬称略)
・伊藤滋(東京文化資源会議会長・東京大学名誉教授)(予定)
・高野之夫(東京都豊島区長)
・田中元子(グランドレベル代表)
・三浦展(カルチャースタディーズ研究所代表)
・吉見俊哉(東京大学教授、東京文化資源会議幹事長):司会
■「神田かいわい指標」ワークショップ
場所:Room C
時間:10時〜12時
神田まちづくり懇談会では、2021年5月5日開催のひじりばし博覧会2021にて「神田かいわい指標」ワークショップを昨年度に引き続き実施します。
神田エリアでは昨今の都心回帰の流れで大小様々な開発圧力が高まる中で地域にとって公共性や納得性の高い都市開発やまちづくりが求められています。千代田区は警察通り沿道整備協譲会を立ち上げ、共通する一つのイメージの神田ではなく、小さな魅力的で個性的なまちまち、かいわいを捉える必要性を認識してきました。一方で、開発事業者はそれぞれ再開発協議組合を中心に主に町会と議論を重ね合意を伴う開発を進めています。
このような背景のもと、東京文化資源会議・神田まちづくり懇談会では、大学関係者が中心となって地元の納得感のある開発を進めてもらうため、かいわいの特徴を捉える指標の開発をおこなってきました。
今回の「神田かいわい指標」ワークショップでは、神田まちづくり懇談会で検討してきた「神田かいわい指標」について、(1)指標の考え方、(2)指標の使い方、(3)実際の指標による地区の評価、を提示するとともに、神田警察通り沿道整備協議会による神田地域のまちづくりビジョンとかいわい指標の連携の方法を議論していきます。
第1部 かいわい指標およびまちづくりビジョンの紹介の部
(1) 主旨説明 小林正美(明治大学)
(2) 神田警察通り沿道整備協議会によるビジョン紹介(予定) 中島伸(東京都市大学)
(3) 神田かいわい指標の紹介 真鍋陸太郎(東京大学) 薄井宏行(東京大学) 和歌山公博(明治大学)
第2部 意見交換の部
(4) 会場との意見交換:司会 小林正美・小泉秀樹(東京大学)
■やねせんあたり研究会 vol.02
場所:Terrace Room
時間:10時30分〜12時
「やねせんあたり」を演習や卒論や修論のテーマに取り組む大学・大学院生、まちづくりや建物保全・活用など実践的な立場から研究・プロジェクトに関わる人が、それぞれの活動を発見し、地域の活動としての展開につなげるための場づくりの一貫として、2020年度の活動の発表会を行います。
1. 主旨説明
2. やねせん調査研究のひろがり
* 背景と近年の活動展開
* 花重たてもの調査
3. 学生発表
1. 卒業研究(谷中エリア)
2. 演習(本郷エリア)
4. 意見交換・今後の活動への展望
■上野ナイトパーク Meet Up
場所:Terrace Room
時間:13時〜15時
パンデミックに翻弄され実現しなかった企画、それでも獲得できた成果を踏まえて、ゲストと共にモビリティ、都市、メディアアートなどの視点から上野ナイトパークの可能性を拡張的に描きだす2部構成のセッション。
■「しのばず遊ぼう!池と町 ウォーク&プレイ」上映会
場所:Room A
時間:13時〜15時
スポーツ文化資源チームは、本年3月に、上野仲町通り商店街と連携して、「ウォーク&プレイ」という企画を実施しました。具体的には、上野池の端の文化資源(とくにスポーツ文化資源)を生かして、誰もが一緒に楽しめる遊び方を動画で提案するというものです。本企画は、「ウォーク&プレイ」の動画を上映し、わたしたちのチームが池の端のスポーツ文化資源をいかに調べて、いかに動画にしていき、それをどう実践へとつなげていくかを検討するものです。以下、簡単に動画の紹介をします。
「ウォーク編」は、上野の山、不忍池の畔、仲町を巡り、各スポットの歴史や文化資源について語りながら、ゴールを目指します。起伏に富んだ上野の地形を、スピードにとらわれず、自分のペースでゆっくり身体を動かしながら、上野の山と池之端のポイントを辿ります。
「プレイ編」は、上野仲町通り商店街の魅力ある店舗や、全長270mの直線的な通りを生かして、10分時間当てウォーク、まちなか視力検査、お手玉ボッチャ、まちなか玉入れなど、誰もが一緒に楽しめる遊びを工夫してみました。
■地面と文化資源
場所:Room C
時間:14時〜16時
-漫然と歩いていたけれど「地図を見てはじめてわかる」文化資源があり、地図を見て「歩いてみないとわからない」文化資源がある-
我々の社会に蓄積されてきた地図は、文化資源に関する情報を伝え、残す重要なツールです。その一方で、地図そのものもまた、重要な文化資源でもあります。古地図を使った街歩き、文化資源の散策は全国各地で行われています。さらに様々な技術革新によって、地図はその可能性を広げてきました。スマートフォンの地図を使って現在地や経路を検索して移動することはもはや当たり前の行為となっています。また、デジタルな地図をバーチャルな空間としてとらえ直し、その上を旅するオンラインツアーの取り組みも多くの人々を惹きつけています。
本シンポジウムでは、文化資源会議が進める「地図ファブ」の取り組みと、最先端の技術と地図を組み合わせたサービスを展開している皆さんの事例を共有していきます。地図を軸とした歴史の上に新たな動きが生まれ、新旧様々な文化資源の発見をもたらし、地図そのものが新たな文化資源となっていく可能性を議論してまいります。
概要説明:鈴木親彦(地図ファブ・プロジェクトマネージャー/人文学オープンデータ共同利用センター)
基調講演:中村雄祐(東京大学)
事例報告:(株)ゼンリン
事例報告:(株)stroly
パネルディスカッション
モデレーター:中村雄祐
登壇者:(株)ゼンリン (株)Stroly 牧野友衛(メタ観光推進機構・代表理事)
■シンポジウム「池、その文化都市生成力を問う―不忍池文化圏の可能性」
場所:Terrace Room
時間:16時〜18時
名月や池をめぐりて夜もすがら 芭蕉―都市の水辺の中でも、穏やかで優しい水面を持ち、その周囲をゆっくりと巡ることができる池は、人々の暮らしと密接に結びついていた。人々は池に導かれて、その周囲を回遊しながら、会話と思索、活動を重ね、拡げ、その地固有の文化を有する界隈を生み出してきた。
東京では、近代化の過程において、少なくない数の池が埋め立てられ、姿を消していったものの、幸いなことに、現在でも上野の不忍池や大名庭園由来の池、武蔵野の水源池などが健在である。これらの池、そして池が育んできた界隈が、文化都市・東京の一つの側面をかたちづくっている。
本パネルディスカッションでは、『不忍池ものがたり』の著者で、不忍池の歴史と文化に関する第一人者である鈴木健一先生に基調講演をいただいた後、上野の不忍池から池之端、さらにその南へひろがる界隈におけるまちづくりの課題と可能性についての理解を深めることを念頭に置きつつ、福岡や北京などの、他の先進的な池文化都市、界隈の事例報告をもとに、池の文化都市形成力について問いたいと考えている。
登壇者
鈴木健一(学習院大学)※基調講演
張天新(北京大学) 黒瀬武史(九州大学) 永野真義(東京大学) 前川弘美(長岡商事)
司会進行
中島直人(東京大学)
■ポストコロナ禍の社会に宗教はどう応えていくのか
場所:Room A
時間:16時〜18時
新型コロナウイルスの世界的な流行は、社会のあらゆる側面に影響を及ぼし、世間には先の見えない不安が広がっています。一方で、その流行はこれまで見えてこなかった社会の様々な問題を浮かび上がらせ、価値観を問い直すきっかけともなりました。本ラウンドテーブルでは、宗教家と研究者が宗教、宗派、学問の垣根を越えて集まり、新型コロナウイルスの流行が終息した後(ポストコロナ禍)の日本で宗教が果たす役割と可能性、社会と宗教の関係について共に考えます。信仰、哲学、宗教学、精神医学、臨床心理学、民俗学、社会学など、参加者それぞれの立場•専門分野の多角的な視点から、ポストコロナ禍の社会を支える宗教文化のあり方を探ります。
■東京歴史文化まちづくり連携 フォーラム2021
場所:Room C
時間:16時30分〜18時30分
■トラムがつくる新しい経済圏
場所:Room B
時間:17時〜19時
■秋葉原の未来を示す7つの柱
場所:Terrace Room
時間:19時〜21時
東京の中でもひときわ大きな個性を放つ街である秋葉原。この街は、時代の変化を反映し、また時には変化を先取りしながら今日まで発展してきました。そして現在、秋葉原は何度目かの大きな変化を迎えようとしています。秋葉原の未来はどのようなものになっていくのでしょうか。その兆しであり、これからの秋葉原を支える「柱」でもあると考えられる7つのテーマに注目し、各分野の有識者とともに議論します。
■「AIでRCカーを走らせよう!@広域秋葉原」〜パーツはすべてアキバにある!! 自動運転レースに挑戦
場所:sola city Hall
時間:13時〜17時
人工知能で市販のラジコンカーを走らせるレクチャーとエキシビションレースを開催します。人工知能? と聞くと難しそうに聞こえますが、体験するだけならコンピューターの経験のある人 なら中学生から大人まで誰でもチャレジ可能。 やり方は、AIカーのセッティングができたらまずは人間が操作してコースを周回、AIがコース周 辺の風景と運転操作を学習します。それをもとにAIカーが人間が操作するように自動走行します。 しくみは、市販のRCカーに電子工作用マイコンのRaspberry PiやJetson nanoを搭載、走行 データをもとに学習モデルを生成、AIカーにインストールしたグーグルの人工知能TensorFlowで 自動運転します。
将来的に、身の回りにあふれることになる人工知能がどんなものか? 手で触れるようにして 体験できます。当日は、AIカーの代表的なモデルである「Donkey Car」、「JetRacer」、フェイスブックペー ジ「AIでRCカーを走らせよう!」のメンバーが作った自作AIカーのエキシビションレースを開 催。「子どもとv.s.AI/未来の仕事はAIにとられてしまうのか?」と題して人間とAIカーのレースも予定しています。
■『本郷のキオクの未来 2021』展
場所:エントランス
時間:13時〜17時(予定)
文京区本郷には、下宿屋の流れを汲んだ旅館街、そして数多くの銭湯、学生街を形成していた様々な商店など、いろんな形の都市の「文化」が培われてきました。 しかし、現在の本郷の街を見てみると、そうした文化資源と呼べるものがどんどん姿を消しています。そんな中、2015年の銭湯「菊水湯」の営業終了を契機として、文京建築会ユース・株式会社松下産業・東京大学・跡見学園女子大学・文京区・地域住民などの本郷にゆかりがあるメンバーが集まり、「本郷のキオクの未来」プロジェクトが立ち上がりました。 現在も、東京文化資源会議のご協力のもと、本郷の魅力発信につながる文化資源の保存・記録・活用を目指し、活動をしています。この度の「ひじりばし博覧会」では、私たち「本郷のキオクの未来」プロジェクトの活動の成果とともに、文京区本郷の文化資源を感じていただける資料を展示いたします。
■アキバフロンティア 2021――ソラシティからアキバ文化の最前線をお届けします
場所:エントランス
時間:13時〜17時
アキバ文化の最前線を、秋葉原エリアのフロンティアである御茶ノ水から発信します。また広域秋葉原作戦会議が考える秋葉原の将来像や変化の兆しについても展示します。
■麹町照覧(デジタルハリウッド大学展示)
場所:エントランス
時間:13時〜17時(予定)
■ガイトウスタンド展
場所:エントランス
時間:13時〜17時(予定)
昨年10月、不忍池のほとりの歓楽街・仲町通りに誕生した「飲める街灯」ことガイトウスタンド。今回はそのモックアップに加え、現在検討中の様々なデザインバリエーションのガイトウスタンドを展示予定です。
■spods 移動型クリエイションスタジオ
場所:屋外広場
時間:13時〜17時(予定)
「移動型クリエイションスタジオ」プロジェクト「spods」による、モビリティとエンターテインメントの融合の可能性をもとに、「移動型の新体験」を実践します。
■PIZZERIA & BAR NOHGA 特製ピザロール
場所:屋外広場
時間:13時〜17時(予定)
PIZZERIA & BAR NOHGA の薪窯で焼いた特製ピザロール(マルゲリータ等)。ご一緒に初夏にぴったりのビールやソフトドリンクもご堪能ください。
イベントチラシはこちらからダウンロードできます。
https://tcha.jp/wp-content/uploads/183f9a127de92bc30b6e806f1e62e152.pdf
【注意事項】
・主催者スタッフは全員マスクを着用いたします。
・会場は、一定程度の距離が保たれるよう、座席の配置などを工夫いたします。
・新型コロナウィルス感染予防対策として、ご来場の際はマスク着用のご協力をお願いいたします。
・咳エチケットをお守りいただきたく、ご協力お願いします。
・石鹸を使用しての手洗い励行にご協力お願いいたします。
・イベント会場受付(入口)に消毒液を設置いたしますので、ご利用をお願いします。
・発熱・咳・全身痛等の自覚症状がある場合、体調がすぐれない場合は、無理をなさらずご来場の是非を慎重にご検討ください。
・会場内で体調の異変を感じた場合は、ご遠慮なくお近くのスタッフにお声がけください。
・新型コロナウイルス感染拡大の状況に応じて、プログラムが急遽変更になることがあります。あらかじめご了解ください。
主催:東京文化資源会議
共催:sola city Conference Center
後援:千代田区
協力:デジタルハリウッド大学/大学院 お茶ナビゲート Akiba.TV株式会社
【問い合わせ】
東京文化資源会議事務局 e-mail:info@tcha.jp
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