CI&Tとニューベイシブ、発注作業の完全デジタル化により業務効率の向上を実現

CI&T株式会社

CI&T株式会社(以下、CI&T)は、NuVasive Inc. 及び、株式会社ニューベイシブジャパンのパートナーとして、多文化チームによるDXプロジェクトにより、営業・カスタマーサービスの残業時間を削減し、業務効率を約30%向上させることに成功致しました。



グローバル企業のDXを先導するCI&Tは、2018年3月、米国NuVasive Inc. 及び、株式会社ニューベイシブジャパン(以下、ニューベイシブ)のパートナーとなり、2019年1月より、リーン・アジャイル開発手法を用いた社内アプリケーションの構築プロジェクトを通して、業務のデジタル化促進、デジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献してまいりました。

ニューベイシブ(https://nuvasive.jp/)は、統合的なソリューションにより、侵襲性の低い手術を実現する、脊椎技術イノベーションのリーディングカンパニーです。売上高は10億ドルを超え、約2,700人の従業員を擁し、世界50カ国以上で外科医、病院、患者に向けサービスを提供しています。

 同社は、日本における営業チームの業務の完全デジタル化を検討しており、その経験値からCI&Tをパートナーとして選びました。当初、デジタル化は一部に留まっており、営業担当者が注文を受けた製品発注をマニュアル作業で行っていたため、時間的コストがかなりかかっている状況でした。そこで、営業・カスタマーサポート担当者の業務効率性や製品管理の向上などの観点から、「製品発注アプリ」の開発を実施しました。

三国にまたがるグローバルチームでのアジャイル・プロジェクト
CI&Tとニューベイシブのプロジェクトチーム(開発・ビジネス)は、日本、米国、中国の参加国に渡るものでした。アジャイルという、パートナー企業同士の連携が重要になってくる手法を用いながらも、異なる時差・言語・文化の壁を、様々な取り組みを用いて乗り越えました。各国の文化における、考え方や業務スタイルの違いなどを学ぶ時間を設けるなどして、互いを充分に理解することが、業務コミュニケーションを円滑に進めるポイントとなりました。

エンドユーザーを意思決定の中心に据える
アプリケーションを構築する前に、実際に製品を使用するエンドユーザー(営業・カスタマーサービス担当者)にインタビューを行い、ニーズを取り入れながら、実際の開発に落とし込みます。構築した製品を実際にエンドユーザーに使ってもらい、フィードバックを得ながら作り上げていくことで、変化するニーズにも対応した、よりユーザーに寄り添ったソリューションを提供することが可能となります。

本プロジェクトにプロジェクト責任者として携わった、ニューベイシブ社のITシステム部長である、ジュリー・ウェストコット氏は、次のように述べています。
「このプロジェクトでは、ビジネスニーズを理解し、ニューベイシブの営業やカスタマーサービスチームにとって最適なアプリケーションを構築するために、アジャイル開発手法を採用しました。CI&Tとパートナーシップを組み、多文化チームの一員として、お互いの違いを活かしながら、日本でのビジネスのやり方に大きな影響を与えるアプリケーションを作り上げることができたのは素晴らしいことでした。」

また、本プロジェクトにプロジェクトマネージャーとして関わった、CI&Tのシニア・オペレーショントランスフォーメーションマネージャーの橋永ローズは、次のように述べています。
「このプロジェクトは、最初から非常にチャレンジングで、面白いものでした。プロジェクトを通して、異なる背景や文化を持つ人々と一緒に仕事をすることがいかに素晴らしいことなのかを身をもって感じました。多様性や多文化についてはよく耳にしますが、日々の業務の中でそれに直面し、課題を克服できたことは、私にとって貴重な経験となりましたし、リーダーとして成長させてくれました。
また、結果として、ユーザーがアプリを気に入って使い続けてくれているのは、何よりも嬉しいことです。私たちの最大の役割を果たせたと思っています。」

 今回構築したアプリケーションの導入により、時間にして30%以上の効率化を実現することに成功しました。また、ニューベイシブジャパンのカスタマーサービス、営業担当者のニーズから構築されたこのアプリケーションは、ニューベイシブの海外拠点にも順次展開される予定です。CI&Tは今後も、ニューベイシブ社のグローバルパートナーとして、革新的なソリューション提供とデジタルトランスフォーメーションへのサポートをしてまいります。


◎「Web担当者Forumミーティング2021春」登壇について
また、2021年5月24日(月)25日(火)開催の「Web担当者Forumミーティング2021春」にて、CI&Tのリーン・アジャイル手法を用いた価値提供プロセスを紹介すると共に、ニューベイシブ社の本プロジェクト事例を紹介いたします。ニューベイシブ社のグローバルIT部長のジュリー・ウェストコット氏のコメント動画も多数紹介する予定でございます。
視聴登録は、こちらのページよりお願いいたします。
https://www.evt-entry.com/webtan_spring/
(※弊社のセッションは5月25日(火)16時10分~16時50分の予定です。)


CI&Tについて
デジタル・トランスフォーメーションを加速するために - CI&Tはエンドー・ツー・エンドでデジタル変革を支援するパートナーです。デジタルネイティブな組織として、包括的かつスケーラブルなソリューションで顧客各社のビジネスインパクト実現を加速してきた25年の実績があります。グローバル展開する戦略・リサーチ・データサイエンス・デザイン・開発の4,000名の専門家たちとともに、顧客体験の革新および運用最適化による売上成長を可能にします。詳しくは、https://ciandt.com/jp/jaをご覧ください。

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会社概要

CI&T株式会社

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URL
http://www.ciandt.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27-5 リンクスクエア新宿 16階
電話番号
03-5778-4980
代表者名
セザール・ゴン
上場
海外市場
資本金
6500万円
設立
2009年07月