アトラシアン、Confluence とTrelloの新機能を発表 ニューノーマルに対応したリモートワーク実現に向けて
新型コロナウィルス感染拡大の影響で企業がリモートワークへの迅速な移行を余儀なくされた結果、各社でITツールの導入が急速に進み、Trelloについても2020年3月中旬には利用登録数が前年比73%増を記録しました。この間、各企業内ではチーム間でのコラボレーションを維持するために、複数のチームで異なるツールを使用するに至っています。全体をまとめる仕組みがないままに、一時的かつ部分的な対応が行われたため、企業は情報の整理と共有が一層複雑化するという課題を抱えています。
これらの課題を解決するために、アトラシアンではConfluenceとTrelloに新たな機能を追加します。これにより、ニューノーマルに対応したリモートワークと企業におけるDXの実現に向けたプロセスが一段と進めやすくなるとみています。
【ConfluenceとTrelloの新機能】
Confluence ページインサイト
ページインサイト:ドキュメント上部に合計閲覧数に、想定閲覧所要時間の表示機能を追加しました。これによって、多忙を極める時でも、コンテンツを読む適切なタイミングと方法を判断することができます。閲覧者は、ページビューに基づいてどのページが重要か、また、当該ページを読むのにおよそどのくらいの時間がかかるかを一目で確認することが可能です。
バルクコンテンツ管理:ワンクリックで複数のページをアーカイブできるようになり、コンテンツの管理者やページを閲覧するユーザーの時短に繋がります。また、移動、ラベル付け、削除やエクスポートなど複数のページを一度にまとめて操作することが可能になります。
スマートリンク:新しいスマートリンクにより、ユーザーはConfluence上で外部からの情報を得ることができます。外部コンテンツを挿入すると、コンテンツの簡単な情報がハイパーリング上に表示されます。また、内容のプレビューが確認できるカード形式か、表示方法を選択することもできます。
同時フィードバック:編集モードでインラインコメントを表示、作成、解決できるようになります。ページ上部にある新しいアイコンにより、すべてのインラインコメントにすばやく移動し、フィードバックを一度に表示することができ、ページ内での対話が迅速に進みます。対面でやり取りしなくても、その場でフィードバックをもらいながらプロジェクトに反映することで、協業を進めることができます。
Trello
Trello チームテーブルビュー・ベータ版
チームテーブルビュー*・ベータ版:今回のベータ版は、テーブルビューのアップデート第一弾となります。複数のボードにまたがるデータを一か所で表示できるようになります。これはユーザーから最も要望の高かった機能で、様々なプロジェクトの作業を読みやすく、管理しやすいテーブル形式で確認することができるようになります。ベータプログラムは、すべてのTrelloユーザーからの申し込みを受け付けています。機能の詳細と申し込みについてはTrelloブログ(https://blog.trello.com/ja/trello-table-view)をご参照ください。*本機能の名称は今後、変更される可能性があります。
アトラシアン株式会社代表取締役社長スチュアート・ハリントンは、次のように述べています。「世界中でリモートワークが普及しつつあり、多くの企業で職場環境の分散化が一段と進むと考えられます。異なる部署や社員間で複数のワークフローが進行しており、各タスクの計画や管理を従来のEメールによる情報交換に頼るのはもはや不可能といえます。企業のリーダーの方たちは、今後長い目でみて、社内のチーム・コラボレーションを円滑に進めるための管理システムやツールが自らの組織に備わっているのかを真剣に考えるべきではないかと思います」。
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アトラシアンについて
2002年豪州シドニーで創業。あらゆるチームの可能性を解き放つことを企業のミッションとし、チームによる作業の整理、議論、完遂を支援するコラボレーションソフトウェア開発を手掛けています。アトラシアンの顧客はゼネラルモーターズ、ウォールマートラボ、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、リフト、スポティファイ、NASAなど17万1000社を超えています。顧客企業はプロジェクト管理、コンテンツ作成・共有やサービス管理ツールを利用することでチーム・コラボレーションを実現し、期限内に質の高いサービスや製品を提供することがきています。主要製品はソフトウェア開発チーム向けのオンプレミスおよびSaaSプロダクトで、Jira Software(プロジェクト管理)、Confluence(コラボレーション)、Trello(タスク管理)、Bitbucket(ソースコード管理)、Jira Service Desk(ITSM)などがあげられます。日本法人のアトラシアン株式会社は2013年の設立以来、日本語によるお問い合わせ対応や技術サポートの提供、マーケティングなどの業務を行っています。https://www.atlassian.com/ja
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