【カーシェアの影響とは!?】DeNAが考えるカーライフの未来 - オートアライアンス/メディアラボが現地レポートを公開

シェアリングの普及で一番大きな影響を受けるとも言われている自動車産業の今後を見据えるべく、オートアライアンス/メディアラボが日車協連主催 戦略構築サポートセミナーの現地レポートの一部を一般公開。

ネット関連サービスを展開するDeNAは、個人間のカーシェアリングを仲介するサービスAnycaを開始。
100年に一度の大変革期と言われている自動車業界に、今話題のカーシェアリングサービスはどのような影響を与えるのか、日車協連青年部「第8回 全国大会 茨城」の戦略構築サポートセミナー(SSS)に登壇したエニカの事業責任者が考えるシェアリングの可能性とクルマの未来についての内容をお届けする。

2018年11月10日、「先行きが不透明な時代、戦略なきは座して死を待つがごとしと言われている。優位性ではなく差別化、そのような戦略構築の学びの場になれば。」との横岡摂樹部会長の挨拶とともに、日本自動車整備協同組合連合会(以下、日車協連)青年部全国大会茨城の会場にて、戦略構築サポートセミナーが開催された。

今回の第八回青年部全国大会 茨城の出席者数は過去最多の400名を超え、二つの会場で開催された4つのセミナーには多くの鈑金塗装事業関連の受講者が参加した。その中で、今回は「DeNAが考えるカーライフの未来」の現地レポートをお届けする。
 

トヨタが11月1日にBtoCのカーシェアリングサービスを開始するとのリリースを出すなど、自動車のトレンドが「所有」から「共有・利用」へとシフトする中、当セミナーでは、インターネットとAIを強みとするDeNAが手掛けているオートモーティブ事業の個人間(CtoC)カーシェアリングアプリ「Anyca(エニカ)」の事業責任者、馬場光氏が登壇し、AIやテクノロジーにより変わりゆくモビリティ事業についてついて、開発最前線の現状も交えつつ話を行った。

自動運転化とシェアリングというトレンドは確実に来る未来とも言われており、DeNAでは、自動運転社会を見据え、日産と共に開発を進めている自動運転技術を活用した交通サービス「イージーライド」、最寄りの交通ハブから目的地までのラストワンマイルを無人運転バスで結ぶ「ロボットシャトル」などの実用化を目指している。
 

 

  • 「Anyca(エニカ)」は、クルマを使わない間にシェアしたいオーナーと、必要な時に好みのクルマを使いたいドライバーをマッチングする、新しいカーシェアサービスです。国内外の乗用車をはじめスポーツカーや旧車のほか、痛車と呼ばれる個性的なものまで様々で、現在都内を中心に4,000台以上が登録(2018年1月時点)されており、気分やシチュエーションに合わせた選択が可能です。「Anyca(エニカ)」は、これからもより多くの方々にカーシェアの魅力やドライブの楽しさを体験していただくとともに、純粋にクルマを楽しんでもらう機会を提供してまいります。

今回のセミナーのメインテーマとなった「エニカ」は、DeNAのシェアリング事業にあたる。

エニカは、車に乗りたいユーザーと車の所有者をマッチングするアプリで、モバイルインターネットの普及により生まれてきている個人レベルでの信用経済をベースとしたサービスの典型的なものと言える。

エニカは、「誰もが数台のマイカーを持つ未来」、「あらゆる人やモノが、安心・安全に移動できる社会」の実現を目指しており、2015年9月にサービスを開始してから3年で会員17万人、登録車数6000台(内2,000台は東京都)を突破している。

利用者アンケートでは86.5%が「乗ってみたかった車種の車に乗れる」と回答。利用の多かった車種トップ3が「BMW 3シリーズ」「ポルシェ カイエン」「BMW Z4」という結果にも、その活用の傾向が表れている。
 

出所:DeNAプレスリリース(PR TIMES)より出所:DeNAプレスリリース(PR TIMES)より

 

​また、エニカでは、カーオーナーがカーシェアの料金を自身で設定できるが、BMWなどの車種が、24時間5,000円程度から提供されていることなどもあり、人気の理由になっている(休日24時間5000円~1万2000円が54%以上)。


また、最近では、エニカでのカーシェアを前提とした車種購入を行うカーオーナーも出てくるなど、ユーザーの認知も広がってきている。

参照:カーシェアで最大で98%の維持費軽減に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000013971.html
 

 

DeNAでは、「走る、曲がる、止まる」などの運転の基本性能はカーメーカーと提携するなどしつつ、最終的には、ワンストップでユーザーがモビリティサービスを使用できることを目指している

個人間カーシェアを普及させるにあたり、ユーザーの不安をなくし「安心安全なカーシェア」という認知を獲得することが必要との観点から、エニカではサービス説明会(毎週)やプロのカメラマンを招いた無償のクルマ撮影会(毎週)、ユーザー交流イベント(毎月)など、様々な取り組みを継続的に行っている。

また、クレジットのみの支払い、免許証とクレジットカードの名義人の確認などの利用時のルールを設けているほか、事故が起こった際のアフターサポートの充実も図っている。

エニカ使用時の事故に関しては、利用ユーザーがシェアしてもらっている自動車になるため、エニカがプラットフォームとなり、事故修理分配センターの役割を果たす仕組みになっている。

個人間カーシェアに関しては、まだ都市部に利用者が集中しており、地方での運用には時間がかかるとの予想もあるが、公共交通機関や提携企業などと連携したBtoCビジネスを交えた施策もサービスの普及のために行う方針だ。
 

都道府県別登録車両台数  出所:DeNAプレスリリース(PR TIMES)より都道府県別登録車両台数  出所:DeNAプレスリリース(PR TIMES)より

近隣国のアジアを含め海外においては、UBERを始めとするライドシェア事業が一般化し、生活の足としてなくてはならないものとなっている。他の取材における現地視察においても、ライドシェアアプリを活用した方が安くて、便利で、安心との声も多く聞いており、移動に関わるモビリティサービスは、インターネットでつながった前提で成立するものがすでに一般化し始めている。

エニカでは、現在すでにオーナー/ドライバーの物理的な鍵の受け渡しを省くためのスマートキー機能を搭載した専用のハードウェアデバイスのサービスを開始するなど、利便性の向上が図られており、今後ますます新しい技術によって、自動車を共有(シェア)する未来が一般的になってくることが予想される。

“乗ってみたい”に出会えるカーシェアリングアプリAnyca
https://anyca.net/

日本自動車車体整備協同組合連合会
http://www.jabra.or.jp/

日本自動車車体整備協同組合連合会青年部会
http://jabra-yg.jp/

記事:オートアライアンス/メディアラボ
http://autoalliance.jp/update/2003/
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