WMパートナーズ、株式会社ラボルに対する投資実行のお知らせ

この度、WMパートナーズ株式会社（代表取締役社長：徳永 康雄、以下「WM」）が管理運営するWMグロース5号投資事業有限責任組合は、株式会社ラボル（本社：東京都渋谷区、代表取締役：建部 大、以下「ラボル社」）に対する投資を実行したことをお知らせいたします。当社をリードとした総額約32億円（デット含む）の資金調達を実施し事業の拡大を加速してまいります。

ラボル社は「あらゆる人々に平等なお金の価値を」をビジョンに掲げ、フリーランスが生活面や信用面で不自由なく活動できる社会を実現すべく、フリーランス専用のワンストップ金融サービス（チャレンジャーバンク）の構築を進めています。

現在、日本では政府主導の働き方改革や多様な働き方の推進により、フリーランスとして働くことを希望する人が増加しています。しかし、従来型の金融審査では、勤務先や月収の安定性等を重視することから、フリーランスは、自身の正しい支払い能力に沿った金融サービスを受けられないという課題を抱えていました。このような状況に対し、ラボル社はファイナンシャル事業とメディア事業の2つの柱で、フリーランスや個人事業主、そして小規模事業者（SMB）が抱える経済的課題の解決に貢献しています。ファイナンシャル事業では、AI等のテクノロジーを最大活用し、請求書買取をおこなうAIファクタリングサービス「labol（ラボル）」、事業費用の支払いをクレジットカードで先延ばしができるカード決済サービス「labol（ラボル）カード払い」を提供。また、メディア事業では、資金繰りノウハウ提供や専門業者の斡旋を行う「資金調達プロ」を提供しています。

今回、ラボル社がより⼀層の成⻑を果たすためには戦略的なパートナーシップが必要という考えのもと、エクイティ・パートナーとして、当社との資本提携にいたりました。

当社は今後とも、成長企業に対し、創業者・経営陣に寄り添いながら、株式流動化及びグロース・キャピタル等の資金支援、役員派遣等の人材支援、IT支援、成長戦略の策定支援などのあらゆる成長支援を行ってまいります。

【ラボル社の概要】

会社名　：株式会社ラボル

本社　　：東京都渋谷区道玄坂一丁目20番8号

代表　　：代表取締役CEO 建部 大

資本金　：113百万円

事業内容：請求書買取をおこなうAIファクタリングサービス「labol（ラボル）」、事業費用の支払いをクレジットカードで先延ばしができるカード決済サービス「labol（ラボル）カード払い」、資金繰りノウハウ提供や専門業者の斡旋を行う「資金調達プロ」の提供

URL　　：https://labol.co.jp/corp/

WMパートナーズについて

WMパートナーズは、2013年に設立された独立系投資会社であり、プライベート・エクイティ業界において10年以上の投資経験と様々な事業バックグラウンドを持つ投資プロフェッショナルがチームを構成しています。

日本におけるグロース・キャピタル投資のパイオニアとして、分散投資型のベンチャーキャピタルや企業買収型のバイアウトファンドとは異なるユニークな投資戦略を持ち、成長を志す経営チームに最適な資本と株主政策を提案してまいりました。

成長資金の提供に留まらず、事業承継問題の解決、事業再編の推進、資本構成の是正等、様々な経営課題の解決やニーズに対応し、中堅・中小企業のエクイティ・パートナーとして、更なる成長を支援致します。

設立　　　　：2013年7月

代表者　　　：松本 守祥 、徳永 康雄

資本金　　　：30百万円

株主　　　　：パートナー、日本政策投資銀行

本社所在地　：東京都千代田区麹町三丁目2番地　垣見麹町ビル4階

事業内容　　：未上場株式等への投資、プライベート・エクイティ・ファンドの運営・管理

運営ファンド：
WMグロース3号投資事業有限責任組合（2014年～、出資総額62億円）

WMグロース4号投資事業有限責任組合（2017年～、出資総額106億円）

WMグロース5号投資事業有限責任組合（2022年～、出資総額121億円）

ホームページ：http://www.wmpartners.jp/