「キユーピー㈱の高機能ヒアルロン酸勉強会」開催レポート
〜参加者満足度約98%※、美容皮膚科医と語るヒアルロン酸研究の最前線〜
キユーピー株式会社のグループ会社である株式会社トウ・キユーピー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:谷川和正)が運営する「キユーピーウエルネス」は、2025年11月、美容関係者および日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ®約450名を対象に「高機能ヒアルロン酸勉強会」を開催いたしました。
当日は、美容皮膚科医・阿部みち医師による美容医療の視点からヒアルロン酸の基礎知識を解説し、キユーピー㈱が40年以上取り組む「高機能ヒアルロン酸」の研究・独自技術についても紹介しました。
※勉強会の参加者を対象に実施したアンケートにおける有効回答数(延べ252名)をもとに算出

■ 開催背景
キユーピー㈱は、ヒアルロン酸の国内出荷量No.1※のリーディングカンパニーとして、1980年代から卵と鶏のトサカにあるヒアルロン酸の研究を皮切りに、現在では、乳酸菌発酵による高純度なヒアルロン酸を化粧品向け成分として供給しています。
ヒアルロン酸は美容の現場で欠かせない成分である一方、その機能は分子量の調整や修飾方法によって大きく変化します。本勉強会は、身近な成分でありながら奥深いヒアルロン酸について、美容医療からセルフケアまで幅広い視点で理解を深めることを目的に実施しました。
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■ 第一部:美容皮膚科医が解説 ― ヒアルロン酸の基礎知識と美容医療の最前線

第一部では、美容皮膚科 Mクリニック(渋谷)院長・阿部みち医師が登壇。
美容医療の視点から、ヒアルロン酸の構造、体内での働き、加齢による変化、そして美容医療における応用について解説しました。
<ハイライト>
・ヒアルロン酸は1gで約6Lの水を保持する高い保水成分
・皮膚に存在するヒアルロン酸量は加齢と共に大幅に減少
・分子量で働きが大きく変化(保湿/浸透/弾力/肌再生など)
・美容医療では“形を変える”注入治療から、肌を育てるスキンブースターへと進化
■【解説】ヒアルロン酸の役割と加齢変化

ヒアルロン酸は化粧品成分として広く知られていますが、元々は牛の目の硝子体から発見された成分で、グルコサミンとN-アセチルグルコサミンが繰り返されてできたムコ多糖類です。1gで約6Lの水を保持できる非常に高い保水力を持ちます。
肌の水分保持やハリの維持に欠かせない一方で、体内のヒアルロン酸量は年齢とともに減少していきます。細胞機能の低下、紫外線ダメージの蓄積、酸化ストレスによる活性酸素の増加、女性ホルモンの減少などが主な要因です。
ヒアルロン酸の減少は、乾燥やハリ不足などの肌老化だけにとどまらず、関節や目など全身にも影響を及ぼします。そのため、肌の内外両面からアプローチすることが重要です。
■【解説】分子量による機能差と美容医療の変化
ヒアルロン酸は分子量によって肌への働きが大きく異なり、以下の特徴があります。
・高分子量ヒアルロン酸:皮膚表面にとどまり、高い保湿効果を発揮
・低分子・超低分子ヒアルロン酸:肌の深部に浸透し、シワ改善・肌再生をサポート
特に超低分子ヒアルロン酸は、バリア機能の向上や肌再生を促す“機能性美容液”として注目されています。
また美容医療においては、自然な若返りを叶える次世代ヒアルロン酸「スキンブースター」が広がり、肌自体を育てる治療が主流となりつつあります。
■ 実験デモ:分子量による“粘度と働きの違い”を可視化

阿部医師と田川氏によるトークセッションでは、キユーピー㈱が扱うヒアルロン酸原料を用い、分子量による特性の違いを視覚的に示すデモンストレーションを実施しました。
一般的にヒアルロン酸は、分子量が大きいほどとろみが強く、高分子ヒアルロン酸は濃厚な保湿感を持ちます。一方、低分子ヒアルロン酸は粘度が低く、サラサラと肌になじみやすいのが特徴です。
分子量の異なるヒアルロン酸水溶液にビー玉を落とし、落下スピードで粘度差を比較すると、以下のような違いがありました。
・高分子ヒアルロン酸:粘度が非常に高く、ビー玉がゆっくりと時間をかけて落下
・低分子ヒアルロン酸:水のようにサラサラで、ビー玉が滑らかに落下
同じ濃度にもかかわらず分子量の違いだけで粘度に明確な違いが表れ、阿部医師も驚きの様子でした。
高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸では表皮内で働く箇所が異なるため、同時に塗布してもそれぞれの機能が発揮されます。低分子ヒアルロン酸が内側から潤いを届け、高分子ヒアルロン酸が外側を保湿して蓋をすることで、より高い相乗効果が期待できます。
■ 第二部:キユーピー独自技術「高機能ヒアルロン酸」の開発

第二部では、キユーピー株式会社 ファインケミカル本部 営業企画部 田川亜矢氏が登壇し、ヒアルロン酸研究の歩みと、高機能ヒアルロン酸開発の技術について解説しました。
キユーピーは、分子量調整と化学修飾の2つの独自技術を用い、5種類の「高機能ヒアルロン酸」を開発しています。
・高浸透ヒアルロン酸(浸透型):分子量を1万以下に調整し、角質層まで浸透。
・保護ベールヒアルロン酸(吸着型):プラスイオン化により、洗っても流れ落ちない吸着性を実現。
・整肌ヒアルロン酸(修復型):油になじみやすい特性を持たせ、肌のバリア機能をサポート。
・濃厚保湿ヒアルロン酸(超保湿):高分子でありながらベタつかず、さらっとした感触でしっかり水分を保持。
・ハリ生成ヒアルロン酸(肌活性):超低分子化によりコラーゲン産生を促進し、シワ改善にアプローチ。
■ 参加者アンケート
参加者アンケートでは、
「ヒアルロン酸にもたくさん種類がある事を知った」、「キユーピー独自開発の高機能ヒアルロン酸に興味を持った」、「ヒアルロン酸の分子の大きさの違いが視覚的に伝わって驚きました」など、キユーピー㈱とヒアルロン酸の関係やキユートピアというスキンケアラインの存在を初めて知った方や、高機能ヒアルロン酸の種類や効果について驚いた方の声をたくさんいただきました。
実際にヒアロワンを使った人の感想では、
「オールインワンを使うと物足りなさを感じることも多いのですが、ヒアロワンは軽いテクスチャーなのにしっとりして“これひとつでも大丈夫だ”と思える安心感があります。香りがついていないのも使いやすいです。」、「みずみずしいジェル感が心地よく感じました。翌朝の肌のハリ、ふっくら感がすごく驚きでした。朝の顔色もよく透明感が感じられました。」など、なめらかでのびのいいヒアロワンの使用感や、保湿力にご満足いただけた結果となりました。

キユーピーウエルネスでは、キユーピー㈱がヒアルロン酸原料メーカーとして培った研究開発力を生かした「ヒアロワン」をはじめとするスキンケア商品と、飲むヒアルロン酸のサプリメント「ヒアロモイスチャー240」を取り揃え、これからも美しさに貢献してまいります。
■ 登壇者プロフィール

美容皮膚科Mクリニック 院長 阿部みち
渋谷Mクリニック院長。
兵庫医科大学医学部卒業
日本美容皮膚科学会正会員
NMN医療研究会正会員
大阪市立大学医学部入局後、大阪府内及び東京都内皮膚科美容皮膚科勤務、院長・副院長を歴任
2023年 Mクリニック開院

キユーピー(株) ファインケミカル本部 営業企画部 田川亜矢
2013年にキユーピー株式会社へ中途入社。ファインケミカル本部にて原料販売の営業を経て、現在は営業企画部に所属。
化粧品原料の新規開発や育成、販売戦略立案など、マーケティング全般を担当し、約10年以上にわたり化粧品分野に携わっている。
■ 6種のヒアルロン酸を高配合したスキンケア「ヒアロワン」

勉強会の後半では、キユーピーの技術を結集したスキンケア商品「ヒアロワン」をご紹介。
本製品は、5種類の高機能ヒアルロン酸に加え、通常の高分子ヒアルロン酸を合わせた計6種類を高配合のオールインワン美容ジェルです。

【ヒアロワンの特長】
・6種類のヒアルロン酸を黄金バランスで配合:浸透・吸着・修復・保湿・活性など、異なる働きを持つヒアルロン酸を高配合。肌に潤いを与え、なめらかな肌へと導きます。
・するんと伸びるテクスチャーで高保湿:軽やかな使用感と高い保湿力を両立。ヒアルロン酸ならではの瑞々しさを活かし、肌にやさしく、しっとりとうるおいを届ける使い心地です。
・ひとつで8役の時短オールインワン:忙しい毎日でも、これひとつで化粧水からクリームなどの多機能な役割が期待できます。お手持ちの化粧水や美容液などと組み合わせることも可能です。

〈商品に関するお問合せ先〉
株式会社トウ・キユーピー
お問合せフォーム:https://shop.kewpiewellness.com/shop/faq#contactform
■株式会社トウ・キユーピーについて
株式会社トウ・キユーピーは、キユーピー株式会社のグループ会社です。キユーピー株式会社が開発したサプリメントやスキンケア商品の販売を行う公式通販ショップ「キユーピーウエルネス」を運営しています。 ヒアルロン酸、酢酸菌などキユーピーグループの保有する技術や素材を使い、長年の研究によるエビデンスを持つたしかな商品を取り揃えています。 キユーピーウエルネスは、「ていねいに、美しく、生きる。」をブランドステートメントに一人ひとりが本来もっている健やかさを引き出し、からだの内と外から自然な美しさをつくっていけるよう、お客様のヘルスケアパートナーをめざしています。
■キユーピーウエルネス公式Instagram:https://www.instagram.com/kewpiewellness.official/
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