周囲にマスクを着けてほしいと思っている人はどれくらい? シチュエーション別マスクアンケート調査
都心に住む人は比較的気にしていない!?人通りの少ない公園でもマスクつけてほしい?
”Web会議を今まで実施したことのある会社員”を対象に『マスクに関するアンケート調査』を実施しました。
新型コロナウィルスの感染はなかなか収まらず、社会的にも感染防止への取り組みが浸透してきました。在宅勤務やリモートワークなど会社規模の取り組みの他に、飛沫感染を防ぐためマスクを着用するという個人規模の取り組みがあります。
ウィルス防止率の高い不織布マスクをつけるのが感染拡大を防ぐには最もリスクが低い行動ですが、実際のところ運動するときや周りに人がいないときにはマスクを外したり、もう少し息のしやすいマスクを着けたいと思うことも少なくありません。
しかし、周囲の人の視線が気になって少々不快であっても信頼性の高い不織布マスクをつけている人も多いのではないでしょうか。
では実際のところ、みなさんはオフィス・公共交通機関を始めとする様々なシチュエーションで周囲にどのレベルでマスクをつけていてほしいと思っているのでしょう。
弊社で独自調査を実施しました。
調査概要:『マスクに関するアンケート調査』
【調査期間】2021年3月24日(水)
【調査方法】Web調査
【調査参加者】200
【調査対象】会社に勤務されている方
※元記事:https://www.lightblue-tech.com/2021/04/27/20210421/
目次
2.シチュエーション別、周囲のマスクは気になる? 気にならない?
3.女性のほうが男性よりも周囲にマスクをつけてほしいと思っている?
4.都心近郊に住む人のほうが都心や郊外に住む人より周囲にマスクをつけてほしいと思っている?
1.オフィスで同僚にマスクを着けてほしいと思っている人はどれくらい?
「オフィスで周囲の人がマスクを着けていないと気になりますか?」と質問したところ、77%の方が周囲に周りをつけていてほしいと思っているようでした。その内訳は、『不織布マスクを着けていないと気になる(31%)』、『ウレタンマスクは気になるが、布マスクを着けていれば気にならない(9%)』、『ウレタンマスクを着けていれば気にならない(37%)』となっていました。
また、回答していただいた方は30代の方が最も多く(40%)、男性と女性の割合はほぼ半分(男性: 45%, 女性: 55%)で、
職種は『サービス業(23%)』、次いで、『製造業(19.5%)』、『その他(13.5%)』『教育・医療・福祉(11.5%)』の順に多いという結果でした。
2.シチュエーション別、周囲のマスクは気になる? 気にならない?
様々なシチュエーションで『周囲の人がマスクを着けていないと気になりますか?』という質問をしたところ、以下のような結果となりました。
電車・バスなどの公共交通機関においては、密閉された空間で不特定多数の人と過ごすということもあり、約9割(88%)の方が周囲にマスクをつけてほしいと思っているようでした。また、感染リスクが高い場所だからか、ウレタンマスクでは気になるという方が約5割。オフィスよりも多くの方が周囲のマスクを気にしているという結果となりました。
コンビニでは、周囲がマスクをつけていないと気になると思う人はトータルで85%でしたが、ウレタンマスクをつけていれば気にならないと回答した方が約5割と少し多めでした。
また、似たような傾向がスーパーなどの日用品店や洋服店での回答結果にも見られました。
向かう頻度が高く、そこまで感染リスクが高くない場所では、ウレタンマスクさえ着けていれば気にならないと考えている人が多いのかもしれません。
一方、外食店になると人と話す機会が多かったり、飛沫の可能性が増えるからか、ウレタンマスクでは不安と考える方が多くなっていました。
人通りの多い駅や繁華街においても、感染リスクが高い場所ではやはり約半分の47%の方がウレタンマスクでは不安と考えており、マスクを着けてほしいと考えている方は8割以上(85%)でした。
一方、人通りの少ない公園などの屋外では、『マスクをつけていないと気になる』と回答した方は5割を下回り(47%)、『不織布マスクをつけていないと気になる』という方は最も少なく、15%という結果となりました。
3.女性のほうが男性よりも周囲にマスクをつけてほしいと思っている?
上で述べたアンケートを回答者の属性で分けて分析してみると、面白い結果の差が見られました。男性・女性で回答を分け、『周囲の人がマスクを着けていないと気になりますか?』という質問への回答をまとめると、以下のようになります。
女性
男性
不織布マスクを着けていないと気になる、と回答したのは女性が32%、男性が29%。ウレタンマスクを着けていれば気にならないと回答したのは女性が43%、男性が30%と大きな差が生まれていました。
他の場所での質問に関しても同様の傾向が見られ、興味深い結果となりました。この傾向だけでははっきりとしたことは言えませんが、女性のほうが危機管理意識が高いのかもしれません。あるいは、男性に細かいことを気にしない人が多いのでしょうか?
4.都心近郊に住む人のほうが都心や郊外に住む人より周囲にマスクをつけてほしいと思っている?
アンケート回答者を男性・女性という属性別で分析したのと同様に、都心・都心近傍・郊外のどこに住んでいるのかで分けて、アンケート結果を見てみました。
『オフィスで周囲の人がマスクを着けていないと気になりますか?』という同じ質問に対し、結果は以下のように分かれました。
都心
都心近郊
郊外
興味深いことに、都心近傍に在住する方が一番周囲のマスクを気にかけていて、『不織布マスクを着けていないと気になる』・『ウレタンマスクを着けていれば気にならない』という回答がともに一番高く、前者は10%も差がありました。オフィスだけでなく、他の場所で周囲のマスクが気になるかという質問に対しても、同様の傾向が見られます。
おそらく理由としては、都心近傍に在住している方は勤務などで都心に出ることが多いため、公共交通機関などでの用心につながっているのかなと思います。実際、電車やバスでマスクを気にしますかというアンケートの結果では、不織布マスクでないと気になるという方が都心・郊外では33%だったのに対し、都心近傍では43%と10%もの差がついていました。
周囲がどれぐらいマスクを気にかけているのか、興味深いデータが得られたのではないかと思います。
とはいえ、周囲がどれぐらいマスクを気にかけているというのは単なるデータでしかありません。コロナが収束するまで、医療機関や政府の提示する感染予防対策をしっかりと行って日々を過ごしていきましょう。
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