オープンハードウェアグループ CHIPS Alliance – 新メンバー Antmicro の加盟でモメンタムとコミュニティを構築

CPU、RISC-VベースSoC、周辺機器向けのオープンソースコア、IPブロック&ツールの開発で AntmicroがCHIPS Allianceに参加

The Linux Foundation Japan

Linux Foundation傘下で インターフェース、プロセッサ、システムのための共通のオープンハードウェアを推進する最先端のコンソーシアム CHIPS Allianceは4月18日 (米国時間)、Antmicroが加盟することを発表しました。Antmicroは、業界の戦略的重要分野、特にエッジAIへのオープンソース導入にフォーカスしたソフトウェア主導のテクノロジー企業です。

2019年4月18日 サンフランシスコ発 - インターフェース、プロセッサ、システムのための共通のオープンハードウェアを推進する最先端のコンソーシアム CHIPS Alliance ( https://chipsalliance.org/ ) は、Antmicroが加盟することを発表しました。Antmicroは、業界の戦略的重要分野、特にエッジAIへのオープンソース導入にフォーカスしたソフトウェア主導のテクノロジー企業です。先月発表した CHIPS Alliance は、初期メンバーの Esperanto Technologies、Google、SiFive、Western Digital とともに Antmicro を歓迎します。

CHIPS AllianceはLinux Foundation ( http://linuxfoundation.org/ ) のプロジェクトで、モバイル、コンピューティング、家庭用電化製品、IoTアプリケーションなどで使用するための効率的で柔軟なCPU、SoC、周辺機器を迅速に作成・展開できる協業環境を促進します。CHIPS Alliance プロジェクトは、オープンソースCPU、RISC-VベースSoC、FPGA (Field Programmable Gate Array) とカスタムシリコン向けの複雑な周辺機器の設計に関連する高品質なオープンソースのレジスタ転送レベル (RTL) コードをホストおよびキュレートします。メンバー企業は、オープンソース ハードウェアと、フリー&オープンRISC-Vアーキテクチャの継続的モメンタムの両方にコミットしています。

RISC-V Foundationの CEO である Calista Redmond氏 は、次のように述べています。
「RISC-V Foundation ( https://riscv.org/ ) は、オープンでフリーな命令セットアーキテクチャ (ISA) の標準化と導入の促進に取り組んでいます。これにより組織が次世代のハードウェア開発に向けて革新することを可能にします。CHIPS Allianceは、RISC-Vと関連周辺機器に基づくRTLを協力して作成したい企業と大学にとって自然な延長線上にある取り組みです。」

Antmicro の CEO である Peter Gielda 氏は、次のように述べています。
「Antmicroは、ポータブルで拡張可能でベンダーニュートラルなテクノロジー関連のオープンソースコラボレーションを信じており、それはグッドプラクティスに基づく見通しが良い共通の開発プロセスのための強力なファウンデーションだと考えています。CHIPS Allianceは、シリコンとFPGAのためのオープンソースRTLデザインのビジョン実現につながるパイプであるため、私たちは参加します。」

CHIPS Allianceコミュニティは、理事会、技術運営委員会によりサポートされるテクノロジー開発者およびコントリビューターが含まれます。まずは、FPGAとチップコミュニティが高品質な企業グレードハードウェアにアクセスできるようなキュレーションプロセスの確立を目指します。

Antmicro について

Antmicro(www.antmicro.com)は、先進的なオープンソースベースのサイバーフィジカルおよびエッジAIシステムを開発しているソフトウェア主導のテクノロジー企業です。Antmicro は、オープンソフトウェア、ハードウェア、ツーリング、新開発メソドロジー、応用R&Dを世界中の顧客に提供し、新製品の開発と、CPU/ASIC、GPU、FPGAベースの最新コンピューティングプラットフォームの採用を加速します。RISC-V Foundation のプラチナ創設メンバーである Antmicro は、RISC‑V、Renode、Tensorflow、Zephyr、Linux、Androidなど幅広いオープンソース技術をサポート、使用、コントリビュートし、また促進を支援しています。

Linux Foundationについて

2000年に設立されたLinux Foundationは、1,000を超えるメンバーによってサポートされており、オープンソース ソフトウェア、オープン スタンダード、オープン データ、およびオープン ハードウェアに関するコラボレーションにおいて世界をリードしています。Linux、Kubernetes、Node.jsをはじめとするLinux Foundationのプロジェクトは、世界のインフラに必要不可欠な存在です。Linux Foundationは、ベスト プラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、およびソリューション プロバイダーのニーズに対応することにより、サステナブルなオープン コラボレーション モデルを生み出します。詳細については、linuxfoundation.org をご覧ください。

###

The Linux Foundation はさまざまな商標を登録および使用しています。The Linux Foundation の商標一覧はこちらのページ ( https://www.linuxfoundation.jp/trademark-usage/ ) でご確認いただけます。
Linux は Linus Torvalds の登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

The Linux Foundation Japan

10フォロワー

RSS
URL
https://www.linuxfoundation.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市中区元町4-168 BIZcomfort元町ビル 4F-10号室
電話番号
-
代表者名
福安徳晃
上場
未上場
資本金
-
設立
-