認知機能の健診データとして全国初の取り組み: ミレニアの「あたまの健康チェック®」とNOBORI の「PHRアプリ」が連携開始
全国どこで受検しても、PHRアプリを通じて自身の認知機能データが管理できる基盤整備を目指す
セントケア・グループ(2374) の株式会社ミレニア(代表取締役社長:長野 雄太、以下「ミレニア」)と、テクマトリックスグループ(3762)の株式会社NOBORI(代表取締役社長:依田佳久、以下「NOBORI」)は、ミレニアが全国の健診・ドック施設向けに提供する認知機能スケール「あたまの健康チェック®」のデータとNOBORIの提供するPHR(Personal Health Record)アプリとの連携を開始することになりましたのでお知らせいたします。
ご自身の医療情報をスマートフォンなどで管理できるPHRシステムにおいて、未病・予防領域における認知機能情報の健診データ連携としては、全国で初めての取り組みとなります。これにより、受診者は健診結果と共に認知機能の評価、その経年変化を容易に把握できるようになります。
石川県白山市の公立松任石川中央病院では、2021年4月から院内健診施設において「あたまの健康チェック®」の運用が開始されており、2021年7月からは受検データをNOBOR PHRアプリ上で、閲覧、管理できる仕組みが稼働します。同病院PETセンター長の横山邦彦先生のコメント「10分程度、簡単な質問に回答するだけで、安定した定量評価によりMCIを検出できます。病気を見つけるためではなく、生活習慣を見直し認知機能を維持するためのきっかけを提供できます。血液検査結果や画像データのみならず、「あたまの健康チェック®」も患者さま自身がPHRで所有できることは意義深いと思います。地域の健康寿命延伸のため、PHR等を活用してより広域での取り組みに発展させたいと考えています。」
MCI(軽度認知機能障害)とは,病気ではなく,正常者より認知機能が軽度に低下した状態です。アルツハイマー型認知症では,この期間が10年以上あり,運動,食事,脳トレ等で介入すれば改善するが,放置すると5年で約半数が認知症を発症するといわれています。
ミレニアとNOBORIは両社のクラウドシステムを連携させ、受診者が希望する場合、全国どこで受検しても、PHRアプリを通じて自身の認知機能データが管理できる基盤整備を目指して参ります。さらに、それぞれの事業資源を持ち寄り、認知症予防、認知機能維持に取り組む自治体に対し、PHRシステムやクラウドICT技術を活用した包括的支援サービスの提供を計画しています。
- 認知機能スケール「あたまの健康チェック®」とは
- 株式会社NOBORIについて
- 本件に関するお問い合わせ先
あたまの健康チェック®担当 東京都港区東新橋2-5-14
電話:03-5408-7770
Mail: info@millennia-corporation.jp
URL: https://www.millennia-corporation.jp/ninchi/mci/index.html
株式会社NOBORI
PHR事業開発室 東京都港区三田3-11-24
電話:03-4405-7834
Mail: phr-bdd@nobori.ltd
URL: http://www.nobori.in/
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