■MujinOSプロダクト 第一弾■ 最大1,400ケース/毎時を実現する次世代知能ロボット「Mujin単載パレタイザー」を発売
総合オートメーションテクノロジー企業のMujinは、生産・物流現場向けのMujinOSプロダクト第一弾として「Mujin単載パレタイザー」を発売しました。
本製品は、当社独自開発の統合自動化OS「MujinOS」を搭載したプロダクト化の第一弾であり、高度な自動化とDX運用を、お客様自身が構築・運用できるように体系化した次世代モデルです。

Mujin単載パレタイザー:現場を変える3つの革新
① 30分で稼働開始:ティーチレス&ノーコードの直感的WebUI
Mujinが提供するWebUI(以下、ブラウザ)上で、レイアウト・構成・ワーク情報・積載パターンを登録するだけでセットアップが完了します。プログラミングやティーチングは一切不要。専門人員がいない現場でも、短時間でシステムを立ち上げることができます。

② 最大1,400ケース/毎時:最適軌道生成 × 自動複数個取り制御
MujinOSの独自アルゴリズムにより、ロボット動作の最適軌道を自動生成。登録済みの積付パターンに基づいて、最適な積付順序と軌道を自動で決定します。さらに複数個取りにも対応し、動作も完全自動生成。従来の一般的なパレタイザーを大きく上回る、最大1,400ケース/毎時の処理能力を実現します。

③ 変化に強いDX運用:ユーザーが自由に設定を変更
レイアウトやワーク、積付パターンの変更・追加を、ユーザー自身がブラウザ上で簡単に行え、データとして保管できるためプログラマーの経験に左右されません。
従来はメーカーへのプログラム変更依頼が必要でしたが、Mujin単載パレタイザーではユーザー側で数分以内に設定変更が完了。現場の変化に即応できる柔軟性を備えています。

従来方式との比較:「Mujin単載パレタイザー」の革新性

MujinOSがもたらす“標準化するDX”
「Mujin単載パレタイザー」を支えるMujinOSは、ロボット・AGV・保管システム・センサなど、複数の機器を統合制御し、現場の状況に応じて最適な動作を自律生成できる、唯一の産業用OSです。単なる統合基盤ではなく、“現場データを理解し動作を実行するOS”である点が最大の特長であり、以下の機能を備えています。
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マルチベンダー対応による柔軟な接続性
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デジタルツインによるデータ可視化と継続的な現場改善
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リモートメンテナンスによるダウンタイムの最小化
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拡張可能なプラットフォーム設計による他製品とのシームレスな連携
Mujinはこれまで、個別仕様のソリューションを通じて多様な現場課題を解決してきました。その知見を体系化し、製品として提供する第一弾のプロダクトが、「Mujin単載パレタイザー」です。

Mujinは今後もMujinOSプロダクトの開発をさらに強化し、自動化の新しい標準をお客様へ提供してまいります。
2025国際ロボット展(iREX)で初公開
本製品は、2025年12月3日(水)~6日(土)に東京ビッグサイトで開催される世界最大級のロボット専門展示会「2025国際ロボット展(iREX2025)」にて初公開する予定です。
Mujinブースでは、実際にブラウザから積み付けパターンの設定、ロボット動作の自動生成、ダッシュボードによる状況可視化まで、自動化運用の一連の流れを実機と共にライブ体験いただけます。

Mujinについて
Mujinは、製造・物流の現場に次世代の自動化ソリューションを提供するトータルエンジニアリング企業です。中核となる統合自動化プラットフォーム「Mujin OS」を基盤に、構想から設計、立ち上げ、運用までを一貫して支援し、産業現場の課題解決とサプライチェーン全体の最適化を実現します。
会社名:株式会社Mujin Japan
所在地:東京都江東区辰巳3-8-5
事業開始:2024年4月1日
取締役CEO:荒瀬 勇
ウェブサイト:https://www.mujin.co.jp/
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