スプラッシュトップが、和歌山県と連携して「和歌山県 地域課題解決型ワーケーションプロジェクト」を開始
第一弾プロジェクトは、「農業DX」がテーマ全国有数の和歌山の農業とスプラッシュトップのリモートアクセス領域の知見によるコラボレーションで農業の課題解決を目指す
第一弾は「農業DX」による課題解決をテーマとしたプロジェクトです。このプロジェクトは、農業DXの領域で地方事業展開や新規事業創出を見込む企業を対象としたもので、スプラッシュトップ株式会社と和歌山県および和歌山県白浜町、株式会社南紀白浜エアポートの協力により展開されます。和歌山県の白浜町の農家と連携して地域課題を知り、課題解決に向けた農業DXのアドバイスや支援を提案する参加企業5社を2023年3月8日~4月30日の期間で募集します。
和歌山県の1次産業就業者が占める比率は8.1%、全国10位と近畿2府4県では突出しています。(出典:令和2年国勢調査 https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020300/kokusei/2020/d00207662.html)
和歌山県における農業の産出額は2020年で1,104億円、そのうち759億円が果実部門であり、続いて野菜の141億円、米の78億円となっています。みかん、梅、柿のシェアは全国1位(みかん20%、梅は65%、柿21%)、桃が全国5位、すもも、キウイフルーツは全国3位と果樹の栽培に強いのが特長です。(出典:和歌山県調査統計課 https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020300/kids/wakadata/nogyo.html)
いっぽうで、和歌山県の農業が抱える課題のひとつが、後継者不足です。和歌山県は2017年に策定した長期総合計画で、ICT(情報通信技術)の活用や人材育成をうたっています。(出典:和歌山県長期総合計画 https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020100/d00153655.html)今回のスプラッシュトップとのワーケーションプロジェクトを通じて、県外の様々な企業の「農業DX」の知見を集めることで、農業の収益性向上や魅力創出を狙います。この取り組みを通じて和歌山県の農業における若い担い手獲得による課題解決を目指しています。
和歌山県は、2017年から全国の自治体に先駆けてワーケーションを推進しており、現在では「ワーケーションの聖地」として知られています。フォーラムやツアー等のイベント、情報発信を通じてワーケーションを社会全体に浸透すべく様々な取り組みを展開しています。和歌山県ではこれまでに、2017年度〜2021年度の5年間で159社、1,373名がワーケーションを体験しています。
スプラッシュトップは、場所にとらわれず、いつでも、どこでも働くことができる新しい働き方を提案しています。日本市場でリモートアクセスソリューションを様々な企業に提供してきたトップクラスの実績や知見があります。多くの企業とワーケーションプロジェクトの実績のある和歌山県とリモートアクセス技術における実績と知見が豊富なスプラッシュトップがコラボレーションすることで、今回の「農業DX」をはじめとする様々な事業領域における課題解決や事業創出に貢献するものと捉えています。
リモートワークの一形態であるワーケーションは、働き方の多様性が進む企業やビジネスパーソンの間で関心が高まっています。働く環境を変えることでクリエイティブな発想が生まれやすくなり、充実した余暇を過ごし生活の質の向上につながるなど、仕事と生活の両面に好循環をもたらす新しいライフスタイルとして期待されています。地方自治体ではワーケーションを関係人口の拡大による地域経済活性化に繋がるものと捉えています。
和歌山県ではワーケーションを越境体験による社員と企業の改革のツールとして捉えています。和歌山ならではの地域課題や人、文化に直接触れることで日常の勤務体験では得られない体験をする。異なる価値観への理解を通じて社員のウエルビーングの向上と企業の組織変革、地域の経済活性化を同時に実現するツールとしてのワーケーションを目指しています。
スプラッシュトップでは、企業のワーケーション導入推進と地域活性化に貢献すべく、様々なワーケーションを支援する取り組みを行っています。2022年9月には星野リゾートの宿泊ギフト券を提供した「ワーケーションプレゼントキャンペーン」を実施しました。今後も継続して、ワーケーションのプロジェクトを展開していく予定です。
「和歌山県 地域課題解決型ワーケーションプロジェクト」の概要
■主催:スプラッシュトップ株式会社
■共催:株式会社南紀白浜エアポート
■後援:和歌山県、和歌山県白浜町
■視察対象農家:わかやましらはま農家(和歌山県西牟婁郡白浜町)
■応募期間:2023年3月8日~2023年4月30日
■定員:5社(1社1名)
■ご提供:航空運賃・宿泊費・食事費・現地交通費(22日の昼食費、23日の食費除く)
■応募方法及び応募規約: 詳細は以下のURLをご覧ください。
https://splashtop.co.jp/wakayamaworkcation-campaign/
応募条件:現地視察に参加できる企業(※可能な限りで事前オンライン会議に出席できる方)一連のプログラムを撮影するため顔出しが可能な企業
発表:当選された方のみに、ご連絡させていただきます。
スケジュール:事前オンライン会議
1回目:5月25日(木)15:00~16:00(予定)
2回目:6月 8日(木)15:00~16:00(予定)
※場合によっては変更がございます。
現地視察
6月22日(木)
11:40―12:50 羽田→南紀白浜
13:00―13:30 オリエンテーション
13:30―15:00 とうもろこし収穫体験
15:00―18:00 自由時間
(テレワーク・地域体験・プレゼン準備)
18:00― 地域実業者との懇談会
※場合によっては変更がございます。
6月23日(金)
9:00―14:00 自由時間
(テレワーク・地域体験・プレゼン準備)
14:00―15:00 とれとれ市場
15:00―17:30 課題解決プレゼンテーション
18:30―19:40 南紀白浜→羽田
※場合によっては変更がございます。
スプラッシュトップ株式会社について
米国Splashtop社は、リモートアクセス、リモートサポートなどのソフトウェア「Splashtop」を開発する企業として2006年米国カリフォルニア州サンノゼのシリコンバレーで設立されました。リモートデスクトップ「Splashtop」は、タブレットやスマートフォン、コンピュータなどの様々なデバイスから遠隔のコンピュータに高速アクセスするソフトウェアで現在、世界3,500万人以上のユーザーが愛用しています。日本法人であるスプラッシュトップ株式会社は2012年に設立しました。*デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社の「リモートワークソリューション市場の現状と展望 2021年度版」において、リモートアクセスソリューションの日本市場、売上 No.1を達成しました。リモートデスクトップ「Splashtop」で企業や個人でのリモートワークやテレワークを推進し、新しい働き方改革の実現をサポートしています。現在、日本では株式会社カラー、株式会社村田製作所、東京大学、ニッセイアセットマネジメント株式会社など映像制作関係、金融関係、製造関係、建築関係、教育関係、医療関係 など幅広い業界で採用されています。https://www.splashtop.co.jp/
株式会社南紀白浜エアポートについて
南紀白浜空港の民営化に伴い2018年に設立された民間資本100%の空港運営会社。「空港の発展は地域の発展から」をコンセプトに、誘客と地域活性化の専門部署を設けて、企業誘致・ワーケーションを中心に幅広く地域課題解決型ビジネスを展開。白浜町を含む和歌山県南エリア12市町村を広域でマネジメント・マーケティングする観光庁認定「紀伊半島地域連携 DMO」として、地域の課題や歴史・文化をビジネスコンテンツ化する着地型旅行事業(紀伊トラベル)を通じた持続可能で稼げる地域づくりを実践している。http://shirahama-airport.jp/
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