「PコンPalette」コンクリート内部温度センシング・BIM連携事例
〜東亜建設工業様高松港岸壁築造工事におけるコンクリート管理に使用されました〜
株式会社Momo(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:大津 真人、以下「Momo」)は、東亜建設工業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:早川 毅)様が施工を担当する高松港岸壁築造工事におけるコンクリート管理向けにコンクリート内部センシングシステム「PコンPalette」の新バージョンを提供しました。
<コンクリート内部温度計測システムとクラウド型BIMソフトへの連携>
Pコン型コンクリートセンシングシステム「PコンPalette」の活用事例:
Pコン内センサ(型枠内部70mm程度)と型枠内部1.5mのコンクリート内部(中心部)温度の計測を行い、各部位の温度を可視化しました。 また、塩害対策用Pコンに筐体をカスタマイズし、岸壁工事などの塩害対策用Pコンが採用されるエリアでの工事にもご活用いただけるようになりました。 さらに、今回の開発ではBIM/CIM共有クラウド「KOLC+」とのシステム連携により、他社システムの計測データと一元管理することが可能になり、3次元空間上でコンクリート内部データを確認できるようになりました。
<PコンPaletteの用途・機能一覧(2024年8月1日時点)>
・型枠内コンクリート温度計測機能:残置物なくコンクリート温度をセンシングすることができます。
・型枠内コンクリート湿度計測機能:残置物なく型枠内の湿度をセンシングすることができます。コンクリートがPコンの高さまで充填されると湿度が100%になります。
・環境センサ連携:寒中コンクリート・暑中コンクリート管理等向けに、囲い内気温/囲い内湿度/気温/湿度センサとの連携ができます。
・コンクリート品質管理の精度向上:コンクリート内部(中心部)の温度変化を把握することで、コンクリート養生中の効果的な温度管理対策を講じることが可能になります。
・施工計画の効率化:コンクリート内部の温度データを施工計画に反映することで、型枠やコンクリートの養生期間の最適化、施工スケジュール調整などが可能になり、施工全体の効率化を実現します。
・管理工数の軽減:他社システムの計測データと一元管理(KOLC+上で)することで、データ収集・確認・発注者への説明の手間を減らすだけでなく、それぞれのサービスにログインして計測データを確認する必要がなくなるので現場の負担を軽減します。
・コンクリート推定強度の表示機能:配合・打設日時を入力することによりリアルタイムでコンクリート推定強度を計算し表示することができます。
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