脳の働き度合いが年相応かを測るオンライン検査「脳検」、累計受検件数が50万件突破
わずか2分で検査、定期チェックで認知症予防と早期対応を可能に
概要
日本は総人口1億2500万人のうち、65歳以上が29%を占める超高齢先進国ですが、既存の認知機能検査は「認知症かどうかを判定する」、かなり低いレベルを検出することに留まり、健常時の加齢に伴う認知機能の低下を早期に察知することは難しく、健常時からの予防には向かないとされていました。
加齢による認知機能の急激な低下を早期に捉えるべく、当社は2019年に「脳検」を開発、健常時から認知機能を簡単にセルフチェックできるオンラインサービスとして、これまで国内・海外の様々な企業や個人に提供されてまいりました。
検査はオンライン上で、IDとパスワードでログインして受検するものと、薬局薬店の店頭に設置されたり、企業のイベントなどで販促ツールとして使われたりする「脳年齢測定器」があり、この度、この2つの「脳検」の受検件数が50万件を突破いたしました。
今後は、収集したデータを基に年代別、性別、地域別の分析を進め、さらなるサービスの向上や、得られたデータの活用を通じた提言などに努めて参ります。
ますます深刻化する「高齢化に伴う認知症の増加」は、日本のみならず世界における社会課題であるとともに、誰にでも起こりうる問題でもあります。オンライン認知機能検査サービス「脳検」の提供を通じて、認知機能の変化に早期に気づき、早期対応を可能にすることで、高齢者の方々や、そのご家族が安心して暮らせる社会の実現を目指してまいります。
■脳活性度定期検査「脳検」について
検査名称 脳活性度定期検査(脳検)
検査方法 パソコン、タブレット、スマートフォンで受検
共同開発者 国立長寿医療研究センター 佐藤 正之 医師
※問題について
●数字の記憶:並んだ数字を覚え、覚えた数字を次のページで、左から順に、または右から順に答える問題です。短期的な記憶力を測ります。
●言葉の記憶:6つの単語を覚え、覚えた後に別の問題を2、3解きます。その後提示される単語が、先に覚えた6つの単語かどうかを答える問題です。「数字の記憶」同様、短期記憶力を測ります。
●空間把握:問題にある立体と、違うものを、回転させた立体の選択肢から選ぶ問題です。
立体や空間を把握する力を測ります。
●記憶と計算:画面に出てくる数字を覚え、次の画面に出てくる数字と足します。前後の2つの数字の足し算を繰り返していきます。記憶と計算する力、ルールを理解する力を測ります。
●変化推理:図形がルールに従って変化しています。その変化を推測します。規則を読み取る力を測ります。
※本検査は標本データと比較することにより、認知機能の現状と推移を把握するものであり、認知症や軽度認知障害を医学的に診断するものではありません。また、それらの発症を防止するための訓練ツールでもなく、そのようなゲームやパズルなどが、認知機能の維持向上に効果があるという医学的なエビデンスはまだありません。
■脳活総合研究所(脳活総研)について
健常時から予兆に気づくことで、病気を未然に防いだり、認知機能を改善したりできる研究が進められています。
脳の状態を早期から把握し、個々の状態にあった対処をすることで、
認知症を防ぎ、豊かで健康な生活を送ることが可能になるといわれています。
脳活総研は、ひとりでも多くの方の脳を健康な状態に保ち、活性化することで、
社会全体の活性化を実現したいと考えています。
<会社概要>
会社名 株式会社脳活性総合研究所
代表者 代表取締役 太田 芳徳
所在地 東京都千代田区有楽町 2-10-1 東京交通会館 6F
設立 2019 年 2 月 15 日
事業内容 脳の活性度・認知機能を検査するテストの開発・販売
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