Revolut、記録的な成長と多様な商品提供により、2024年に14億USドルの利益を達成

REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社

  • 顧客エンゲージメントの増加により、顧客基盤は世界全体で38%増の5,250万人に、預金残高は66%増の380億USドル(300億ポンド)に増加

  • グループ売上高は、すべての事業セグメントにおける力強い成長により、2023年の22億USドル(18億ポンド)から72%増の40億USドル(31億ポンド)に増加

  • 4年連続の純利益黒字、税引前利益は149%増の14億USドル(11億ポンド)、純利益は10億USドル(7億9000万ポンド)、純利益率は26%(2023年の19%から上昇)

世界で5,000万人以上が利用するデジタル金融サービス「Revolut(読み:レボリュート)」を提供するグローバル金融テクノロジー企業Revolut Group Holdings Ltd(以下「レボリュートグループ」)は、本日、2024年度(2024年12月31日締め)の年次報告書を公表し、すべての事業部門で大幅な成長を遂げ、4年連続で黒字を達成したことを発表しました。

レボリュートグループのCEOであるニコライ・ストロンスキー(Nik Storonsky)は次のようにコメントしています。

「2024年はレボリュートグループにとって画期的な年でした。顧客数の増加を加速させ、世界中で約1500万人の新規ユーザーを迎え入れただけでなく、重要なのは、個人向けサービスおよび法人向けサービス(Revolut Business)のより広範なサービス提供により、顧客との関わりをより深化させたことです。この強力な組み合わせが成長の直接的な原動力となり、テクノロジー主導の事業モデルが記録的な収益性へとつながりました。

この業績により、レボリュートグループは欧州で最も価値ある非上場テクノロジー企業としての地位を獲得し、既存および新規の投資家の方々からレボリュートグループの成長軌道に対する信頼を反映することができました。しかし、私たちの成長はまだ始まったばかりです。英国、欧州、および新規拡大市場での成長を原動力に、100カ国で1億人の1日あたりのアクティブユーザー(DAU)獲得を達成するべく、着実な進展を遂げています。この野心的な目標を達成するために、レボリュートグループは革新的な商品とシームレスなユーザー体験を通じて、グローバルな金融アクセスを革新することに引き続き注力してまいります。」

2024年の業績ハイライト

全事業部門で堅調な財務実績(図1参照)

堅固な収益源の組み合わせにより、レボリュートグループは2024年に堅調な財務実績を達成しました。

  • 収益の成長:グループ売上高は72%増の40億ドル(31億ポンド)となり、2023年の22億ドル(18億ポンド)から増加しました。これは、顧客基盤の拡大とサービス商品利用率の向上の両方に起因しています。

  • 収益内訳:すべての主要事業セグメントで成長が顕著でした。(図2参照)

    • カード決済:8億8700万ドル(6億9400万ポンド)(前年比43%増)

    • ウェルス:6億4700万ドル(5億600万ポンド)(前年比298%増)前年度は1億5800万ドル(1億2700万ポンド)

    • 外国為替取引:5億4000万ドル(4億2200万ポンド)(前年比58%増)前年度は3億3300万ドル(2億6700万ポンド)

    • 有料プラン:売上高は有料会員特典の充実により5億4100万ドル(4億2300万ポンド)に到達(前年比74%増)前年度は3億300万ドル(2億4400万ポンド)。これは、有料プランの特典強化が要因です。

  • 顧客残高および貸付:顧客総残高は66%増の380億ドル(300億ポンド)に拡大し、2023年の230億ドル(180億ポンド)から増加しました。これは主に、顧客預金の大幅な増加と、レボリュートグループの貯蓄商品(パートナーおよびマネー・マーケット・ファンドで外部に保有されているものを含む)の残高増加によるものです。レボリュートグループは、貸借対照表の管理に慎重なアプローチを維持し、資産の62%を現金および現金同等物として保有しました。同時に、顧客への貸付ポートフォリオは前年比86%増の12億ドル(9億7900万ポンド)に増加しました。

    • 受取利息:10億ドル(7億9000万ポンド)(前年比58%増)となり、2023年の6億2100万ドル(5億ポンド)から増加しました。これは、これらの増加した預金を効果的に管理し、貸付業務を拡大した結果です。

  • 記録的な収益性:この力強い売上高の成長は、記録的な収益性へとつながり、4年連続の純利益を達成しました。

    • 税引前利益:14億ドル(11億ポンド)

    • 純利益:10億ドル(7億9,000万ポンド)。2023年の4億2,800万ドル(3億4,400万ポンド)から増加

    • 純利益率:26%に上昇。ビジネスモデルのオペレーティング・レバレッジが反映されています。

顧客数の増加とエンゲージメントの深化(図3参照)

2024年は顧客獲得数で新記録を樹立し、今後の拡大と成長の基盤を構築しました。

  • 過去最高の新規顧客数:レボリュートグループは世界で約1,500万人の新規顧客を迎え入れ、2024年年末までに合計5,250万人(38%増)に到達しました。

  • 市場でのリーダーシップとリーチ:欧州全域で強い成長の勢いを見せ、現在Revolutはファイナンスカテゴリーで最もダウンロードされたアプリであり、19カ国で第1位、欧州大陸の26カ国でトップ3にランクインしています。

  • 顧客エンゲージメントが急増:

    • 取引量:1兆3000億ドル(1兆ポンド)に迫りました(前年比52%増)

    • 個人向けサービスの月間アクティブユーザー数:前年比42%増となりました。

    • 法人向けサービスセグメント(Revolut Business):個人向けサービスセグメント同様に勢いがあり、月間アクティブ企業数が前年比56%増となりました。これにより、法人向けサービスビジネスの売上高は5億9200万ドル(4億6300万ポンド)に達し、グループ全体の収益の約15%を占め、Revolut Businessは欧州最大のB2Bデジタルバンキングサービス提供者の1つとなりました。

  • エンゲージメントの深化:付加価値サービスの利用が大幅に増加しました。

    • 有料プランの採用は前年比で45%増加しました。

    • 2024年6月に開始した新しいロイヤリティプログラム「RevPoints」は現在660万人の顧客が利用中です。

  • 効率的な成長の原動力:個人向けサービスの新規顧客の65%以上が口コミや紹介でアカウントを開設しており、堅調なオーガニック成長を継続しています。これに加え、ターゲットを絞ったセールス、広告、マーケティング活動に5億9100万ドル(4億 6,300万ポンド)を投資しました。

  • 大きな成長機会:レボリュートグループがかなりの事業規模に達しているにもかかわらず、主要市場におけるRevolutの市場浸透率は成人人口の約15%にとどまっており、ミッション達成に向けた継続的な成長の余地が大きいことを示しています。(図4参照)

最高レベルの商品、顧客体験、人材への投資

レボリュートグループは、プラットフォームの強化、顧客体験の改善、基盤の強化に引き続き多額の再投資を行いました。

  • コアバンキングの進化: IBAN など、Revolutの主要口座提供を強化する現地の必須機能を欧州11 カ国に拡大しました。

  • 資産運用と貯蓄の強化: 貯蓄サービスとMMFの取り扱いを拡大(30カ国以上で利用可能、サービス開始以来12.3億ドル(9.8億ポンド)の預金)、取引活動の増加に伴い暗号通貨取引所 Revolut X を開始、債券と欧州投資プランを追加、Revolut Investアプリをリリース、および英国投資ライセンスを取得しました。

  • 貸付能力の強化:貸付サービスの開発を継続し、ポートフォリオの大幅な成長を基盤として、顧客が重大な金融上の決断を下す際にサポートするための住宅ローンの社内テストを開始しました。

  • Revolut Businessの変革:Revolut Businessを大幅にアップグレードし(RB5の再設計、Revolut BillPay、柔軟なキャッシュファンド)、加盟店の採用と受入ソリューションの拡大を背景に、加盟店獲得による決済件数は前年比で3倍に増加しました。

  • サービスと安全性の向上:安全性を優先しながら、カスタマーサービスの効率性を向上(解決時間の80%短縮)させ、強化された管理により、推定8億ドル(6億ポンド)以上の潜在的な不正行為を防止しました。

  • ガバナンスへの投資:ガバナンスとコンプライアンス機能の著しい強化を実施し、リスク機能を30%増強したことに加え、レボリュートグループの英国およびEU銀行の取締役会に新たな非業務執行取締役(NED)を任命。さらに、拡大する従業員基盤に対応するため、新たなロンドン本社を設立することを発表しました。

2025年の展望

レボリュートグループは、プラットフォームのさらなる強化とグローバルな事業拡大を推進力として、2025年以降も継続的な大幅な成長が見込まれています。

  • 2025年の銀行開業:英国での銀行開業を、メキシコでの銀行開業と並行して優先的に実施します。

  • グローバルライセンスおよび新規市場への参入:現在、10件を超えるグローバルライセンスの取得を積極的に推進しており、ブラジルなどでの最近の市場参入を拡大しています。インドでのサービス開始(直近のPPIライセンス承認を受けて)に向けた準備を進めるとともに、米国とアジア太平洋地域(APAC)におけるさらなる機会を模索しています。

  • 商品イノベーション:住宅ローン、RevPointsのようなロイヤリティプログラム、eSIMsなどのさらなる開発を含め、コアバンキング、資産管理、クレジット、ライフスタイルサービスの提供を継続的に強化します。

  • 顧客体験: 堅牢なセキュリティと不正防止対策に加え、カスタマーサービスの効率性と有効性向上に向けて継続的に投資します。

  • グローバルな成長軌道:100カ国で1億人の1日あたりのアクティブユーザー(DAU)達成に向けた戦略を推進し、グローバルリーダーとしての地位を確立します。

2024年次報告書はオンラインで閲覧できるほか、PDF形式でダウンロードすることも可能です。revolut.com/financial-statements/

<報道関係者向け注記>

  • 特に記載がない限り、英国ポンドの米国(US)ドルへの換算は、2023年12月31日から2024年12月31日までの年間平均ミッドマーケットレート(仲値)(1ポンド = 1.28 USドル)によります。

  • 報告通貨および計算方法:Revolut Groupの報告通貨は英国ポンドであり、特に記載のない限り、記載された成長率(パーセンテージ)はこれらの通貨の結果に基づいて計算されています。米国(US)ドルの数値は、損益計算書項目については平均為替レート、2024年12月31日の貸借対照表項目については年末為替レートを使用し、参考情報として提供されています。米国(US)ドルのパーセンテージ変化は為替レートの変動により異なる場合があります。

図1:収益と利益の伸び

図1:収益と利益の伸び(レボリュートグループ2024年度年次報告書)

図2:商品収益の構成

図2:商品収益の構成(レボリュートグループ2024年度年次報告書)

図3:顧客数の伸び

図3:顧客数の伸び(レボリュートグループ2024年度年次報告書)

図4:ファイナンスアプリのダウンロードランキングとRevolutの市場浸透率

図4:ファイナンスアプリのダウンロードランキングとRevolutの市場浸透率(レボリュートグループ2024年度年次報告書)

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「Revolut(レボリュート)」について

世界最大規模のデジタル金融サービス「Revolut」は、真にグローバルな金融版スーパーアプリを構築するというビジョンのもと、2015年7月にニコライ・ストロンスキーとヴラッド・ヤッツェンコにより、英国・ロンドンで設立されました。 低い手数料とお得な為替レートで海外決済・外貨両替および送金ができることを強みとして利用者ベースを拡大、プロダクトおよび機能拡充を継続し、現在は自動家計簿・予算管理・個人間決済、株式・暗号資産・貴金属取引、保険、クーポン、6〜17歳向けカードなど幅広い金融サービスを5,000万人以上のお客様に提供しています。英国に本社を置き、現在世界の38以上のオフィスに10,000人以上の従業員を抱えるRevolutは、個人向け・法人向けのアカウントサービスによってお客様のパーソナルファイナンスの管理を強化するとともに、世界中の人々をシームレスに繋げることを目指しています。www.revolut.com


REVOLUT TECHNOLOGIES JAPANについて

REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社は、日本で2020年にサービス提供を開始して以来、デビットカード、外貨両替、国内外送金、予算/支出管理、eSIM販売など、随時新しい機能とサービスを拡充しています。日本において第二種資金移動業者および電子決済等代行業者として登録を受けています。 www.revolut.com/ja-JP/
社名: REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社

本社: 東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー

代表者: 代表取締役 巻口 クリスティナ 蓉子

設立: 2017年12月(日本でのサービス開始:2020年10月)

国内ライセンス: 2018年第二種資金移動業者(関東財務局長 第00060号)

2025年電子決済等代行業者(関東財務局長(電代) 第136号)

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会社概要

REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社

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URL
https://www.revolut.com/ja-JP/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区六本木 1-4-5 アークヒルズサウスタワー
電話番号
-
代表者名
ニコライ・ストロンスキー(本社CEO)巻口蓉子(日本法人CEO)
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年12月