「杜の都バイオマス発電所(仙台蒲生バイオマス)」営業運転開始に関するお知らせ
木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を燃料とした出力75.0MWの本発電所は、当社、ユナイテッド計画株式会社(秋田県秋田市、代表取締役CEO 平野久貴)、住友林業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 光吉敏郎)、みずほリース株式会社(東京都港区、代表取締役社長 中村昭)、RenoDaパートナーズ*1が共同出資した、合同会社杜の都バイオマスエナジー(以下「合同会社」)にて、これまで準備を進めてまいりました。
同発電所が立地する蒲生北部地区は、かつて約3,000人の住人が暮らしていましたが、東日本大震災の津波により約1,500戸あった家屋のうち約8割が流失・全壊し、多くの方が犠牲となりました。その後、仙台市震災復興計画に基づき、災害危険区域に指定され、蒲生北部被災市街地復興土地区画整理事業によって、仙台港に隣接する一大産業拠点として生まれ変わっております。
合同会社は、この地でバイオマス発電所を建設するにあたり、地域の方々による「ふるさとが発展し、地域経済活性化の一端になれば」という想いを大切にしながら事業を進めてまいりました。その一環として、発電所内には、震災前の地域の様子を伝える「蒲生なかの郷愁館」*3という展示ルームを設置予定です。
今後も地域の皆さまや関係各所のご協力をいただきながら、地域社会との共生と安全を最優先として発電所を運営し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
【杜の都バイオマス発電所の概要】
事業主体 | 合同会社杜の都バイオマスエナジー |
建設地 | 宮城県仙台市宮城野区蒲生4丁目1番地の1 |
発電容量 | 75.0 MW |
想定年間送電量 | 約55,330万kWh (一般家庭約17万世帯の年間使用電力量に相当) |
売電単価 | 24円/kWh |
運転開始 | 2023年11月18日(土) |
出資会社 | 株式会社レノバ(29.0%)*2、 ユナイテッド計画株式会社(25.0%)、 住友林業株式会社(15.0%)、 みずほリース株式会社(17.0%) RenoDaパートナーズ合同会社(14.0%)*1 |
*1大和証券グループが関与する合同会社です。
*2「合同会社杜の都バイオマスエナジーに係る持分譲渡に関する覚書」に基づき、杜の都バイオマス発電所の完成日以降に、一部の共同スポンサーが保有する特別目的会社出資持分(計31.0%)を当社が買い増す権利を有しています。
*3 2024年3月に一般公開予定。
以 上
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