〈イベントレポート〉学びを止めず、“アカデミーDX”で日本の人的資源をアップデート!ゲスト企業の企業内大学の具体事例やeラーニングの最新トレンドをご紹介「アカデミーフォーラム2020」
2020年11月26日(木)13:00~17:10/WEB開催
日本の経営コンサルティングファームのパイオニアである株式会社タナベ経営(本社:大阪市淀川区・東京都千代田区、代表取締役社長:若松 孝彦、以下「タナベ経営」)は、2020年11月26日(木)13:00~17:10に無料WEBフォーラム「アカデミーフォーラム2020」を開催いたしました。
■ 主催者挨拶
―株式会社タナベ経営 代表取締役社長 若松 孝彦「私たちはコンサルティングの多角化の中で、デジタル技術を駆使し、コンサルティングテックを実装していきます。HR領域におけるコンサルティングテックの一つが『アカデミーDX』。『アカデミーDX』を駆使して人的資源をアップデートしていきます」とタナベ経営の想いを語りました。
■『コロナ禍で注目をあびるオンライン教育の現状』
―株式会社タナベ経営 東京HRコンサルティング本部 松田 和華
ウィズコロナ・アフターコロナの時代には、デジタルとリアルをしっかりと使い分け、両方を活用していく視点が重要です。実現に向けての3ステップは、①『成果(理念・ビジョン実現)』からの逆算、学ばせる目的・項目の洗い出し、②事業特性・ビジョンに合わせた成長ステップづくり、③学ぶ内容との相性から最適な学び方(オンライン・リアル)をセレクトする3ステップとなります」と講義しました。
■ 『主体的に学び合う企業文化の醸成を目指して、J:COMユニバーシティ』
―株式会社ジュピターテレコム 人事本部 人財開発部 マネージャー 中野 真理子 氏
「『J:COMユニバーシティ』によって、部門内に閉ざされたナレッジが講座を通して部門の外へシェアされるようになりました。また、人材の交流も活性化しました。主体的に学んでもらうため、全て手上げ式をとっており、受講時間は業務時間と定めています。現在、7学部(総合学部、経営管理学部、お客さま対応学部、技術学部、情報システム学部、メディア学部、キャリアデザイン学部)で開校し、毎年100以上のプログラムを提供しています。年間受講者数は(延べ)9,798人、年間受講者(ユニーク)5,428人/10,892人、講師登壇社員102名/社外講師30名です。『J:COMユニバーシティ』はこれからも心に響く学びを提供していきます」とご講演いただきました。
■『経営ビジョンとつながる人づくりを推進する加和太アカデミーの今とこれから』
―加和太建設株式会社 代表取締役 河田 亮一 氏
「対面研修は80講座開設しています。毎月第三金曜日を『学びの日』と定め、終日講座を準備し、社員が好きな講座を受講できるように設計しています。講師はできるだけ外部講師の方をお呼びしています。また、プロジェクト型研修として、毎年、新入社員に地域活性化イベントを企画してもらい、企画・集客・運営を学んでもらいます。毎年継続しているため、先輩社員が協力するサイクルもできています」「教育は未来に対する投資であると考えています。構想3年、準備1年半、改善は永遠。学びを習慣化させ、文化にすることで、他社との大きな差別化に繋がります。そして、最終的には我々のビジョンの実現に繋がると考えています」とご講演いただきました。
■ 『人間力を重視した人財育成システムと新たな展開を見据えたGlobal One Academy』
―大鵬薬品工業株式会社 人事部 ダイバーシティ推進担当部長 高橋 郁子 氏
「大鵬グループは人材育成方針を『薬づくりは人を育てるところから』としています。多様性が増す中で、会社の歴史、創業者の想いや行動、大切にしてきたこと、これから大鵬薬品としてすべきことは何なのかを社員の皆さんで考えて共有することで、エンゲージメントを高めながら業績に繋げていきたいと考えています」とご講演いただきました。
■ 『HRテックの動向とアカデミークラウドの最新機能』
―株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役 COO 吉田 自由児 氏
「我々がご提案しているのは、+LMSという考え方です。+LMSのメリットとしては、①入口を一本化できる(ポータル化)、②自前の教材の活性化、③INPUTとOUTPUTの併用、④学習履歴の一元管理、⑤学習継続のための仕組みを構築、⑥学習終了を盛り上げる成果の見える化の6点を挙げることができます」とご講演いただきました。
■ FCCアカデミークラウドの特長と最新機能のご紹介
―株式会社タナベ経営 戦略総合研究所 FCCアカデミーチーム 吉本 奈未
「FCCアカデミー導入の期待効果として、①OJT改革、②人材発掘&活躍、③採用ブランディング、④働き方改革、⑤研修投資&時間効率最大化、⑥育成スピードアップの6点を挙げることができます」「FCCアカデミーの最新機能をご紹介します。①OJT機能(トレーナー、自己評価、見極めのチェックが可能)、②Zoom連携機能(Zoomの安定した映像配信技術と連携)、③ディスカッション機能(受講者同士のコミュニケーションツール)です」と説明しました。
■ 『設立に至った背景と経緯、YSSアカデミーが今後目指すべき方向とは何か』
―ヤマハサウンドシステム株式会社 代表取締役社長 武田 信次郎 氏
「『YSSアカデミー』は学習する組織・学び続ける社員の育成を目指し、社員が講師を務める内製化にこだわっています。構想は4学部(ヒト学部、オト学部、モノ学部、コト学部)・263講座であり、開校時は41講座を準備しました。『YSSアカデミー』が完成を迎えることはありません。絶えず変化し、成長を続けます」とご講演いただきました。
- タナベ経営 概要
タナベ経営は、1957年(昭和32年)に創業し、今年創業63年を迎えた日本の経営コンサルティングのパイオニアです。「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、「ファーストコールカンパニー 100年先も一番に選ばれる会社」の創造をミッションとしています。グループで400名を超えるプロフェッショナル人材を擁し、「経営者の戦略パートナー」として中堅企業を中心に約7,000社の支援実績があり、その中には上場企業や業界ナンバーワン企業、地域の優良企業が多数含まれます。
「C&C(コンサルティング&コングロマリット)戦略」(コンサルティング領域の多角化)および「コンサルティングプラットフォーム戦略」(全国において高付加価値のコンサルティングを均質に提供)を推進しており、住まいと暮らし・食品&フードサービス・ヘルスケア・物流・ライフ&サービス等のドメイン(業種・事業領域)、中期ビジョン・組織人事・財務・マーケティング・DX・M&A・事業承継等のファンクション(経営機能)、そして業界で唯一、北海道から沖縄までの全国主要10都市に密着するリージョン(地域)の3つの観点でコンサルティングメニューを拡大しています。
コンサルティングスタイルとしては、クライアント企業の課題に合わせてこの「ドメイン×ファンクション×リージョン」の3つの観点から複数名のコンサルタントを選定してチームを組成する「チームコンサルティング」を推進しています。
「All for Our Clients すべてはクライアントのために」という徹底したクライアント中心主義であり、60年以上の歴史で培ってきた実証済みの戦略メソッドを駆使し、的確な判断で最適な解決策を導き出しています。
■ We are Business Doctors
――日本で、経営コンサルティングがはじまった。
「私が勤めていた会社が倒産した」これは創業者:田辺昇一の原体験。
会社がつぶれるということは、働く社員が路頭に迷い、取引先にも大きな迷惑をかける。
どんなに規模が小さくとも、すべての企業には命がある。
田辺昇一は、企業を救う医師「Business Doctor」として企業とともにその命を守っていこうと決心しました。
「会社はつぶれるようにできている」「この国には企業を救う仕事が必要だ」
この思いから、1957年10月16日に「田辺経営相談所」を創業。日本の経営コンサルティングのパイオニアとして60年以上、その精神と使命は脈々と受け継がれ、「ファーストコールカンパニー 100年先も一番に選ばれる会社」を創造する活動へと続いています。
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