「このままではだめだと思うんだけど、何をどうしていいのかわからない」悩める就活生、若者に向けて、高収益・無借金経営企業の社長が語る
『逆境に感謝する人が、逆境に愛される』西田芳明[著]2023年6月6日発売
本書は、いまなお年間200人以上の若者が、自らの人生を考え直すためその門をたたく就活志塾での教えをより多くの人々に伝えるため、15の人生訓としてまとめあげた1冊である。学生は勿論、自らの人生に悩めるすべての人々の新たなスタートの手掛かりとなる1冊。
◆3人に1人が3年以内に会社を辞めている現状を打破するため立ち上げた、就活生のための塾
「このままではだめだと思うんだけど、何をどうしていいのかわからない」
著者のもとに集う若者たちがよく口にする言葉だという。西田氏はそのたびに「頭を使え。頭を駆使して感度を上げ、自力で道を見つけるしかない」と激励する。
著者が主催する「就活志塾」は学校での学習を補完するのではなく、自らの頭で生き方を考え、生き残る策を会得するための志を学ぶ場所である。
著者が、延べ4000人以上の若者に伝えてきた教えをひとつの流れにまとめ、人生を考える一助となる書籍である。
◆父親の会社の倒産を学びに転換した、「自分ごと化」の神髄を伝授
著者はこれまでの人生で、2度の大きな「谷底」を経験している。そのうちのひとつが、10歳の頃に経験した、父親が経営する会社の倒産である。氏は強烈な事態を前に、子どもながら「私は絶対に、このような倒産はしない」と誓ったという。
著者は、この負の体験をプラスに転じた要因が、「自分ごと化」にあると考える。父親が経験した倒産を自らの教訓と捉え、会社を倒産させないための学びを徹底的に繰り返し、無借金経営を続けているのである。
自身だけでなく周囲の痛みや失敗の体験を自分の力に変えるために、出来事をしっかりと「自分ごと化」し、学びの数と質を増やしていくことが、人生を好転させるための原動力となる。
◆自らが望む未来の姿を確定させ、人生の再スタートを切ろう
失敗や挫折を「自分ごと化」できるようになるために、もっとも重要な考え方のひとつが「逆算思考」である。ものごとの全体像を意識しつつ、未来において完成されるべき姿を描ことにより、今の自分が置かれた状況の中で欠けているものを見つける思考法である。全体像を見失わずに欠けているものを埋めていけば、理想とする良い未来
が完成すると著者は主張する。
ただ、この逆算思考は単純に時間を考えながらタスク管理を行うということではない。時間を横軸に、理想とする未来のビジョンと打ち立てた目標へのプロセスを縦軸に立体化して考えることが重要となる。
本書では「逆算思考」をはじめ、谷底から這い上がり、逆境を追い風にプラスへ転じるためのノウハウを徹底的に伝授する。
【書籍情報】
『逆境に感謝する人が、逆境に愛される』
発売日:2023年6月6日
定 価: 1,760円(税込)
ISBN :978-4-478-08499-1
判 型:四六判
発 行:ダイヤモンド・ビジネス企画
発 売:ダイヤモンド社
【本書の構成】
序 章 何のために企業を選ぶのか
第1章 企業を選ぶ前に知っておくこと ~人生設計の方策~
第2章 正しい企業の選び方 ~何のために生き、働くのか~
第3章 正しい自己の鍛え方 ~心を整え、思考を強くする~
終 章 仕事も、人生も、駅伝だ
【著者プロフィール】
西田芳明(にしだよしあき)
進和建設工業株式会社 代表取締役。
1951年大阪府堺市生まれ。1987年4月に2代目進和建設工業株式会社 代表取締役に就任。高付加価値、低コストのマンションに代表される高収益事業を推進し経営を再建、無借金経営を続けている。
自身の経験を広く学生たちに伝えたいと考え、2009年「就活志塾」を設立、これまで4000人以上の学生を中心とする若者たちに、自らの頭で自身の仕事と人生について考える場を提供、現在も年間200人以上の学生たちがその門を叩く。
著書に『トップは志をつくりなさい』(2014年 現代書林)、『頭が勝手に働き出す思考法』(2017年 現代書林)、『家計簿経営』(2018年 プレジデント社)、『社長の最後の仕事 100年続く承継と継承』(2021年 現代書林)などがある。
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