“市民のための博物館”を目指し、プラネタリウムの発展に寄与した “若宮崇令氏”の半生に迫る 「多摩区偉人伝~川崎市青少年科学館 元館長 若宮崇令篇~」
川崎市青少年科学館(かわさき宙と緑の科学館)開館50周年記念 PR動画
2022年2月4日(金)より多摩区公式YouTubeチャンネルにて公開開始
URL:https://www.youtube.com/watch?v=5Gg3Dld9MRQ
URL:https://www.youtube.com/watch?v=5Gg3Dld9MRQ
川崎市多摩区は、川崎市青少年科学館の開館50周年を記念し、同館元館長であり、科学館ならびにプラネタリウム界の発展に大きな影響を与えた、若宮崇令氏の生い立ちから現在に至るまでに迫ったドキュメンタリー動画「多摩区偉人伝~川崎市青少年科学館 元館長 若宮崇令篇~」を制作しました。
この度、2022年2月4日(金)より多摩区公式YouTubeチャンネルにて公開します。
世界最高水準のリアルな星空とともに“生解説”が楽しめるプラネタリウムや、生田緑地や多摩川の動植物について学べる展示室、サイエンスワークショップなどが人気を集め、市内外問わず多くの家族連れで賑わい、年間来館者数はおよそ17万8千人(2020年度)に及びます。
科学館は、昨年2021年8月に開館50周年を迎え、これを記念し、多摩区ではPR動画「多摩区偉人伝~川崎市青少年科学館 元館長 若宮崇令篇~」を制作しました。
この動画を通し、科学館の歴史を知っていただくのと同時に、若宮氏をはじめ多くの職員と川崎市民が築き上げてきた科学館の魅力に触れていただければと思います。
1966年 神奈川県に入庁し、神奈川県青少年センターに配属
プラネタリウム解説を始める
1971年 川崎市青少年科学館 開館とともに科学館配属
1995年 川崎市青少年科学館 館長に就任
2000年 日本プラネタリウム協会会長に就任
2004年 川崎市青少年科学館 館長退任
2020年 川崎市文化賞受賞
また、より分かりやすい学習投影のために、全市立小学校の風景スライドを全国で初めて導入したり、新しい投影機を手作りするなど、
様々な工夫をとり入れ、子どもたちに星の魅力を伝えていきました。
若宮氏は、川崎市の自然を守り後世に残していくべく、市民を中心に「かわさき自然調査団」を結成し、川崎市全域における植物・野鳥・昆虫・動物などの調査・記録を開始しました。最盛期には約140名もの市民が活動し、現在では約6万点にも及ぶ資料を収蔵しています。
日本プラネタリウム協会会長を歴任するなど、様々な功績が認められ、 2020年には川崎市文化賞を受賞しました。
プラネタリウムでは、学芸員が毎月オリジナル番組を制作し、“生解説”を行います。川崎市出身の世界的プラネタリウム・クリエーター・大平貴之氏が開発した世界で唯一の最新鋭投影機「MEGASTAR-Ⅲ FUSION」から映し出される、世界最高水準の星空を楽しむことができます。
1階の展示室では、生田緑地や多摩川を中心に見られる動物や昆虫のはく製・模型を展示しており、川崎市の自然について学ぶことができます。その他、望遠鏡による昼間の太陽・星観察、夜間天体観測会、サイエンスワークショップ等も開催しています。
休館日 :毎週月曜日(祝祭日の場合は開館)
祝祭日の翌日(土日・祝日の場合は開館)
年末年始 ※臨時休館有り
住所 :川崎市多摩区枡形 7-1-2
この度、2022年2月4日(金)より多摩区公式YouTubeチャンネルにて公開します。
- 川崎市青少年科学館 開館50周年
世界最高水準のリアルな星空とともに“生解説”が楽しめるプラネタリウムや、生田緑地や多摩川の動植物について学べる展示室、サイエンスワークショップなどが人気を集め、市内外問わず多くの家族連れで賑わい、年間来館者数はおよそ17万8千人(2020年度)に及びます。
科学館は、昨年2021年8月に開館50周年を迎え、これを記念し、多摩区ではPR動画「多摩区偉人伝~川崎市青少年科学館 元館長 若宮崇令篇~」を制作しました。
- 科学館の礎を築いた“若宮崇令氏”
この動画を通し、科学館の歴史を知っていただくのと同時に、若宮氏をはじめ多くの職員と川崎市民が築き上げてきた科学館の魅力に触れていただければと思います。
【多摩区偉人伝~川崎市青少年科学館 元館長 若宮崇令篇~】 公開日 :2022年2月4日(金) URL :https://www.youtube.com/watch?v=5Gg3Dld9MRQ (多摩区公式YouTubeチャンネル) 企画 :川崎多摩区役所 撮影協力:かわさき宙と緑の科学館 協力 :生田緑地共同事業体 |
- 若宮崇令氏 プロフィール
1943年 三重県津市出身
1966年 神奈川県に入庁し、神奈川県青少年センターに配属
プラネタリウム解説を始める
1971年 川崎市青少年科学館 開館とともに科学館配属
1995年 川崎市青少年科学館 館長に就任
2000年 日本プラネタリウム協会会長に就任
2004年 川崎市青少年科学館 館長退任
2020年 川崎市文化賞受賞
若宮氏は、川崎の子どもたちに本物の星空を見てもらいたいと、プラネタリウムだけでなく、天体観測会やワークショップなどを頻繁に開催し、1971年の開館と同時に、幼児から小学校、中学校の各学年にあわせた「学習投影」を開始しました。当時、学習投影を実施するプラネタリウムはいくつかありましたが、学習指導要領に基づき、各学年別の学習投影を実施したのは、若宮氏が初めてでした。
また、より分かりやすい学習投影のために、全市立小学校の風景スライドを全国で初めて導入したり、新しい投影機を手作りするなど、
様々な工夫をとり入れ、子どもたちに星の魅力を伝えていきました。
科学館は、1982年に川崎市唯一の自然科学系の登録博物館となり、翌年の1983年には、子どもたちに生田緑地をはじめとする川崎市の自然について学んでもらいたいと、当初プラネタリウムのみだった科学館に自然展示室を開設しました。
若宮氏は、川崎市の自然を守り後世に残していくべく、市民を中心に「かわさき自然調査団」を結成し、川崎市全域における植物・野鳥・昆虫・動物などの調査・記録を開始しました。最盛期には約140名もの市民が活動し、現在では約6万点にも及ぶ資料を収蔵しています。
日本プラネタリウム協会会長を歴任するなど、様々な功績が認められ、 2020年には川崎市文化賞を受賞しました。
- 若宮崇令氏の教え
今なお科学館職員に受け継がれる若宮氏の教えの一部をご紹介します。
若宮氏の教え① プラネタリウムの解説は “生解説”
プラネタリウムの解説は、ただスイッチを押して星空を投影するだけではなく、観客に寄り添いコミュニケーションをとりながら、一緒に星空を見ることが重要。その時々の観客の年齢層に合わせて、解説内容や話し方を工夫するなど、観客と同じ視点に立つ“生解説”がプラネタリウムの醍醐味。
若宮氏の教え② 本物の星を見なさい
プラネタリウムの解説にあたり、“自然”に忠実であるためには、実際に目で見て体験したことをもとに解説するべき。
若宮氏の教え③ 市民とともに歩む、市民のための博物館
博物館の資源は研究者が独占するのではなく、市民に開かれたものであるべき。市民に支えられ、市民によって高められ、市民とともに歩む、市民のための博物館であり続けるべき。
- かわさき宙と緑の科学館
プラネタリウムでは、学芸員が毎月オリジナル番組を制作し、“生解説”を行います。川崎市出身の世界的プラネタリウム・クリエーター・大平貴之氏が開発した世界で唯一の最新鋭投影機「MEGASTAR-Ⅲ FUSION」から映し出される、世界最高水準の星空を楽しむことができます。
1階の展示室では、生田緑地や多摩川を中心に見られる動物や昆虫のはく製・模型を展示しており、川崎市の自然について学ぶことができます。その他、望遠鏡による昼間の太陽・星観察、夜間天体観測会、サイエンスワークショップ等も開催しています。
開館時間:9:30〜17:00
休館日 :毎週月曜日(祝祭日の場合は開館)
祝祭日の翌日(土日・祝日の場合は開館)
年末年始 ※臨時休館有り
住所 :川崎市多摩区枡形 7-1-2
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