【イベントレポート】Barco『ClickShare CX-50』新製品発表会 開催レポート
増加するハイブリッドワークの課題とオフィスづくりコミュニケーションを円滑にする運用のポイントとは?
本イベントについて
本新製品発表会では新しくなった ClickShare CX-50 の新たな機能が叶える今後のハイブリッドミーティングのかたちや、新製品の詳細について説明いたしました。さらに発表会の終了後には、製品の進化を実際に体験いただけるよう、協賛企業様製品とのコラボレーションで、ハイブリッドミーティングの環境を作り、出席者の皆さまにタッチアンドトライを行っていただきました。展示ブースではこの度発表したClickShare CX-50の特長である 2 枚のディスプレイへの同時出力や、ルームシステムが導入されているミーティングルームでのスムーズな資料共有、カメラ切り替えなどハイブリッドミーティングの最新ツールの体験ができ、会場は和気あいあいと盛り上がっていました。
開催概要
【名称】
最新ハイブリッドミーティングツール体験会&セミナー
【日時】
2023 年 5 月 23 日(火)
【会場】
ベルサール東京日本橋 4F
〒103 6005 東京都中央区日本橋 2 7 1 東京日本橋タワー)
【登壇者】
株式会社NSFエンゲージメント チーフクリエイティブディレクター高野 昌幸氏
バルコ株式会社 ミーティングエクスペリエンス事業部 三浦 剛彦
バルコ株式会社 ミーティングエクスペリエンス事業部 伊東 将来
【プログラム】
「ハイブリッドワークの課題とオフィスづくり・運営のポイント」
「市場動向とセールス&マーケティングアプローチ」
「ハイブリッドミーティングをワイヤレスで簡単に実現するClickShare CX-50 “第2世代機”の特長」
ハイブリッド会議ソリューションでコミュニケーションを円滑に進めるには?
株式会社NSFエンゲージメント チーフクリエイティブディレクター 高野 昌幸氏
新製品発表会ではまず、株式会社NSFエンゲージメントのチーフディレクター 高野昌幸氏に、ハイブリッド会議ソリューションでコミュニケーションを円滑に進めるための課題と対策のポイントについてお話いただきました。
高野氏には、昨今のコロナ禍でのワーカーの価値観の変化に伴って、オフィス勤務や在宅勤務、ワーケーションなど働き方がハイブリッドに変化していく中で、社員がリモートワークでも、生産性、エンゲージメント、ウェルビーイングを高く働けるようになるために必要な対策についてお話しいただきました。
リモートワークでの課題への対応がおろそかになると、企業文化の醸成や創造性の形成、社員の成長と持続性の3点に悪影響を及ぼす可能性があります。高野氏は「ハイブリッドワークの課題は①最大のイシューは『出社』②社員の『つながり』と『プレゼンス(状態)』③オフィスの『最適化』と『運営』④対面×リモートの『ハイブリッドミーティング』の4点」と述べました。
社員がハイブリッドワーク環境下で満足して働き続けるようにするためには、まず「出社の目的」をつくり、自発的または組織的な出社の仕組みを管理する必要があります。さらにオフィスという場所を最大限に活用するため、他部署との交流の場や機会を設定し「オフィスの体験」をつくることと、働く場所に関わらず社員の方々がお互いにそれぞれの状態を可視化できるようにシステムを整えることが望ましいと語りました。その際には、オフィス利用の際のルールに関しても整備し、オフィスの柔軟性を高め、会議室の予約など管理を可視化・徹底することが必要と説明いたしました。最後には、働き方に呼応して多様化するハイブリッドミーティング方法に関して、今回の発表会とタッチアンドトライで最新機器に触れることで、情報をキャッチアップし改善できると語りました。
ClickShare CX-50 “第2世代機”の特長、セールス&マーケティングアプローチ
バルコ株式会社 ミーティングエクスペリエンス事業部 三浦、伊東
次にバルコ株式会社 ミーティングエクスペリエンス事業部 三浦より、今回の新製品を発売するに至った経緯と販売戦略について説明しました。バルコでは新規オフィス供給の増加の社会的な背景と、30%以上のワーカーがハイブリッドな働き方を認める企業で働きたいというニーズをキャッチし、今後のハイブリッドミーティングルーム内でのユーザー体験を向上させることが必要と考えています。その中で、アライアンスパートナーとともにこの度のClickShare CX-50 “第2世代機”を販売強化していくと説明しました。
最後にバルコ株式会社 ミーティングエクスペリエンス事業部 伊東からは、そもそものClickShareが推進している「Bring Your Own Meeting」という概念を叶える、ClickShare CX-50 “第2世代機”の特長について紹介しました。会議室内にいる誰でも即座にハイブリッドミーティングへ参加できることはもちろん、ClickShare CX-50 “第2世代機”ではデュアルスクリーンに対応しており、本製品1つで2画面へのコンテンツ投影が可能になります。さらにルームシステムが導入されているミーティングルームへの対応も行っており、PCからのスムーズな資料共有、カメラの切り替えなどが可能になったことを説明いたしました。
イベント当日の様子
新製品「ClickShare CX-50(第2世代機)」のアップデートポイント
2023年で発売から10周年を迎え、第2世代へとリニューアルしたClickShare CX-50では、リモートで会議に参加する人と、実際のミーティングルームに集まって対面で会議に参加する人の「垣根」をなくすため、さまざまな新機能を搭載して、より臨場感のあるハイブリッド会議を実現します。
【新機能】
■デュアルスクリーン表示機能
同じコンテンツを2台の室内ディスプレイに同時表示できるほか、「発表資料」 と 「リモート参加者の顔」 を2台のディスプレイに別々に表示。全員が同じミーティングの場にいるような、一体感のあるハイブリッドミーティングが可能となります。
■最小限のケーブルで容易な設置
新しくなったCX-50ではUSB-タイプCケーブルに対応。ディスプレイと本体の間はUSB-タイプCケーブル1本のみで接続が可能となっております。また、ワイヤレス接続と有線接続を併用することもできるため、自由度の高さもポイントです。
■Web会議ルームシステムとの連携運用が可能
新しくなったCX-50は「(常設)会議室モード」 と 「ミーティング主催者モード」 を自動的に切り替えてくれるため、日ごろはホストしてTeamsを使用している場合にもZoomに参加することで自動認識します。
バルコについて
バルコは1934年にベルギーに創業(日本法人のバルコ株式会社は1995年設立)しました。その歴史はラジオの製造から始まり、現在ではディスプレイ技術、プロジェクション技術、コラボレーション技術を核に、主にエンターテイメント、ヘルスケア、エンタープライズ向けに可視化ソリューションを開発、設計しているグローバルなテクノロジー企業です。現在では90か国以上に販売拠点を持ち、2018年の連結総売上げは1,000Mユーロを超え、従業員約3,500名、400を超える特許を取得しています。
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