AIで医療現場のDXを推進するカルディオインテリジェンス シリーズBファーストクローズとして第三者割当増資による資金調達を実施

報道関係者各位

株式会社カルディオインテリジェンス(本社:東京都 港区、代表取締役:田村 雄一 以下当社)は、医療現場の解析技術にデジタルトランスフォーメーション(DX)をもたらすことを目指すヘルステックベンチャーです。

このたび株式会社新日本科学をリードとした第三者割当増資により、シリーズBファーストクローズとして資金調達を実施したことをお知らせいたします。調達資金は、上市予定の新製品を含むプロダクト開発、およびそれに伴う社内体制の強化、海外展開等に活用いたします。

カルディオインテリジェンス 第三者割当増資による資金調達を実施

■資金調達の背景と目的

当社は2019年10月の創業後、『⼼臓病診療を受けられない患者さんを世界からなくす』のミッションの下、AIを活用した心臓病診断DXの実現を目指し、心電図のAI自動解析支援システムの研究・開発を進めて参りました。

このたび、株式会社新日本科学をリード投資家として、東海東京インベストメント株式会社、いわぎん事業創造キャピタル株式会社の3社より資金調達を実施いたします。今回の調達資金は、既存製品および上市予定の新製品のプロダクト開発、およびそれに伴う社内体制の強化、海外展開に向けた準備等に活用いたします。

当社は、2025年10月25日で設立6周年を迎えました。この6年間で、多くの医療機関や企業の皆さまに支えられながら、私たちのサービスは「現場で使われる」プロダクトへと成長してきました。

これからのフェーズでは、“より多くの人に、より確かな価値”を届けるために、プロダクトの品質向上と社会実装をさらに加速させていきます。加えて、新たな価値の創造・提供にも取り組んで参ります。

■製品・サービス展開

2022年2月には、プログラム医療機器(SaMD:Software as a Medical Device)である『長時間心電図解析ソフトウェア SmartRobin AI シリーズ※1』を上市し、現在150を超える医療機関に導入いただいており(2025年11月現在)、長時間心電図検査に掛かる医療従事者の負担軽減、不整脈患者さんの早期診断に貢献してきました。

また2024年12月には、不整脈の中でも最も患者数が多く、かつ国内で約70万人※2の潜在患者さんがいると言われている心房細動の“兆候”を検出する新しいSaMD『発作性心房細動兆候検出ソフトウェア SmartPAFin シリーズ※3』が薬事承認を取得し、現在上市準備中です。

詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000063574.html

さらに2024年9月には、音声から心不全の重症度を評価する医療機器※4の開発に着手しております。

詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000063574.html

※1 医療機器認証番号:302AHBZX00026Z00、販売名:長時間心電図ソフトウェア SmartRobin AIシリーズ、一般的名称:ホルタ解析装置用プログラム(36827012)

※2 Int J Cardiol. 2009 Oct 2;137(2):102-7.を参考

※3 医療機器承認番号:30600BZX00277000、販売名:発作性心房細動兆候検出ソフトウェア SmartPAFin シリーズ、一般的名称:汎用心電計用プログラム(11407042)、(ホルタ解析装置用プログラム(36827012)、長時間心電用データレコーダ用プログラム(35162012))

※4 現在、医療機器としての承認・販売はされておりません

■投資家の皆様からのコメント

<株式会社新日本科学 代表取締役会長兼社長 永田良一氏>

リード投資家として行う今回の出資が、カルディオインテリジェンス社の「医療現場の解析技術にデジタルトランスフォーメーション(DX)をもたらす」という志の実現に向けた一助となることを嬉しく思います。財務基盤が安定することで、同社が手掛ける既存・新規の心電図AI自動解析支援システムの研究が更に進み、医薬品開発における安全性試験のDX推進と効率化向上にも繋がることを期待しています。

≪本件に関する株式会社新日本科学からのニュースリリースはこちらをご覧ください≫

<株式会社フジタ・イノベーション・キャピタル 代表取締役 牧野快彦氏

東海東京インベストメント株式会社 代表取締役 寺門一彦氏>

藤田医科大学のVCと東海東京インベストメントとの共同ファンドにおいて、幅広く、医療・ヘルスケア領域のスタートアップをご支援しております。

カルディオインテリジェンス社が提供する、心電図のAI解析による心房細動の診断および兆候の検出技術は、本学の医療現場においても、高く評価をいたしております。AI医療機器の普及による医療現場のサポートや効率化を期待し、ご支援させて頂きました。

<いわぎん事業創造キャピタル株式会社 投資部 佐藤暢哉氏>

脳梗塞や心不全など重篤な病気を引き起こす心房細動は、早期発見が重要であるものの、現行の心電図検査には多くの課題が存在しています。SmartRobinは、AIを駆使することで、それらの課題に対して最適な解決策を提供しており、「医療現場において実際に使われる」プロダクトとして急速に普及しています。

弊社が基盤とする岩手県は、深刻な医師不足や医療過疎の問題に直面しており、「医療×テクノロジー」が地域医療にもたらすインパクトは非常に大きいと判断し、投資を決定しました。高齢化が進行している本県において、SmartRobinやSmartPAFinを活用して多くの患者さんが救われる社会を目指して、サポートしていきます。

■採用について

当社では現在エンジニアを中心に採用を強化しています。オープンポジションも設けておりますので、 AIを活用した心臓病診断DXに関わってみたい方は是非、下記の採用ページをご覧ください。

採用ページ:https://www.cardio-i.com/recruit/

株式会社カルディオインテリジェンスについて

当社は、医療分野におけるAI技術を活用した製品開発に特化した企業です。主に心血管疾患の診断・治療支援を目的とした革新的なAI医療機器の開発を行っております。医療現場のニーズに即した実用的な製品を提供することで、心血管疾患の早期発見や治療をはじめとした医療の質の向上を目指しています。

  • 会社名:株式会社カルディオインテリジェンス

  • 所在地:東京都港区東麻布1-25-5 VORT麻布イースト 2階

  • 代表者:代表取締役CEO 田村 雄一

  • 設立:2019年10月

  • HP:https://www.cardio-i.com/

本件に関する連絡先

株式会社カルディオインテリジェンス 担当:服部、山根

E-MAIL:contact-ci-info@cardio-i.com

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会社概要

URL
https://www.cardio-i.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区東麻布一丁目25番5号 VORT麻布イースト2階
電話番号
03-6821-0390
代表者名
田村 雄一
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2019年10月