日本金属㈱板橋工場 排水回収設備稼働開始 2023年7月より本稼働開始し、持続可能な社会の実現に貢献

導入前比約60%の排水回収率向上、省資源化・省コスト化を実現

日本金属株式会社

 日本金属株式会社(本社:東京都港区、取締役社長 下川康志、証券コード:5491)は、2022年3月24日にプレスリリースでお知らせしておりましたとおり、東京都の工業用水道事業廃止に伴う「節水対策支援」を活用した排水回収設備新設の計画において、東京都との合意に至り、2022年3月より当社板橋工場(東京都板橋区)の既存水処理設備の改善を進め、排水回収設備の新設を進めてまいりました。この度、工事が完了し、関連する設備 ※1 について2023年7月より本稼働を開始しましたことをお知らせします。
 今回の排水回収設備導入により、導入前と比較し、約60%の排水回収率向上を想定しており、省資源化・省コスト化を実現してまいります。本設備は、第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」のビジョンに沿い、持続可能な社会の実現 ※2 に貢献すべく、展開を図ったものです。

※1 新設された設備外観※1 新設された設備外観

※2 関連するSDGs※2 関連するSDGs

参考 2022年3月24日付プレスリリース

日本金属㈱板橋工場 排水回収設備導入

https://www.nipponkinzoku.co.jp/images/2022/03/c-63791-2022032315-64c8a557a1e8645167b7a911460d2ff0.pdf


● 工事詳細内容

 今回の新設工事では、水素プラント跡地(2021年12月に同工場内の別の場所へ移設完了)を有効利用し、①既存水処理設備の改善を進め、その後、②排水回収設備を新設することで、工場の稼働に影響を与えることなく、約1年の工期を経て無事に竣工を迎えることができました。また、その後の試験運用で、今回の設備導入にあたり事前のトライアルで検証されていた性能(回収水の水質、回収率)を実機でも十分に発揮することが確認されたため、2023年7月より本格稼働をスタートさせることになりました。

既に、工場で使用する用水は、2021年末に工業用水から上水への切り替えが完了しております。今後、排水回収設備を安定的に稼働させ、回収水(導入前比約60%の排水回収率向上を想定)の再利用を推進し、効率的な水資源の運用を進めてまいります。


【板橋工場概要】

ステンレス鋼帯・みがき特殊帯鋼のパイオニアとして、最先端の“ものづくり”に貢献しています。

主な生産品目:冷間圧延ステンレス鋼帯、みがき特殊帯鋼、極薄電磁鋼帯、マグネシウム合金帯

URL: https://www.nipponkinzoku.co.jp/corporate/office/itabashi-plant


● 第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」のビジョンについて

『人と地球にやさしい新たな価値を共創するMulti&Hybrid Material企業』を掲げ、環境方針「省エネルギー・省資源・リサイクルを積極的に推進し、限りある地球の資源を守る」、「地域社会との融和を図り、地域と共存する事業所づくりを目指す」に基づき、当社では今後も持続可能な社会の実現に向け、事業を通じて社会の課題解決に取り組んでまいります。


【本リリースに関するお問い合わせ先】

日本金属株式会社 総務部

 TEL:03-5765-8100

Mail:soumu@nipponkinzoku.co.jp

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会社概要

日本金属株式会社

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URL
https://www.nipponkinzoku.co.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区芝5丁目29番11号 G-BASE田町10・11階
電話番号
03-5765-8111
代表者名
下川康志
上場
東証スタンダード
資本金
68億5700万円
設立
1939年11月