小児医療系学会への出展および病院支援を強化動き出した「小児入院の付き添い環境改善」加速を目指す
~病院・医療従事者との接点を広げ、現場の声を活動に反映付き添い家族の実情を社会に伝え、医療機関とともにより良い支援のあり方を考える~
認定NPO法人キープ・スマイリング(東京都中央区、理事長:光原ゆき、以下キープ・スマイリング)は病院・医療従事者との接点を広げ、現場の声を活動に反映することを目的に、2026年も小児医療系学会への出展を行ってまいります。また、「医療機関との協働による課題把握と支援も強化し、医療機関への認知拡大とともに、付き添い家族を取り巻く現場の実情や課題について、医療従事者から直接「生の声」を伺う機会を創出しています。

■背景: 動き出した「小児入院の付き添い環境改善」加速に不可欠な現状把握と現場の声
キープ・スマイリングは、長期入院する子どもに付き添う家族の負担軽減を目的に、「付き添い生活応援パック」の提供や情報発信を行ってきました。2022年には「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2022」を実施。調査の結果をきっかけに診療報酬改定やこども家庭庁補助金の創設、日本小児科学会による声明発表などの動きがあったものの、現場の変化はまだわずかであり、依然として残る課題の把握が必要となっています。これらの課題は、病院や診療科、地域によって状況が大きく異なり、網羅的な把握は難しいのが現状です。
◎診療報酬改定:複数名の保育士や看護補助者の配置への評価、付き添い者の食と睡眠の配慮
◎日本小児科学会の声明:「付き添う・付き添わない」を家族が選べる環境と制度整備の必要性
◎こども家庭庁の補助金創設:病院における付き添い環境改善のハード面への補助
■内容:学会出展を通じ医療従事者との接点を増やし現場の課題やニーズの把握へ
2025年医療現場に最も近い場所である「学会」および「学術集会」へ6件出展・参加し医療関係者との接点を持つ中で、「付き添い家族の負担をどう支えればいいか悩んでいる」「制度や病院ごとの差が大きく、標準的な情報が不足している」等の声が聞かれました。2026年も出展・参加をはじめ病院へのヒアリング・伴走など医療機関との協働による課題把握と支援を強化し、医療機関・医療従事者への活動認知の拡大および現場で感じている課題やニーズの把握を目的とした取り組みを強化いたします。
==2026年出展予定==
◎第129回日本小児科学会学術集会(4月・下関)
◎日本小児循環器学会学術集会(7月・東京)※7/11にランチョンセミナー開催予定
==2025年主な実績==
◎第128回 日本小児科学会学術集会(名古屋)
「付き添い生活応援パック」実物展示を通じ、具体的な支援内容を紹介。
◎第67回 日本小児神経学会学術集会(鳥取)
市民公開講座のシンポジウムに登壇し、患者会としての立場から医療者との協働を提起。
◎日本小児看護学会 第35回学術集会(仙台)
テーマセッションに登壇。「付き添い」をテーマに看護の現場と課題を共有。
■理事長メッセージ
病気の子どもに付き添うご家族が、少しでも安心して日々を過ごせる社会を目指し、活動を続ける中で私たちが常に大切にしてきたのは、「当事者の声」と同時に、「医療現場の視点」に耳を傾けることです。
2025年は、小児医療・看護分野を中心とした多くの医療系学会学術集会に出展・参加する機会をいただきました。学術集会という場は、医師、看護師、医療ソーシャルワーカーなど、多職種の医療従事者が一堂に会し、日々の実践や課題を共有する貴重な場所です。
その中で感じたのは、付き添い家族を取り巻く課題の複雑さと、支えたいと願う医療従事者の皆さんの強い思いです。「制度や病院のルールに限界がある中で、どう寄り添えばいいのか悩んでいる」「支援団体ともっと連携できる余地があるのではないか」
そうした声は、私たちにとって大きな学びであり、今後の活動を考える上での重要な指針となっています。
我々は付き添い家族の実情を社会に伝え、医療機関とともにより良い支援のあり方を考えるパートナーでありたいと考えています。今後も現場の声に学びながら、医療関係者の皆さまと協働し、一歩ずつ取り組みを進めてまいります。
■認定NPO法人キープ・スマイリングについて
当団体は、入院中の子どもに付き添う家族を支える認定NPO法人です。全国の付き添い家族への食支援・物資支援を中心に、付き添い環境の改善に取り組んでいます。
団体ウェブサイト:https://momsmile.jp
【本件に関するお問合せ先】
認定NPO法人キープ・スマイリング(広報担当)
E-mail:pr@momsmile.jp 電話:03-6822-5371
取材のお申し込み:https://momsmile.jp/contact/media/

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