【あしたの賃貸プロジェクト】”賃貸が変わればまちが変わる” をテーマに、第6回シンポジウムを開催。東京大学大月敏雄教授、影山知明氏(ぶんじ寮)、ひのさと団地再生チームが登壇。
住宅改良開発公社は、10月21日(火)13時より、公社設立70周年記念「あしたの賃貸プロジェクト第6回シンポジウム」を開催します。YouTubeによるオンライン開催。参加費無料(要登録)。

◆開催趣旨
住宅改良開発公社「あしたの賃貸プロジェクト」は、2018年の発足以来、賃貸住宅における28事例の先進的な取組を取材し、ひとつの取組が、人のつながりを変化させ、まちを豊かに変えていくきっかけとなり得ることを確信するようになりました。今回のシンポジウムでは、「まちが変わる」その構造と効果を、理論と実践の両面からご講演いただきます。
住宅改良開発公社設立70周年記念の本シンポジウムでは、賃貸住宅の位置付けを再確認し、「いま、賃貸住宅のまわりで何が起きているのか」「課題解決のために賃貸住宅で何ができるのか」を考えることを目的として開催します。皆様と、新しい賃貸住宅の形を共有し、議論を深められれば幸いです。ぜひ、ご参加ください。
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あしたの賃貸プロジェクト第6回シンポジウム
10⽉21⽇(火)13時〜<YouTube無料オンラインシンポジウム>
https://ashitanochintaipj.com/symposium6/
※視聴には事前登録が必要です。(10月20日23時59分締切)

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◆登壇者と講演内容

≪基調講演≫ 『賃貸』からまちが変わる その構造と効果
東京大学大学院 大月敏雄 教授
21世紀にはいり、賃貸住宅の種類も次第に増えてきました。民間では、シェアハウスやゲストハウスのような多様な形態が広がりをみせ、また、制度的にはサービス付き高齢者向け住宅なども出てきています。さらに、施設的居住においても高齢者・障害者グループホームなども出現しています。こうした経緯を踏まえ、地域の構成要素としての賃貸住宅の意味、意義について、「あしたの賃貸プロジェクト」の座長でもある東京大学大学院 大月敏雄教授からお話しいただきます。
≪事例講演1≫ ひのさと団地再生プロジェクト ~さとづくり48から始まる再生~
1)団地再生からまちを変える ~日の里地区のまちづくり支援~ 福岡県宗像市 内田忠治 氏
2)交流拠点「ひのさと48」の運営とテナントさんとの関係性 西部ガス株式会社 牛島玄氏
3)住まいがまちを育む ~賃貸から広げる地域づくりの可能性~ 株式会社大凧 吉田啓助氏
福岡県宗像市の、50年前に建てられた団地1棟をリノベーションし、交流拠点として運営を行う「ひのさと48」。ここから始まった「ひのさと団地再生プロジェクト」は、官民連携、外部プレイヤーとの協働により、地域の価値と稼ぐ力を高め、住まいと暮らしの魅力を向上させました。当初からプロジェクトに携わる内田忠治氏、牛島玄氏、吉田啓助氏より、お話を伺います。
≪事例講演2≫ ぶんじ寮ものがたり ~「まちの寮」という可能性~
ぶんじ寮プロジェクト 影山知明 氏
ぶんじ寮プロジェクトの企画メンバーであり、東京都国分寺市のクルミドコーヒー店主である影山知明氏から、「まちの寮」として企画され、まちの「多機能共用部」となり、まちが寮に、寮がまちに相互浸透し、安心と冒険の拠点となっている「ぶんじ寮」についてお話しいただきます。
≪海外レポート≫ 英国の地域を豊かにするコミュニティ・インベストメント
住宅改良開発公社 松本眞理
「あしたの賃貸プロジェクト」では、英国の賃貸住宅に関する研究も行っています。英国のハウジング・アソシエーションやチャリティ団体は、住民が主役のコミュニティづくりを積極的にサポートしており、その結果、コミュニティが豊かになり、様々な社会的課題も解決し、地域が豊かになる好循環を形成しています。その仕組みを、ソーシャル・バリューやアワードの事例、実際の担当者の声も踏まえて、住宅改良開発公社 住まい・まち研究所の松本眞理がご紹介します。
◆開催概要
■名称:住宅改良開発公社設立70周年記念 あしたの賃貸プロジェクト第6回シンポジウム
~賃貸が変わればまちが変わる~
■開催⽇時:2025年10月21日(火)13時00分~17時00分
■配信⽅法:YouTubeでのライブ配信
■参加料:無料(視聴にかかるデータ通信量は自己負担となります)
■申込方法:特設サイト経由でお申し込み ※視聴には事前登録が必要です。
■主催:⼀般財団法⼈ 住宅改良開発公社
■後援:
独⽴⾏政法⼈ 住宅⾦融⽀援機構
⼀般社団法⼈ 全国住宅供給公社等連合会
⼀般社団法⼈ プレハブ建築協会
公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会
■プログラム
13:05~13:55 基調講演 『賃貸』からまちが変わる その構造と効果
東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 教授 大月 敏雄 氏
13:55〜14:15 海外レポート 英国の地域を豊かにするコミュニティ・インベストメント
一般財団法人住宅改良開発公社 住まい・まち研究所長 松本 眞理
14:20~15:20 事例講演 ひのさと団地再生プロジェクト ~さとづくり48から始まる再生~
1)団地再生からまちを変える ~日の里地区のまちづくり支援~
宗像市 都市再生部長 内田 忠治 氏
2)交流拠点「ひのさと48」の運営とテナントさんとの関係性
西部ガス株式会社 都市リビング開発部
まちづくりソリューショングループ リーダー 牛島 玄 氏
3)住まいがまちを育む ~賃貸から広げる地域づくりの可能性~
株式会社大凧 代表取締役 吉田 啓助 氏
15:20~16:00 事例講演 ぶんじ寮ものがたり ~「まちの寮」という可能性~
株式会社フェスティナレンテ 代表取締役、クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主
ぶんじ寮プロジェクト 企画メンバー 影山 知明 氏
16:15~17:00 質疑応答&クロストーク
視聴者のみなさまからお寄せいただいた質問に、講演者が生で回答させていただきます。
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あしたの賃貸プロジェクト第6回シンポジウム
10⽉21⽇(火)13時〜<YouTube無料オンラインシンポジウム>
https://ashitanochintaipj.com/symposium6/
※視聴には事前登録が必要です。(10月20日23時59分締切)

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■こんな方におすすめです
・ 賃貸住宅でのコミュニティづくりに関⼼がある⽅
・ ⼊居者に寄り添った賃貸住宅を供給されたい⽅
・ 新しい賃貸住宅経営に興味のある⽅
・ 次世代に引き継げる、持続可能な⻑期経営をご検討の⽅
・ 賃貸住宅と福祉との関係に興味のある⽅
・ 賃貸住宅経営を通じた社会貢献の⽅法を考えている⽅
・ 住宅政策に関心がある方
・ ソーシャル・バリューについて知りたい方
・ 建築やまちづくりに興味がある⽅
・ とにかく賃貸住宅が好きな⽅
◆住宅改良開発公社「あしたの賃貸プロジェクト」について
一般財団法人住宅改良開発公社は、1955年に設立され、住宅金融支援機構や沖縄振興開発金融公庫、民間金融機関による賃貸住宅融資に係る保証、賃貸住宅の管理・経営、住まいやまちに関する調査研究事業を行っております。
「あしたの賃貸プロジェクト」は、住宅改良開発公社のプロジェクトとして「自分らしく暮らせる賃貸住宅を1戸でも多く増やす」ことを目的として、2018年に始まりました。以来、日本・英国での、賃貸住宅を活用した画期的な取組等に関する研究成果を、ウェブサイトやシンポジウムにおいて公表しています。
住宅改良開発公社 ウェブサイト https://www.kairyoukousya.or.jp/
あしたの賃貸プロジェクト ウェブサイト https://ashitanochintaipj.com/
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