「Green×Housing Project」 が都筑区あゆみが丘でスタート!
横浜市と横浜市住宅供給公社が住宅の脱炭素化推進に向け、協定を締結しました
横浜市と横浜市住宅供給公社は、脱炭素社会や循環型社会の実現のための住宅地・住環境の整備等の取組を目的とし、令和7年7月7日(月)に協定(以下「本協定」という。)を締結しました。
また、本協定に基づく事業の第一弾として、都筑区あゆみが丘における「省エネ性能のより高い住宅※1」のモデル街区整備事業「Green×Housing Project あゆみが丘」の実施に関しても同日に別途協定を締結し事業をスタートしました。
【本協定の実施内容】
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住宅地や住環境の脱炭素化の推進に向け、省エネ性能等について知見が深く、確かな技術力を有し、高い発信力のある事業者等とのネットワークを生かし、市民や市内事業者に対し情報提供や普及啓発に取り組む。
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脱炭素化だけでなく、子育て世代の流入及び定住、空家の流通促進等その他の市の施策の実現も踏まえて、公有地や公社賃貸住宅等を活用しながら、先導的モデルとなる事業を検討・実施する。
【Green×Housing Project あゆみが丘 について】
1 事業の概要
都筑区あゆみが丘9番地の公有地を活用し、横浜市が50 年以上の定期借地として貸し付けを横浜市住宅供給公社に行い、街区レベルのショーケースを創出します。
住宅の性能は、高断熱・高気密で、太陽光発電設備及び蓄電池等の設置や体験棟(モデルハウス)の整備を予定しています。
住宅完成後に居住者から提供していただくデータにより「省エネ性能のより高い住宅」のメリットを発信することや、市民の方に体験棟で体感していただくことで、脱炭素社会や循環型社会の実現に向けた行動変容につなげていきます。
なお、今後公募する造成工事施工者、建築設計・施工者については市内業者とし、コンソーシアム※2 の強化も見据え、確かな技術力と高い発信力を持った業者を育成していきます。

2 今後のスケジュール(予定)
令和7年度 マスタープラン提案者・造成設計者、造成工事施工者 公募
令和8年度 住宅の建築設計・施工者 公募
令和9年度以降 造成工事、建築工事
3 横浜市住宅供給公社の主な役割
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マスタープラン提案者を公募し、マスタープラン等を作成
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マスタープランに則した造成設計、造成工事の実施
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マスタープランに基づき「省エネ性能のより高い住宅」の設計・施工を行う業者を公募し、建設
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建設した住宅を、一般定期借地権付住宅として販売
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体験・体感できるモデルハウスを建設し、竣工後2年間脱炭素化に資する啓発活動に協力
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エネルギー関連企業との連携
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地域住民を対象としたワークショップの実施
4 事業スキームイメージ

※1 最高レベルの断熱性能(断熱等性能等級6,7)及び気密性能(C値1.0c㎡/㎡以下)を備えた住宅
※2 学識経験者、建設・不動産の事業者、不動産情報サイト事業者、金融、行政・公的団体など多様な主体で構成しており、
省エネ住宅の効果などのきめ細やかな情報提供、新築・改修時の相談対応、設計・施工者の技術力向上の支援等を総合的
に推進(よこはま健康・省エネ住宅推進コンソーシアム)
※3 町内会館については町内会で別途検討しています。
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