Smart Craft、入力方式を大幅拡充する新機能で製造現場の操作性を強化

多様な入力手段により、現場に最適な操作環境を実現

株式会社Smart Craft

株式会社Smart Craft(本社:東京都渋谷区、代表取締役:浮部史也、以下「当社」)は、クラウド工程管理・実績収集「Smart Craft」において、製造現場での操作性向上を目的とし、入力方法の選択肢を大幅に拡充しました。従来の入力方法に加え、音声入力による操作、バーコードによる工程指示開始、キーボードショートカット、物理ボタンなど外部入力デバイスとの連携が可能となり、現場の作業スタイルに合わせた柔軟な操作環境を提供します。これにより、DX推進と生産性向上を支援します。

開発の背景

製造現場では、厚手の手袋や油汚れ、粉塵などの影響により、タブレットやPCでの入力操作が困難なケースが多く、デジタル化の障壁となっていました。また、記録のために作業場所を離れる必要があるなど、作業効率や安全性にも課題がありました。

さらに、現場ごとに工程や環境が異なるため、画一的な入力方法では対応しきれず、柔軟な操作手段が求められていました。

こうした現場のリアルな声を受け、Smart Craftでは「現場に最適な操作環境の提供」を目指し、入力方式の拡充に継続的に取り組んできました。

新機能の特長

今回のアップデートにより、Smart Craftは既存の入力方式に加え、現場の多様なニーズに応える新たな操作手段を取り入れ、以下のような入力方式に対応しました。

今回新たに追加された入力方式

音声入力による操作

すでに提供している音声入力機能において、今回のアップデートでは認識精度を拡充しました。マイク付きヘッドセットやタブレットに話しかけるだけで、「指示の開始」「指示の完了」「出来高の追加」などの操作が可能です。ハンズフリーで操作できるため、作業効率の向上に貢献します。

バーコードスキャンによる工程指示開始

バーコード(2次元バーコードを含む)をスキャンすることで、工程指示の開始が可能。工程指示を探す手間が省け、作業時間の短縮に寄与します。

キーボードショートカットによる打鍵の高速化

「指示の開始」「指示の終了」「出来高の追加」など、主要な操作をショートカットキーで素早く実行でき、PC利用時における高速操作を実現します。

物理ボタンなど多様な外部入力デバイスとの連携

キーボードショートカットとの組み合わせにより、物理ボタンやフットスイッチなどからの入力が可能に。作業の流れを止めずに操作可能で、現場の作業性と安全性を両立できます。

これらの機能により、Smart Craftは現場ごとの運用スタイルに柔軟に対応し、操作性・安全性・効率性を同時に高めることが可能となりました。

参考: 提供済みの入力方式

標準のタブレット入力

直感的な操作が可能なSmart Craftの基本機能。現場での帳票記入や工程管理にフィットします。

Bluetooth接続による計測機器からの自動入力

ノギスや重量計などの計測機器と連携し、測定値をリアルタイムに自動記録することで、手入力の手間やミスを大幅に削減します。

バーコードスキャンによる入力補助

担当者、設備、部材ロットなどの情報入力において、バーコード(2次元バーコードを含む)をスキャンすることで対象情報を即座に呼び出し、記録や切り替えが可能です。タブレットやスマートフォンの背面カメラでスキャンできるためストレスフリーで、作業の正確性とスピードを両立できます。

今後の展望

Smart Craftは、現場の多様なニーズに応えるべく、今後も入力方式のさらなる拡充を進めてまいります。現在対応している入力方式に加え、今後は以下のような先進的な入力手段の導入を視野に入れています。

ジェスチャー入力・モーションセンサー連携

手の動きや姿勢などを検知して操作に変換することで、非接触かつ自然な操作が可能となり、作業の流れを止めずに記録が行えます。

NFC/RFIDによる非接触入力

作業者や部品にタグを付けることで、かざすだけで工程記録や認証が可能となり、スピーディかつ衛生的な操作を実現します。

ウェアラブルデバイスとの連携

スマートウォッチやARグラスなどを活用し、作業者の動きや状態をリアルタイムで把握しながら、工程記録や通知受信などの操作を可能にします。

これらの技術の導入により、Smart Craftは「現場に最適な操作環境」の提供をさらに進化させ、製造業のDXをより現場目線で支援していきます。今後も、現場の声を起点とした開発を続け、使いやすさと実用性を両立した機能強化を図ってまいります。

製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」について

Smart Craftは、製造現場の作業指示、進捗管理、実績記録、データ集計・分析といった一連の工程管理業務をタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を用いてデジタル化できるクラウドサービスです。これまで紙やExcelで行われていた作業指示、生産記録、不良実績の管理などアナログ業務のデジタル化により、現場の状況をリアルタイムに見える化し、そのデータを活用することで工場全体のQCD向上に貢献します。

サービスサイト:https://smartcraft.jp/

株式会社Smart Craft 会社概要

株式会社Smart Craftは「モノづくり産業のニュースタンダードを創る」をミッションに、テクノロジーを駆使したスマートなモノづくり・働き方を推進するソリューションを提供しています。経済産業省「2024年版ものづくり白書」掲載。

会社名:株式会社Smart Craft

所在地:東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル

代表者:代表取締役 浮部 史也

設 立:2021年6月15日

事業内容:クラウド工程管理・実績収集「Smart Craft」の開発・提供

URL:https://corp.smartcraft.jp/

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会社概要

株式会社Smart Craft

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URL
https://corp.smartcraft.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル 312号室
電話番号
03-3527-2464
代表者名
浮部史也
上場
未上場
資本金
8109万円
設立
2021年06月