2023年 年頭のご挨拶 金乃竹リゾート
2023年にむけて「使命は、日本の観光を支える人材育成」
神奈川県 箱根で旅館5店舗・飲食店2店舗を運営する株式会社 金乃竹(本社:神奈川県箱根町 代表取締役社長:窪澤 圭 以下、金乃竹)は、2023年の年頭にあたり代表取締役社長 窪澤 圭より以下に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2023年の新春を迎え、謹んでご挨拶申し上げます。旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
人は、なぜ旅に出るのか?コロナ禍で激減した人の動きは、私に旅の原点を考える機会を与えたように思えます。旅とは人類が生きるために食料・居住区を求め移動をしてきた本能的な行動であり、宗教の聖地巡礼が旅そのもの、時代が変わり旅先でしか味わえない食事や絶景を楽しみたいから、人と触れ合いたいから、自分自身と向き合いたいから、まだ知らない何かに出会いたいからなど、人が旅に求めることは様々。
探している何かに出会えた時、その想像を超越した時に、感動と喜びを覚え、宿泊施設においては、満足度として評価されています。その満足度に強くこだわることで集客に努めて参りましたが、それが今の世界情勢の影響を受け、さらなる業務効率化による利益率の改善を余儀なくされているのが実情です。
2022年は、コロナ行動規制撤廃、燃料・原材料費の高騰、円安、外国人旅行客の入国制限撤廃など様々な環境変化が起こった一年でした。
この環境下で、これまで以上に業務のDX化を推進し、スタッフには人でなければ出来ない業務、接客に集中してもらい、自らサービスを創出できる環境作りに注力、投資を進めて参りました。
そして、情報オーバーロードの環境下で情報のデジタル化を進め、新たなビジネスモデルを構築して旅館周辺ビジネスへも経済圏を拡張し、世の中にとって必要とされるサービスを提供できる様にして参ります。
時代の変化を楽しみ、新たなチャレンジをする組織こそが、コロナ禍でも生き残れている要因の1つではないかと考えています。
その際、その必然性や世界観を共有、訴求すること、つまり「DNA」形成は、経営者にとって最も大切な業務だと認識しています。「泊まれない旅館」がコンセプトの新施設も弊社の「DNA」が脈々と浸透しているからこそ、世の中に新しい価値、仕掛けとして私たちだからこそ提案できたサービスだと自負しています。
これらを総括し、また2023年は、これまで以上に新規事業に取り組んで参ります。
旅したい国、世界NO1の日本、中でもポテンシャルの高い箱根は観光業のリーダー格として、もっと元気であるべきであり、新たなチャレンジで日本中に刺激を与える存在であり続けるべきだと、決して驕りではなく、強く思っています。
その為に、箱根で新たに取り組む事業を通じ、人材育成・開発を進め、「DNA」を培って参ります。箱根は、私が生まれ育った大切な地。箱根の「DNA」を絶やすことなく、受け継ぎ、育てることこそが、この地に生を受けた私の使命ではないかと思えてなりません。まずは、足元の箱根で人材を育成し、やがて日本の観光業の支柱となるまで、その成長を見守りたいと思います。つまり、日本の観光業を支える人材育成こそ、私がなすべきことと自覚し、日々事業に邁進して参ります。想像を超える新しいチャレンジは、まだまだこれからです。
本年もより一層のご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
金乃竹リゾート 代表取締役 窪澤 圭
|金乃竹リゾートについて
創業1947年、二代目の窪澤が1999年に事業を継承する。当時の富士荘(金乃竹の前身)は昔ながらの古い民宿で客室は8部屋、稼働率は日々23%ほどしかなく、年間わずか2.500万円ほどの売上規模でした。窪澤は自ら竹取物語のコンセプトを具現化した貸切露天風呂を2つ、客室に露天風呂を新設、自ら包丁を握り8年間ほど厨房に立ち料理を創り、お客様が残した残飯から傾向を分析してお客様が喜び食す料理メニューの考案に日々明け暮れました。その結果、貸切露天風呂と料理の評判から「昔ながらの古い民宿」を6年で日々満室になる人気旅館といたしました。現在では、箱根で5つの旅館施設と2つの飲食店を運営しており、コロナ禍含むこの5年間では+18%の成長を遂げております。
「日々、10年後にもわくわくと感動を提供」する事をモットーに、ビジネスで注目をされ日常を送る大人たち。そんな遊び足りない大人たちが、大切な人と人目を気にせずに過ごせる大切な時間を、リュクスな空間・料理・サービスで提供をいたしております。
|会社概要
会社名:株式会社 金乃竹
本社所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
設 立:1947年
代表者:取締役 窪澤 圭
URL:https://kinnotake.com/links/
事業内容:旅館運営事業 / 飲食事業
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ニュースリリースに関する問い合わせ先
株式会社 金乃竹
経営企画室 広報:八幡
TEL:0465-24-3635
Mail:m.yahata@kinnotake.co.jp
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