「epalDD Plus」を活用した検品レスの取り組み

お客さまとともに2023年度 ロジスティクス大賞 社会性特別賞を受賞

日本パレットレンタル株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 加納尚美 以下、JPR)は、加藤産業株式会社(兵庫県西宮市、代表取締役社長:加藤和弥、以下 加藤産業)とヤマサ醤油株式会社(千葉県銚子市、代表取締役社長:石橋直幸、以下 ヤマサ醤油)とともに、納品伝票の電子化および事前出荷情報(ASNデータ)を活用した検品省力化に取り組んでいます。
この度、この取り組みが、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会が主催する「2023年度ロジスティクス大賞」において「ロジスティクス大賞 社会性特別賞」を受賞しました。

▼取り組みの概要

物流業界は深刻な労働力不足に直面しています。3社は、加工食品メーカー・卸間の物流における、納品作業の効率化・車両待機時間の低減・荷役作業やドライバーの作業環境改善のため、双方の効率化と業界の将来に寄与することを狙いとして、納品伝票電子化、事前出荷情報(ASNデータ)を活用した検品レスの実現に取り組みました。

本取り組みにJPRの納品伝票電子化・共有システムepalDD Plusが活用されています。

取り組みの結果、1車両あたりの検品作業時間を約60%(6分から2.5分に)削減する効果が確認されました。

▼受賞理由 

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会ホームページより引用

https://www1.logistics.or.jp/news/detail.html?itemid=950&dispmid=703

  • 受賞事由:物流領域は、2024年問題をはじめとした物流クライシスに直面している。人手不足も深刻な問題であり、ドライバーの需給については現時点で約15万人の不足状態にあり、2028年度には不足率は総需要の1/4相当になると懸念されている。喫緊の課題に対応するためにも物流業務の効率化・標準化を製配協働で推進していく必要がある。このような問題意識の下、本取り組みでは加藤産業株式会社、ヤマサ醤油株式会社、日本パレットレンタル株式会社の3社の協働によって「検品レス」と「伝票レス」を同時実現している。検品レスにより検品作業時間の約60%が削減され、伝票レスにより各種事務作業の軽減、さらには納品車両台数の約20%が削減されるなど作業負荷軽減と効率化に関する成果が紹介されている。


▼epalDD Plusとは

epalDD Plus は、製品の輸配送の際に発行される納品伝票を電子化・共有化することで、発荷主、着荷主および物流事業者の業務効率化と生産性向上を実現するシステムです。

同システムは、標準データフォーマットに準拠していることで、他のシステムとの互換性を担保しています。また、既に多数の企業が導入しているJPRパレット管理システムと連携することで、お客様の導入負担が軽減されるこれまでにない物流情報電子化ソリューションです。


▼参考(過去のプレスリリース)

  • JPR、納品伝票電子化・共有システムepalDD Plusのサービス提供を開始。標準フォーマット準拠・レンタルパレットとの連携によって利用企業の導入メリット大きく(2022/9/28)
    https://www.jpr.co.jp/release/2022/release000780.html

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会社概要

URL
https://www.jpr.co.jp/company/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル
電話番号
03-6895-5200
代表者名
二村篤志
上場
未上場
資本金
4億9962万円
設立
1971年12月