【VIPOインタビュー公開】東映 経営者講演:脈々と「作品を作り続ける」東映がマルチユースというビジネスモデルにたどり着いた背景とこれからのビジョン
コンテンツ業界のリーダー育成を目的として独自の教育プログラムを提供している人材育成事業「VIPOアカデミー」では、コンテンツ業界の経営者の方による特別講演を実施しております。その内容が公開されました。
2033年に向けて、中長期ビジョンを発表した東映グループ。このビジョンでは世界を魅了する「ものがたり」を日本から世界へ届けるための海外展開施策や未来へ持続的に続く成長のためのチャレンジを掲げています。新しいことに常にチャレンジしてきた東映のビジネスモデルと未来へ向けた経営施策を東映株式会社代表取締役社長 吉村文雄氏に語っていただきました。
(本記事は2024年8月30日にVIPOアカデミー「コーポレートリーダーコース」にて行われた経営者講演をまとめたものです)
吉村文雄氏(東映株式会社 代表取締役社長)[略歴]
〈全編〉経営者講演
「ものがたり」を作り続けるということ
◆「千夜一夜物語」-入社式での社長あいさつから-
吉村社長と東映との出会いから時代の先を行くビジネス基盤を築くまで
◆映像が身近にあった幼少時代と東映入社
◆「空中つかみ取り」精神のもとで培われた経験
◆はじめての映画プロデュース作品は渡瀬恒彦主演の『Nile ナイル』
新しいジャンル・新しいメディアを走り続ける東映の歴史
◆創立7年で赤字から黒字の会社へ
◆昭和30年代、日本映画の全盛期を時代劇で支えた東映映画
◆テレビ放送局を立ち上げ、ヒット作のシリーズを生み続ける
◆Vシネマとアニメーションの飛躍
◆膨大なライブラリ作品が支える東映のビジネスモデル
「ものがたり」にフォーカスした東映グループ 中長期VISION
◆スローガンと4つの骨子
◆海外に通用する「ものがたり=エンターテイメント」を作るために 2033年までに海外売上高比率
50%を目指す
〈後編〉吉村社長に聞く!(受講者からの質問コーナー)
◆業界に関すること
◆会社に関すること
◆人材育成について
◆マーケティングデータでの活用と海外展開への取り組み
企画力で勝負。「ものがたり」世界と未来を彩る会社へ
◆2023年世界市場を意識したオリジナル映像企画開発会社「FLARE CREATORS」を設立
★【VIPOアカデミー】冬期コース(1月~3月開講)参加者募集中!
キャラクター、ゲーム、アニメ、出版、映画、音楽とSNSマーケティングについて、最新の市場分析や収益構造、展望、課題等とともに、各社の展開事例について学びます。「コンテンツ業界の様々なジャンルについて学びたい」「他社の展開事例を参考にしたい」「ジャンルを超えたコラボレーションを希望している」等、多くの方にご参加いただける講座ですので、ぜひこの機会にお申込みください。
2. リーガルコース(基礎編・実践編)・アカウンティングコース(平日午後3日間)
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<本件に関するお問い合わせ>
特定非営利活動法人映像産業振興機構 (VIPO)
報道関係者様向け e-mail:PR@vipo.or.jp(広報課:岩崎、山下)
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