よこはま北部ユースプラザ「若者のための家計講座」について
「一人暮らしやこれからの生活を送るために知っておきたいお金のこと」
講演の概要
12月19日(火)、一般社団法人NTSセーフティ家計総合研究所(東京都港区)は、よこはま北部ユースプラザ(横浜市都筑区)が主催する、「一人暮らしやこれからの生活を送るために知っておきたいお金のこと」をテーマとした、約90分間の家計教養講座を実施しました。
よこはま北部ユースプラザは、横浜市内にお住まいの、概ね15歳~39歳の思春期・青年期に様々なリスクや悩みを生じている方、及びそのご家族に対するサポートを提供されています。
今回の講演は、そのプラザの呼びかけによりお集まりいただいた主に20代の若者に、一人暮らしをするうえで必要なお金の知識、また、気を付けるべき消費者トラブルなどについて、座学とグループワーク(以下ワーク)を通じて自主的に支出をコントロールする金銭知識の習得を目的として実施したものです。
講師は、当法人カウンセリングセンター長の有田宏美が務めました。
講演の内容
【 座学部分のポイント 】
(写真) 参加者はお互い初見の方も居るなか、3つのグループに分かれていただきました。
座学部分では、参加者の金銭知識のバラつきをなくすために平易な問いかけからスタートし、
・日々のお金との関り。
・若者を対象とした、マルチ商法や悪質商法などの消費者トラブルから身を守る方法。
・お金のことを学ばないデメリット。
などについて、クイズ形式を取り入れた基礎確認と、家計の仕組みや、リボルビング払いへの注意点など、金融知識のアップデートをはかりました。
また、最後のまとめ部分では、「お金の問題に悩んだ時は、早く相談する(抱え込まない)」ことを中心に、相談先となる連絡先や具体的な相談手順についてもご案内をいたしました。
【 ワーク部分のポイント 】
(写真) グループでまとめた結果を発表すると、物件ごとの費用の特徴が見えてきました。
ワーク部分では、参加者に興味を持っていただくため、お住まいの地域で実際に募集されていた賃貸不動産物件の広告を例題に、「一人暮らしを行うための物件を契約するには家賃の他にどのような費用が必要かを確かめる」ことを目標として取り組んでいただきました。
広告を読み解くために必要な不動産の基礎知識は適宜講師が与えながら、グループで協力して初回契約時に必要な各種料金を書きだしてみると、ワーク開始時に個々の参加者が考えていた金額と、算出された合計金額に大きな差があることに気付いた様子で、発表の際に、「思っていた以上にお金がかかる。」と発言された方もいらっしゃいました。
講演終了後に寄せられた感想では、講演については、全員の方から「知りたい内容だった。」とのご回答をいただきました。他にも、「初期費用が想像していた3倍以上かかり驚いた。」、「家計のやりくりについて知れて良かった。」「詐欺にあった際は誰かに相談することが大事だとよくわかった。」などの声が寄せられました。
資料のサンプルはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d116700-30-040026fbd649c6102801f0c8cb2d5984.pdf
私どもの講演について
●私どもでは、今回の様な自治体や学校に向けた家計管理を中心とした講演、また、奨学金やキャッシュレスとの
付き合い方などの講演を随時提供しております。
●特に学校での外部講師の活用は、学生・生徒に刺激を与え当事者意識を高めています。
上記演目以外にも、18歳成年の意識醸成、家計管理や奨学金の金銭教育などの外部講師による講演をご検討の際
は、ぜひ私どもにお声がけください。
●講演にかかる費用、他の講演の様子などは、お問い合わせ先URL、またはQRコードからご覧ください。
●講演内容は、事前に主催者様から状況をお伺いし「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかい
ことをひろく」ご参加の皆様にお伝えすることを心掛けております。そのため、同一タイトルでも他の講演と内
容が異なる場合がございます。
お問い合わせ先
一般社団法人NTSセーフティ家計総合研究所
事務局
電話 03-6459-4770
ホームページ https://nts-safety.com/
連絡先メールアドレス https://nts-safety.com/contact/
またはQRコードから
すべての画像