中小運送会社向けAI運営システム「LogiOS(ロジオス)」構想を発表、2024年問題に対応する第一期共創パートナー運送会社を募集開始

受注・配車・請求・労務・安全管理をひとつのAI OSに統合。車両5〜50台規模の中小運送会社とともに現場起点で磨き上げる、業界特化型AI業務OSの第一期共創パートナーを募集

株式会社Leach

生成AIを活用した業界特化型AI業務OSを開発する株式会社Leach(本社:東京都港区、代表取締役:冨永 拓也)は、中小運送会社向けAI運営システム「LogiOS(ロジオス)」の構想を正式に発表し、開発初期段階から仕様検討に参画いただく「第一期共創パートナー運送会社」の募集を開始しました。

LogiOSは、受注管理・AI配車最適化・自動請求書作成・労務管理(2024年問題対応)・安全管理(デジタル点呼/アルコールチェック)・収益分析までを、ひとつのクラウドAI OS上に統合する、中小運送会社向けの統合型AI業務プラットフォームです。車両5〜50台規模の運送会社を主な対象とし、月額数十万円規模の大手向けTMSでは手の届かない現場に対して、「初期費用なし・契約縛りなし・ユーザー数無制限」を検討コンセプトとした設計方針で構想を進めています。

構想の詳細および共創パートナー応募は、本日公開の構想LP(https://logios.leach.co.jp/)よりご覧いただけます。


背景:2024年問題が中小運送会社に突きつける構造転換

2024年4月から適用されたトラックドライバーの時間外労働上限規制(年間960時間)、いわゆる「2024年問題」は、運送業界に構造的な変革を迫っています。国土交通省の推計によれば、輸送能力は2024年度に14%2030年度には34%不足する見通しであり、従来のドライバー残業に依存した物流オペレーションが法規制により成り立たなくなりました。限られたドライバーの労働時間内で最大の輸送効率を引き出す「業務の構造改革」が、運送業界にとって緊急の経営課題となっています。

一方で、日本の運送業は約6万3,000社の事業者のうち99%以上が中小企業という構造を持ちます。大手向け専用TMS(運行管理システム)は月額数十万円からの費用がかかり、導入コンサルティングや運用保守を含めると年間1,000万円以上の投資となる事例も珍しくありません。結果として、年商数億円規模の中小運送会社の多くは「DXを導入したくても導入できない」状態に置かれ、紙と電話とFAXとExcelに留まったまま法改正を迫られています。この構造的ギャップを埋めるために、LogiOSは「中小運送会社が今日から使えるDX」をコンセプトに開発を進めています。

LogiOSが描く構想:運送会社のすべての業務を、ひとつのAI OSに

LogiOSは「運送会社のすべての業務を、ひとつのAI OSに」をコンセプトに設計された、中小運送会社向け統合型AI運営システムです。電話・FAX・メール・LINEなど多チャネルで届く受注の一元管理、AIによる配車最適化、運行記録からの請求書自動作成、2024年問題に対応するリアルタイムの労務監視、アルコールチェック・点呼などの安全管理までをシングルのクラウドAI上に統合し、車両5〜50台規模の運送会社が「今あるオペレーションのまま」で乗り換えられることを目指します。

大手向けTMSがSaaS・配車・勤怠・請求といった4〜5つのシステムを組み合わせる構成となるのに対し、LogiOSは受注から配車、運行、請求までを一本のデータフローとして扱う点を設計上の最大の特徴としています。二重入力やシステム間のデータ齊合ミスを構造的に生みにくい設計とし、「初期費用なし・契約縛りなし・ユーザー数無制限」を検討コンセプトに、中小運送会社でも無理なく導入できる価格体系を一緒に磨いていきます。具体的な価格体系やライセンス対象範囲は、共創パートナー企業とのディスカッションを踏まえて確定し、正式リリース時に発表いたします。

中小運送会社が直面する6つの構造的課題

同社が運送業界の現場ヒアリングと公開統計を踏まえて整理した、中小運送会社が直面している代表的な課題は以下の6領域です。第一期共創パートナーとの対話を通じて、優先順位と具体策を定めていきます。

  • 【課題①】受注の混乱:荷主からの依頼が電話・FAX・メール・LINEの多チャネルで分散し、受注情報が手書きメモやホワイトボードに散らばることで、受注漏れ・ダブルブッキング・伝達ミスが続発しています。繁忙期には経験の浅いスタッフの電話応対による記載漏れも発生しやすく、後工程の配車・請求へ影響が及んでいます。

  • 【課題②】配車の属人化:車両・ドライバー・積載率・残業時間・距離と時間の最適化を総合的に判断できるのはベテラン配車係に集中しており、その一人が休みを取った瞬間に配車が回らなくなる、という経営リスクを多くの中小運送会社が抱えています。

  • 【課題③】請求書作成の手作業:燃料サーチャージ、高速代、待機時間料金などの変動要素が多いため1件あたりの請求書作成に15〜20分の手作業を要しており、月末の請求作成だけで経理担当者が3〜5日間拘束される事態や、転記ミスによる請求漏れが客先信頼の低下につながるケースが発生しています。

  • 【課題④】2024年問題への対応不足:ドライバーの年間残業960時間規制に対し、リアルタイムで累積残業を把握できている企業は少数にとどまり、月末に集計した段階でで超過が判明するケースも少なくありません。行政処分リスクを抱えたままの運用が続いています。

  • 【課題⑤】安全管理の記録不備:アルコールチェック、始業点検、ドライバーの体調管理は法令で義務化されていますが、紙の記録簿で運用している企業が多く、監査時の過去記録探索に工数がかかっています。2023年12月からのアルコール検知器義務化・7年間の記録保存義務に対し、紙运用は限界に達しています。

  • 【課題⑥】収益の不透明性:荷主別・車両別・ルート別の収益性を把握できておらず、「忙しいのに利益が出ない」状態に陥る中小運送会社が多く存在します。燃料費高騰や人件費上昇に対して数値に基づく料金交渉や不採算ルートの見直しが困難であり、経営体力を剥いでいく要因となっています。

LogiOSに実装予定の主要機能(構想)

LogiOSは上記6つの課題に対応する形で、以下の主要機能を設計しています。最終的な実装範囲・優先順位は、共創パートナーとの対話を踏まえて正式リリース時に確定します。

  • 【機能①】受注管理:電話・FAX・メール・Webフォームからの受注を一元管理。FAX-OCRによる手書き伝票の自動入力、受注の重複チェック、荷主への受注確認メール自動送信を実装予定。既存のExcelテンプレートや地域特約のFAXフォーマットへの対応範囲は共創パートナーと詰めます。

  • 【機能②】AI配車最適化:車両・ドライバー・積載率・距離・残業時間を考慮した最適配車をAIが提案し、ガントチャートで直感的に調整できる設計。ベテラン配車係の思考路線をAIが学習し、交通渋滞や大型車規制などの制約条件への対応範囲は共創で決めます。

  • 【機能③】自動請求書作成:運行記録から燃料サーチャージ・高速代を含む請求書を自動生成。承認フロー、PDF出力、freeeをはじめとしたクラウド会計とのAPI連携に対応。複数拠点运用や承認権限の粒度は実経理フローを拝見しながら実装を決めます。

  • 【機能④】2024年問題対応:イバーごとの年間残業時間をリアルタイム監視し、960時間超過リスクを事前アラート。配車アルゴリズムに残業時間を自動反映させ、月次・四半期の行政提出用レポートも自動生成。行政ニーズに合わせた出力形式を共創パートナーと定めます。

  • 【機能⑤】安全管理・デジタル点呼:アルコールチェック記録、始業点検、ドライバー体調をデジタル化し、クラウドに7年間自動保管。監査時はワンクリックで帳票出力できる設計。異常値はAIが自動検知し、配車係・運行管理者に同時通知します。

  • 【機能⑥】売上・収益分析:荷主別・車両別・ルート別の収益性をダッシュボードで可視化し、不採算ルートの特定や料金交渉の根拠データを自動生成。月次経営会議資料のAIドラフト生成までを含むか否かは、共創パートナー経営者の要望を踏まえ判断します。


第一期共創パートナー募集要項

今回の募集は、LogiOSの構想に共感し、開発段階からプロダクトをともに磨上げていく運送会社様を探すものです。正式リリース前のMVP開発にインプットをいただきたい中小運送会社、現場の業務を見せていただきながら仕様の優先度を一緒に決めていくことに賩同いただける運送会社を主な対象としています。

【対象企業】一般荷物運送事業者、特殊荷物運送事業者(冷凍・冷蔵・危険品・重量物等)、宅配・ラストマイル・産廃棄物輸送などの専門運送会社で、車両5〜50台規模・ドライバー10〜80名規模の中小運送事業者を想定しています。国内約4万5,000社の中小運送会社のなかで、限られた第一期の枠をご案内いたします。

【共創パートナーにご提供するもの】

  • 定期オンラインミーティングによる現場ヒアリング・フィードバックセッション

  • エンジニアによる半日〜1日の現場訪問と業務観察

  • MVP版の優先利用

  • 正式リリース時の月額費用の優遇と優先導入権

  • 共同プレスリリースやケーススタディへの登場など共創事例としての発信機会(任意)

【共創パートナーにお願いしたいこと】

  • 現場の業務フロー・既存ツールの使い方・感じている課題を率直にお見せいただくこと

  • MVPプロトタイプを触った上でのフィードバックをご提供いただくこと

  • 機能の優先度や「導入しないと判断した理由」までを含めた正直なフィードバック

  • 特定できる形での事例公開は必ずしも求めず、匿名化した協力も歓迎いたします

共創パートナーへの応募は、構想LP(https://logios.leach.co.jp/)よりお願いいたします。応募いただいた企業様には、後日Leachよりオンラインミーティングを調整させていただき、共創パートナーの構想・基本方針にご賩同いただけるかを確認のうえ、正式にパートナー登録を完了いたします。

よくある質問(FAQ)

Q. LogiOSはいつに使えるようになりますか?

A. 正式リリース時期は、共創パートナーとの対話を踏まえ確定します。第一期共創パートナーには、MVP版が完成次第優先的にご利用いただく予定です。

Q. 大手向けTMSと何が違うのですか?

A. 大手向けTMSは機能が豊富な一方で、月額数十万円から・導入期間6ヶ月以上が一般的であり、中小運送会社にとっては導入ハードルが高く、構造的にDXが進みにくい状態でした。LogiOSは車両5〜50台規模の中小運送会社に特化し、現場で本当に使われる業務に絞り、ITリテラシーの高くないスタッフでも使いこなせる実用性を最優先に設計しています。

Q. 他の運行管理システムやデジタコとの連携はどうなりますか?

A. 主要なデジタルタコグラフ・クラウド会計サービスとの連携を検討しています。具体的な連携先や優先順位は、共創パートナーの既存環境を拝見しながら決めていく予定です。デジタコ未導入の企業に向けては、スマホアプリで運行データを収集できる代替機能も設計しています。

Q. 価格はいくらですか?

A. 「初期費用なし・契約縛りなし・ユーザー数無制限」を検討コンセプトに、車両台数に応じた月額定額制を検討しています。具体的な金額は、共創パートナーとのディスカッションを経て正式リリース時に発表いたします。事前登録企業様には、優先的に価格をご案内いたします。

Q. 事前登録すると、必ず導入しなければいけませんか?

A. 必須ではありません。事前登録は「構想に共感し、機能優先度の討論に参加しても良い」という意思表示であり、正式導入を契約的に約束するものではありません。MVPを確認された上で「自社には合わない」と判断されることも歓迎いたします。


開発元について:株式会社Leachの業界特化型AI業務OSシリーズ

LogiOSは、生成AI専業スタートアップである株式会社Leachが開発・運営する「業界特化型AI業務OS」シリーズの一つです。同社は「AIを、まるごと届ける。」をミッションに掊げ、資材リース、少量多品種製造、食のイベント運営、産廃棄物処理、転職エージェントなど、汎用パッケージではカバーしきれない業界向けAI業務OSを次々に開発しています。

代表取締役の冨永 拓也は、東芝研究開発センター(東芝R&D)に9年間在籍し、GoogleやMcKinseyとの共同プロジェクトにも参画。AWS全資格12領域を国内最短級で取得し、東京大学共同開発の東芝版AI技術者教育プログラムで準優勝を領しました。起業後はYC公認ハッカソン「c0mpiled-7: San Fransokyo」(主催:Transpose Platform)で技術賞を受賞したほか、Builders Weekend 2026 Tokyo(Digital Garage共催・205名参加)でも受賞実績を持つ、生成AI領域における中核人材です。

「技術が進んでも、現場の業務は変わっていない」――この問題意識から、冨永代表は株式会社Leachを起業しました。退職後に様々な現場を訪ね、定規でモニターを見て突合する人、手作業でコピペを繰り返す人、運送会社で配車係が夜遅くまで配車表を手書きしている姿を目の当たりにして、「上空でAIやDXが語られる一方で、足元では人が疲弊している」現実を痛感してきました。LogiOSはその痛感から生まれたOS構想であり、東京にあるSaaS開発側の独断ではなく、運送会社の現場とともに磨いてかたちにしていく、という姿勢で開発を進めています。

今後のロードマップ

LogiOSの今後のスケジュールは以下のとおりです。本スケジュールは共創パートナーとの対話により前後する可能性がある点をあらかじめご了承ください。

  1. 2026年4月:構想LP公開と第一期共創パートナー募集開始

  2. 2026年5〜7月:応募いただいた運送会社とのオンラインミーティング・現場ヒアリング、構想の検証と機能優先度の確定

  3. 2026年8〜12月:MVP開発と共創パートナーへの優先提供・フィードバック反映

  4. 2027年前半:正式リリース予定と価格の正式発表


会社概要

  • 会社名:株式会社Leach(Leach, Inc.)

  • 所在地:〒108-0014 東京都港区芝5-36-4 札の辻スクエア 9F

  • 代表者:代表取締役 冨永 拓也

  • 設立:2024年11月13日

  • 資本金:400万円

  • 事業内容:生成AI顧問サービス、業界特化型AI業務OS開発、ソフトウェア受託開発

  • URL:https://leach.co.jp/

本リリースに関する問い合わせ先

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会社概要

株式会社Leach

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URL
https://leach.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝五丁目三十六番四号 札の辻スクエア9階
電話番号
-
代表者名
冨永 拓也
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年11月