フルノシステムズ、文教市場向けにデジタルTVや電子黒板に画像表示可能な動画対応アクセスポイントを発表。

株式会社フルノシステムズ

教室ICT化に最適な動画対応アクセスポイントを来春発売。パソコンやタブレット端末の画面をデジタルTVや電子黒板にWi-Fi経由で表示することで、動画やWEB情報などの活用による「わかりやすい授業」を実現します。
株式会社フルノシステムズ(代表取締役:妹尾行雄、古野電気㈱関連会社)は、文教市場向けに動画対応アクセスポイントを2015年、春から発売開始いたします。

当社は、国内無線LAN機器メーカーとして、多台数接続や電波干渉に強い、業務用市場に最適なベストセラー機器として、「ACERAシリーズ」(アセラ)を提供してまいりましたが、教育用市場でのWi-Fi環境のニーズの高さを改めて認識し、従来のアクセスポイントの高性能を維持したまま、大型デジタルテレビなどに動画表示が可能な機能を追加した動画対応アクセスポイントを開発いたしました。

開発した背景として、これまで日本の小・中学校などでは、ICT機器の導入が進んでおり、プロジェクター、大型デジタルテレビなどは、8割~9割のICT環境整備がなされています。しかしながら、これら単体の機器を授業に活かす機会は多くなく、部分最適でICT機器の活用を考えるよりも、様々な機器を連携させながら、全体最適でトータルな活用方法を考えていく方が、より効果的な授業ができ、生徒への理解が高まるのではないかと考えました。そこで、従来のアクセスポイント機能に動画表示できる機能を追加し、大型デジタルテレビや電子黒板などと連携することで、次のような「誰にでもわかりやすい授業」を実現することができます。

動画対応アクセスポイントは、授業の中で、「見る」「伝える」「共有する」の大きな3つの機能を提供します。1点目は、 「見る」です。先生のパソコン上の映像や生徒のタブレット上の映像をWi-Fi経由で大画面テレビに映すことができます。これにより、1クラスルームの生徒が同時に映像を鑑賞することができます。また、2点目は、「伝える」です。先生のパソコンやタブレットの映像がそのまま大画面テレビに映るので、WEBや動画、写真など様々なコンテンツをわかりやすく生徒に伝えることができます。3点目は、「共有する」です。生徒一人ひとりに配布したタブレット端末は、基本的にひとりでしか見ることができません。しかしながら、タブレット端末の映像を切り替えながら、映像をテレビに映すことができれば、生徒全員でコンテンツの情報共有をすることができます。このように授業で必須となる「見る」「伝える」「共有する」の機能をアクセスポイントが担うことで、「誰にでもわかりやすい授業」を実現できます。

さらに、当社のアクセスポイントの特徴である「多台数接続」「干渉波に強い」「アクセスポイントの統合管理が可能」など文教市場で求められる必要十分な高機能アクセスポイントになっています。また、様々な教育用ツールと連携しながら、より活用しやすいシステムとして、文教市場に提供していく予定です。従来の機能に、今回の動画機能をプラスしたことで、教育向けアクセスポイントのデファクトスタンダードになることを期待しています。

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■製  品   動画対応アクセスポイント
■出荷予定   2015年春
■参考価格   オープン
■販売目標   10000台/年
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■動画対応アクセスポイントの主な特徴

〇アクセスポイントに動画機能を集約し、コンパクトに教室ICT化をサポート
無線LANアクセスポイントに教室のデジタルTVや電子黒板、プロジェクタを接続し、先生や生徒のタブレット画面を簡単・きれいに大写しが可能。タブレット間の画面切替えも早く、授業の進行がスムーズになります。動画は、コマ落ちや画面乱れがなく動画撮影による実技指導にぴったり。

〇万全なセキュリティー機能
無線通信は、強固な暗号化によりしっかり守られ、校舎外に電波が漏れても安心。多様な認証方式に対応し、部外者の端末接続を許しません。参観日に、父兄のスマートフォンが接続することもありません。

〇教室にぴったりな無線運用を実現
1台のアクセスポイントで100台以上のタブレットを接続可能。生徒ひとり1台のタブレット授業も余裕で対応。突然の電波干渉からも影響を受けにくい干渉波フィルタリング機能を搭載。2.4GHz帯、5GHz帯を同時に使用可能。旧規格の無線LAN PCも接続可能。ローミングが早く、授業中にタブレットが複数AP間で無線接続が切り替わっても通信を維持。無線トラブルを回避できることで、先生は授業に専念することができます。

〇スモールスタートからはじめ、拡張も可能
持ち回りで小規模にICT化する用途には、アクセスポイント単体で運用するスタンドアロンで対応し、将来の全学展開時には、無線ネットワーク管理ソフト「UNIFAS」(ユニファス)から集中制御することが可能。アクセスポイントは切替えで両方の使い方に対応しており、ご購入機材を有効活用いただけます。

〇電子黒板との連携
電子黒板のUSB出力をアクセスポイントへ接続でき、黒板へのポインターやキー入力を接続元のタブレット画面へ反映できます。

〇設定・設置が簡単
スタンドアロンではWebブラウザから日本語の操作画面で設定できます。台数が増える場合は、テキストエディタで作成した設定ファイルを格納したUSBメモリで設定することも可能。有線LANはHUB機能を搭載。一方を情報コンセントへ、もう一方は、無線LAN非対応のパソコンなどを接続いただけます。電源は専用ACアダプタと電源工事が不要なPoEに対応。広い動作温度範囲に対応しており夏休みの締め切った教室での連続通電、寒冷地の冬季動作も心配ありません。

※本資料に記載されている社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。
※発売前製品のため、機器の形状、仕様など予告なく変更する場合があります。

【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニー。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築にはかかせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供。さらには、エンジニアリングサービス(ネットワーク設計、構築、管理など)までもサポートする事で、トータルなワンストップソリューションを実現。「UNIFAS」、「ACERA」は日本国内メーカーである高い品質と技術及び充実したアフターサービスが注目され、オフィス、学校、公共施設において、無線ネットワークのシェアが拡大している。

■ホームページ http://www.furunosystems.co.jp/
■リリース情報 http://www.furunosystems.co.jp/press/141105/index.html

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【問合せ先】株式会社フルノシステムズ
〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5 JEI両国ビル
【広報窓口】TEL:03-5600-5111(代表)
広報室 担当:鈴木/西村
URL : http://www.furunosystems.co.jp/
Mail : webmaster@furunosystems.co.jp
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会社概要

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URL
https://www.furunosystems.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都墨田区両国3-25-5 JEI両国ビル
電話番号
03-5600-5111
代表者名
中谷 聡志
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
1984年10月