特定原材料検査キット(食物アレルゲン検査)オンライン販売開始に関するお知らせ
ご関係者 各位
2023年10月25日
島津ダイアグノスティクス株式会社
特定原材料検査キット(食物アレルゲン検査)オンライン販売開始に関するお知らせ
人が生きていくうえで食の安全・安心は大切なものです。食品や飲料水に含まれる細菌を調べることは人の生命を支えています。島津ダイアグノスティクスの診断薬事業における産業検査薬分野の領域では、食の安心・安全を守る品質検査や製造施設の衛生管理に使用される製品を提供しています。食品衛生法の改正や製造物責任法の施行など、食品の安全性を確保することは社会的に重要なテーマとなってきており、食中毒菌の検査やアレルゲン検査に用いる製品をはじめ、HACCPによる衛生管理に適合したさまざまな製品を提供しております。
食品のアレルゲン検査に対応した製品としましては、日本ハム株式会社 中央研究所が製造する特定原材料検査キット(食物アレルゲン検査)「FASTKITエライザVer.III」と「FASTKITスリム」の各シリーズを、販売代理店様を通して販売しておりましたが、この度、弊社が2019年より開始をしているオンライン販売のamazon マーケットプレイスでもお取り扱いを開始しましたので、ご連絡いたします。
【特定原材料検査キット(食物アレルゲン検査)amazon マーケットプレイスでのお取り扱い製品一覧】
「スクリーニング検査キット(定量キット) 公定法(エライザ法)」
・FASTKITエライザVer.III 卵 96回用 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK68WJVQ
・FASTKITエライザVer.III 牛乳 96回用 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK68TRRS
・FASTKITエライザVer.III 小麦 96回用 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK69HF24
・FASTKITエライザVer.III そば 96回用 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK67SGLR
・FASTKITエライザVer.III 落花生 96回用 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK69W978
・FASTKITエライザVer.III 大豆 96回用 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK6938ZB
・FASTKITエライザVer.III くるみ 96回用 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK6BB1BH
「簡易迅速検査キット(定性キット) 簡易法(イムノクロマト法)」
・FASTKITスリム 卵 20テスト https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK1FRTMY
・FASTKITスリム 牛乳 20テスト https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK1FR7ZK
・FASTKITスリム 小麦 20テスト https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK1D6QY6
・FASTKITスリム そば 20テスト https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK1D1H2Y
・FASTKITスリム 落花生 20テスト https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK1B8ZTZ
・FASTKITスリム 大豆 20テスト https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK1D83NL
・FASTKITスリム 甲殻類 20テスト https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK1D2KCM
・FASTKITスリム くるみ 20テスト https://www.amazon.co.jp/dp/B0CK1DNLW7
【食品のアレルゲン検査について】
食物アレルギーを防止するには、原因食物を摂取しないことが最善の策です。食物アレルギー患者のほとんどは、「自分がどの食物でアレルギーを起こすのかを知っている」ため、加工食品に原材料表示が適正に行われることで食物アレルギー患者の食品を選択する幅が広がります。このような背景から、平成13年4月の食品衛生法関連法令の改定に伴い、アレルギー表示制度が平成14年4月より世界に先駆けて本格的に開始されました。アレルギー表示制度では、表示対象品目は特定原材料(重篤度・症例数が多いため、その表示が義務付けられている品目)と特定原材料に準ずる表示奨励品目(過去に一定の頻度でアレルギーの発症が確認されているため、表示が奨励されている品目)にわけられていますが、現時点(令和5年3月)では前者は8品目、後者は20品目となっています。また、可能性表示(入っているかもしれない)は禁止されています。
アレルギー表示制度は、食物アレルギー患者が安全に食品を選べるように即時型食物アレルギー全国モニタリング調査などの結果より適宜見直しが行われています。
アレルギー表示制度の開始とともに適正な表示を行うための特定原材料の検査方法が、平成14年11月に厚生労働省通知法(通知法)より、定量検査法としてELISA法(Enzyme-Linked Immunosorbent Assay)、定性検査法としてPCR(Polymerase Chain Reaction)法またはウエスタンブロット法(WB法)が示されました。これらの検査法は卵、乳、小麦、そば、落花生、えび・かに、大豆、ごま、くるみで市販化されています。公定法に示されている方法は、高感度、特異性が高いなど性能に優れた方法ですが、予期せぬ食物アレルギー物質の混入や製造ラインを介したコンタミネーションなどを回避するためには迅速な検査方法が有用であり、公定法が適さない場合もあります。このような需要にこたえる検査方法としてイムノクロマト法があり自主検査として広く利用されております。弊社では、引き続き食品の安全性を確保に向けた品質管理ソリューションサービスを支援いたします。
【製品の表現と商標一覧について】
・特定原材料検査キット(食物アレルゲン検査)の製造元は日本ハム株式会社 中央研究所になります。
・amazonは、amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標、または登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ】
島津ダイアグノスティクス株式会社
デジタライゼーション部 ECチーム
eMail: ec-amazon@sdc.shimadzu.co.jp
〒110-8736 東京都台東区上野3-24-6 上野フロンティアタワー20F
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