ディグラム・ラボ × 「Woman Career by doda」 生き方・キャリアに悩む女性のモヤモヤ解消プロジェクト 仕事満足度に影響する「モヤモヤ」の原因TOP5発表
~1位は人間関係。長期キャリアを見据えた項目もランクイン~
心理学と統計学を組み合わせた性格診断「ディグラム診断」を独自に考案したディグラム・ラボ株式会社は、総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」< https://doda.jp/ >が提供する、「今よりもっと自分らしい働き方」をかなえたい女性に向けたサイト「Woman Career(ウーマン・キャリア)」< https://doda.jp/woman/ >とともに、現代のはたらく女性が抱えている悩みや不安(モヤモヤ)の解消を支援する「生き方・キャリアに悩む女性のモヤモヤ解消プロジェクト」を推進しています。
本プロジェクトにて、22歳~39歳のはたらく女性3,000人を対象に調査を実施し、現代のはたらく女性の「仕事満足度」に影響している「モヤモヤ」の原因を明らかにしましたのでお知らせします。
■「はたらく女性のモヤモヤ調査」概要
< 調査項目 >
⓵ 自身の今の「モヤモヤ度」を100点満点で回答
➁「プライベート」、「生き方」、「女性特有の悩み」、「モチベーション」、「仕事」、「子ども」の6つの領域における「モヤモヤ」50項目について、自身の該当度を「あてはまる」から「あてはまらない」の5段階で回答
「モヤモヤ度」(⓵)と「モヤモヤ」50項目への回答(⓶)を重回帰分析※1にかけ、「モヤモヤ度」に寄与している原因を明らかにしました。
※1 重回帰分析とは:ある結果(目的変数)を説明する際に、関連する複数の原因(説明変数)のうち、どの変数がどの程度結果を左右しているのかを関数の形で数値化し両者の関係を表し、それを元にして将来の予測を行う統計手法。
< 調査概要 >
「モヤモヤ」50項目のうち、「仕事満足度」に影響を与えている項目のTOP5は、以下の結果となりました。(n=3,000)
「-」は負の相関:一方の因子が増加すると他方が減少するという関係
「+」は正の相関:一方の因子が増加すると他方も増加するという関係
■仕事満足度に影響する「モヤモヤ」の原因TOP5 結果考察 < 調査分析者 木原 誠太郎氏 >
1位は「仕事の人間関係が上手く行っていない」となり、人間関係が最も仕事満足度に影響する事がわかりました。仕事において周囲とのコミュニケーションは不可欠であり、うまくいかない場合にも避けられないことから1位になったと考えられます。2位の「今の仕事をずっと続けていけるか自信がない」は、現在の働き方や職場を、長期的な視点で見た時に生じる「モヤモヤ」であり、職業キャリアの長期化が浸透してきた現代のはたらく女性に特徴的な「モヤモヤ」だと言えます。3位の「今の職場は『女性にとって働きやすい職場』だとは言えない」は、女性の就労に柔軟に対応する企業が増えてきていることから、そういった職場とそうではない職場で「仕事満足度」に差を生じさせる要因となっている可能性も考えられます。4位の「仕事上で重要なポジションを任せられることがある」、5位の「成長の実感があると『次も頑張ろう」と思える」は、「仕事で重要なポジションを任されたい」、「成長したことを実感し、次も頑張りたい」という気持ちの表れであり、仕事に意欲的に取り組みたいという現代のはたらく女性の意欲を示す結果となりました。
さらに、TOP5を「仕事満足度」の高さに相関する偏回帰係数から見ると、1位~3位の「仕事の人間関係が上手く行っていない」、「今の仕事をずっと続けていけるか自信がない」、「今の職場は『女性にとって働きやすい職場』だとは言えない」は負の相関※3となり、「仕事満足度」が高いほど、「仕事の人間関係が上手くいっている」、「今の仕事をずっと続けていくことに自信がある」、「今の職場は『女性にとって働きやすい職場』だと言える」と感じていることが分かりました。また、4位の「仕事上で重要なポジションを任せられることがある」、5位の「成長の実感があると『次も頑張ろう』と思える」は正の相関※4となり、仕事満足度が高いほど、仕事で重要なポジションを任せられているという実感や、自己成長の実感によって次の仕事へ高いモチベーションを持っている状況が明らかになりました。
これらのことから、職場での良好な人間関係や、今の仕事を肯定し継続していけると思えること、また、責任ある仕事やポジションを任せられ、成長実感を持てることが、「仕事満足度」を高めるポイントと言えます。さらに、TOP5には、雇用者側で改善することが可能な項目もランクインしており、はたらく女性の「仕事満足度」は、雇用者側の努力によっても向上させることができることも示す結果となりました。
※3 一方の因子が増加すると他方が減少するという関係
※4 一方の因子が増加すると他方も増加するという関係
< 木原 誠太郎氏 プロフィール >
ディグラム・ラボ株式会社 代表取締役 < https://digram-shindan.com/ >
2001年、株式会社電通リサーチに入社し、リサーチプランナーとして多くのプロジェクトに参加。その後、Newhands、ミクシィ、電通を経て、2013年にディグラム・ラボ株式会社を設立。現在は統計学と心理学を掛け合わせた性格分析ツール「ディグラム」の研究およびビジネス展開を行っている。メディア出演、著書多数。
■キャリアアドバイザーからのコメント<dodaキャリアアドバイザー 時田絵里奈>
「仕事満足度」が100点満点の方はなかなかいらっしゃいません。その要因には、ご自身の努力で変えられる部分そうではない部分があり、今回の調査のTOP5にも、そのどちらもがランクインしました。キャリアカウンセリングの際は、お仕事をされていて喜びに感じること、モヤモヤすることを、まずは振り返っていただくようおすすめしています。はたらく上で、どのようなことに喜びを感じ、どのようなことを困難に感じるのかといったご自身の物事の捉え方や考え方の傾向を知ることが、ご自身に合った「仕事満足度」を高める方法を選ぶための第一歩になると考えています。
< 時田 絵里奈 プロフィール >
国家資格キャリアコンサルタント。IT業界の職種を中心に幅広く転職サポートに携わり、これまでに2,000人以上のキャリアカウンセリングの実績を持つ。
また、「Woman Career(ウーマン・キャリア)」で連載中の「女性のモヤモヤを解消する100問100答」< https://doda.jp/woman/guide/100moya/ >にて、はたらく女性の悩みに答えるアドバイザーを務めている。
■「生き方・キャリアに悩むはたらく女性のモヤモヤ解消プロジェクト」概要
パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」< https://doda.jp/ >が提供する、「Woman Career(ウーマン・キャリア)」< https://doda.jp/woman/ >が、ディグラム・ラボとともに立ち上げた、現代のはたらく女性が抱えている悩みや不安の解消を支援するプロジェクト。
本プロジェクトでは、働き方の多様化により現代の女性が抱えている悩みや不安を『令和型女性モヤモヤ』と命名し、この悩みや不安を解消する手助けとなる診断コンテンツや、診断コンテンツを用いた参加型イベントの開催を通じて、『令和型女性モヤモヤ』の解消を推進していきます。
< コンテンツ・イベント予定 >
◆2020年1月 診断コンテンツ ローンチ予定
◆2020年3月 診断コンテンツを用いた参加型イベント実施予定
※詳細は随時、特設サイト< https://doda.jp/woman/careerlife/ >にて公開します
■「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
■「ディグラム診断」とは
ディグラム・ラボ社が開発したデータに基づく科学的診断。アンケート調査で取得したのべ37万人、のべ数千項目を超えるデータベースに基づいて、被験者に心理テスト結果と調査から得られたライフスタイルや恋愛傾向等の情報を、統計処理を施し客観的に分析した結果です。性格診断心理テスト「エゴグラム」をベースとし、数万人規模のアンケート調査(定量調査)や、対面による心理テスト診断(実証実験)から、改良を重ね独自に開発したものです。(データベース数、実験のケース数は2018年10月時点のものです)
■特設サイト:https://doda.jp/woman/careerlife/
■「はたらく女性のモヤモヤ調査」概要
< 調査項目 >
⓵ 自身の今の「モヤモヤ度」を100点満点で回答
➁「プライベート」、「生き方」、「女性特有の悩み」、「モチベーション」、「仕事」、「子ども」の6つの領域における「モヤモヤ」50項目について、自身の該当度を「あてはまる」から「あてはまらない」の5段階で回答
「モヤモヤ度」(⓵)と「モヤモヤ」50項目への回答(⓶)を重回帰分析※1にかけ、「モヤモヤ度」に寄与している原因を明らかにしました。
※1 重回帰分析とは:ある結果(目的変数)を説明する際に、関連する複数の原因(説明変数)のうち、どの変数がどの程度結果を左右しているのかを関数の形で数値化し両者の関係を表し、それを元にして将来の予測を行う統計手法。
< 調査概要 >
- 調査期間:2019年8月23日~25日
- 調査対象:全国の22~39歳のはたらく女性計3,000人
- 雇用形態:正社員
- 調査方法:インターネットによるアンケート回答方式
「モヤモヤ」50項目のうち、「仕事満足度」に影響を与えている項目のTOP5は、以下の結果となりました。(n=3,000)
※2 仕事満足度に影響を与える度合い (本表の値は「仕事満足度」の高さに寄与する係数)
「-」は負の相関:一方の因子が増加すると他方が減少するという関係
「+」は正の相関:一方の因子が増加すると他方も増加するという関係
■仕事満足度に影響する「モヤモヤ」の原因TOP5 結果考察 < 調査分析者 木原 誠太郎氏 >
1位は「仕事の人間関係が上手く行っていない」となり、人間関係が最も仕事満足度に影響する事がわかりました。仕事において周囲とのコミュニケーションは不可欠であり、うまくいかない場合にも避けられないことから1位になったと考えられます。2位の「今の仕事をずっと続けていけるか自信がない」は、現在の働き方や職場を、長期的な視点で見た時に生じる「モヤモヤ」であり、職業キャリアの長期化が浸透してきた現代のはたらく女性に特徴的な「モヤモヤ」だと言えます。3位の「今の職場は『女性にとって働きやすい職場』だとは言えない」は、女性の就労に柔軟に対応する企業が増えてきていることから、そういった職場とそうではない職場で「仕事満足度」に差を生じさせる要因となっている可能性も考えられます。4位の「仕事上で重要なポジションを任せられることがある」、5位の「成長の実感があると『次も頑張ろう」と思える」は、「仕事で重要なポジションを任されたい」、「成長したことを実感し、次も頑張りたい」という気持ちの表れであり、仕事に意欲的に取り組みたいという現代のはたらく女性の意欲を示す結果となりました。
さらに、TOP5を「仕事満足度」の高さに相関する偏回帰係数から見ると、1位~3位の「仕事の人間関係が上手く行っていない」、「今の仕事をずっと続けていけるか自信がない」、「今の職場は『女性にとって働きやすい職場』だとは言えない」は負の相関※3となり、「仕事満足度」が高いほど、「仕事の人間関係が上手くいっている」、「今の仕事をずっと続けていくことに自信がある」、「今の職場は『女性にとって働きやすい職場』だと言える」と感じていることが分かりました。また、4位の「仕事上で重要なポジションを任せられることがある」、5位の「成長の実感があると『次も頑張ろう』と思える」は正の相関※4となり、仕事満足度が高いほど、仕事で重要なポジションを任せられているという実感や、自己成長の実感によって次の仕事へ高いモチベーションを持っている状況が明らかになりました。
これらのことから、職場での良好な人間関係や、今の仕事を肯定し継続していけると思えること、また、責任ある仕事やポジションを任せられ、成長実感を持てることが、「仕事満足度」を高めるポイントと言えます。さらに、TOP5には、雇用者側で改善することが可能な項目もランクインしており、はたらく女性の「仕事満足度」は、雇用者側の努力によっても向上させることができることも示す結果となりました。
※3 一方の因子が増加すると他方が減少するという関係
※4 一方の因子が増加すると他方も増加するという関係
< 木原 誠太郎氏 プロフィール >
ディグラム・ラボ株式会社 代表取締役 < https://digram-shindan.com/ >
2001年、株式会社電通リサーチに入社し、リサーチプランナーとして多くのプロジェクトに参加。その後、Newhands、ミクシィ、電通を経て、2013年にディグラム・ラボ株式会社を設立。現在は統計学と心理学を掛け合わせた性格分析ツール「ディグラム」の研究およびビジネス展開を行っている。メディア出演、著書多数。
■キャリアアドバイザーからのコメント<dodaキャリアアドバイザー 時田絵里奈>
「仕事満足度」が100点満点の方はなかなかいらっしゃいません。その要因には、ご自身の努力で変えられる部分そうではない部分があり、今回の調査のTOP5にも、そのどちらもがランクインしました。キャリアカウンセリングの際は、お仕事をされていて喜びに感じること、モヤモヤすることを、まずは振り返っていただくようおすすめしています。はたらく上で、どのようなことに喜びを感じ、どのようなことを困難に感じるのかといったご自身の物事の捉え方や考え方の傾向を知ることが、ご自身に合った「仕事満足度」を高める方法を選ぶための第一歩になると考えています。
< 時田 絵里奈 プロフィール >
国家資格キャリアコンサルタント。IT業界の職種を中心に幅広く転職サポートに携わり、これまでに2,000人以上のキャリアカウンセリングの実績を持つ。
また、「Woman Career(ウーマン・キャリア)」で連載中の「女性のモヤモヤを解消する100問100答」< https://doda.jp/woman/guide/100moya/ >にて、はたらく女性の悩みに答えるアドバイザーを務めている。
■「生き方・キャリアに悩むはたらく女性のモヤモヤ解消プロジェクト」概要
パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」< https://doda.jp/ >が提供する、「Woman Career(ウーマン・キャリア)」< https://doda.jp/woman/ >が、ディグラム・ラボとともに立ち上げた、現代のはたらく女性が抱えている悩みや不安の解消を支援するプロジェクト。
本プロジェクトでは、働き方の多様化により現代の女性が抱えている悩みや不安を『令和型女性モヤモヤ』と命名し、この悩みや不安を解消する手助けとなる診断コンテンツや、診断コンテンツを用いた参加型イベントの開催を通じて、『令和型女性モヤモヤ』の解消を推進していきます。
< コンテンツ・イベント予定 >
◆2020年1月 診断コンテンツ ローンチ予定
◆2020年3月 診断コンテンツを用いた参加型イベント実施予定
※詳細は随時、特設サイト< https://doda.jp/woman/careerlife/ >にて公開します
■「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
■「ディグラム診断」とは
ディグラム・ラボ社が開発したデータに基づく科学的診断。アンケート調査で取得したのべ37万人、のべ数千項目を超えるデータベースに基づいて、被験者に心理テスト結果と調査から得られたライフスタイルや恋愛傾向等の情報を、統計処理を施し客観的に分析した結果です。性格診断心理テスト「エゴグラム」をベースとし、数万人規模のアンケート調査(定量調査)や、対面による心理テスト診断(実証実験)から、改良を重ね独自に開発したものです。(データベース数、実験のケース数は2018年10月時点のものです)
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