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「#ミライノサクラ」は東京タワーを直上に見上げるロケーションから配信。会場には透過LEDを搭載したキューブ型のステージが設置され、SKY-HI・☆Taku Takahashi(m-flo,block.fm)・tofubeats・ぷにぷに電機・RHYME SOの5組のアーティストが一夜限りのスペシャルなライブを行った。
イベントの模様はglo™のインスタグラムアカウントから無料で配信され、延べ5000人が視聴。また、配信会場には人数限定で招待された観客が各々の車で来場し、車の中でFM電波を通じて音楽を楽しむ「ドライブインフェス」形式で、ソーシャルディスタンスを保ちながらイベントに参加した。
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少しずつ日が落ち始めた頃、MCの三原勇希と☆Taku Takahashiのオープニングトークからイベントがスタート。MC席として会場に設置されたオープンカーの運転席に三原、助手席に☆Takuが乗り込み、“思うように桜が楽しめなかった春の思い出に、音楽とデジタルお花見を楽しんでほしい”とイベントの趣旨が語られた。
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最初に登場したのはネットを中心に注目を集めるシンガー/プロデューサーのぷにぷに電機。LEDにはキューブの中で歌うぷにぷに電機の映像と、楽曲の世界観を表現したVJ映像が重なるように映し出される。透明感のある演出がぷにぷに電機の淡い歌声ともリンクし、「君はQueen」「empties」などエレクトロとジャジーなサウンドが融合した楽曲でオーディエンスを魅了した。
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続くプロデューサー/DJのtofubeatsは、東京タワーというロケーションを存分に活かしたシティポップなDJセットを夕暮れの会場に響かせる。角松敏生の「Tokyo Tower」Remixなど小粋な選曲から、後半は自らマイクを握り「クラブ」、「水星」など代表曲を披露。東京タワーのライトアップと相まって、暖かくグルーヴィーな空間を演出した。
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一転、エッジィなサウンドを響かせたのはシーンのトップを走り続けるプロデューサー・大沢伸一と詩人/ヴォーカリスト・RHYMEによるユニット、RHYME SO。RHYMEのボーカルとパンキッシュでクールなエレクトロサウンドが会場を包み、VJの映像とRHYMEのパフォーマスが重なり合い視聴者を引き込んでいく。代表曲「Fashion Blogger」のライヴ・アレンジ、そして「Just Used Music Again」は、最近解散を発表したDaft Punkのトーマ率いるStardust「Music Sounds Better With You」とマッシュアップさせるなど流石の演出に、観客は大きな拍手を送っていた。
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「完璧なステージング」とMCの三原も絶賛したSKY-HIは40分をフルに使ったライブを披露。SKY-HIが放つ強いメッセージに視聴者の盛り上がりもピークに達し、コメント欄も喜びの声で溢れる。圧倒されるラップパフォーマンスはもちろん、KANYE WESTの「Power」やBeastie Boysの「Ch-Check It Out」、さらにはNirvana「Smells Like Teen Spirit」まで往年の名曲をマッシュアップするなど、SKY-HIらしいサービス精神と遊び心を感じさせるステージだった。
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イベントの最後を飾るのは☆Taku Takahashi。m-flo作品ではお馴染みの矢島正明氏によるイントロから宇多田ヒカル「DISTANCE (m-flo remix)」でスタートし、ハウス、エレクトロ、ヒップホップからドラムンベースまで縦横無尽の“らしさ”溢れるDJセットを披露。ラストは宇多田ヒカル「桜流し」のRemixで今年のお花見を締めくくり、視聴者は春の儚さと未来への希望を噛み締めていた。
エンディングでは出演者からの “10年後の自分へのメッセージ”を披露。「#ミライノサクラ」のコンセプトでもある“未来への希望”と共に、折りに触れLEDに映し出されたデジタルの桜は美しく会場を彩り、明るい未来を照らすようだった。
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イベント終了後も、SNSではライブの興奮や感想を綴ったコメントが溢れた。音楽ライブと美しい映像、東京タワーのロケーションが作り出した“一夜限りのお花見”は、多くの視聴者に新しい春の楽しみ方を発見させたことだろう。
“喜び思いのまま”をメッセージに掲げるglo™とblock.fmは、今後も新しいエンターテイメントを模索し、提案していく。
「#ミライノサクラ」アフタームービー:https://youtu.be/cGJNqqBNp1o
「#ミライノサクラ」アーティストライブ映像は@glo.japanのインスタグラムアカウント(https://www.instagram.com/glo.japan/)IG TVにて4/17(土)〜5/9(日)公開
※IG TVは期間限定公開です。
※IG TVは予告なく公開が中止される場合がございますのでご了承ください。
Stage Visual : Moment Tokyo × REZ
AfterMovie : Moment Tokyo