ワタミファーム美幌峠牧場と産学官が連携 肉牛肥育事業において実証試験を実施します
ワタミグループの子会社で、 有限会社ワタミファーム(所在地:千葉県山武市、代表取締役社長:磯野 健雄)は、美幌町、学校法人東京農業大学生物産業学部、地元企業の4者間において、ワタミファームが運営する北海道網走郡美幌町のワタミファーム美幌峠牧場での実証試験に関して覚書を締結致しました。2014年5月より本格的に活動をスタートし、ワタミファームの肉牛肥育事業において、草地改良試験、土壌改良試験に必要な技術の提供を受け、飼料作物栽培に適した環境づくりや畜産物の品質向上を目的に実証試験を実施致します。
■実証試験の背景と今後の展望
消費者の食に対する安全思考への高まり、輸入に依存する飼料穀物や配合飼料の価格高騰、国際的な食糧不足が予測される中において、今後は“いかに飼料を自給していけるか”ということが畜産の重要課題となっております。また、有機資源をスムーズに循環させるためには広大な農地が必要であり、環境面においても草地や飼料作物の存在は必要であろうと考えております。
そして今回、行政と企業、研究機関が手を組むことで、地域での資源循環によって飼料資源を確保し、資源循環型の畜産の確立を図ることで、地域のブランド牛としての付加価値化と地域社会の活性化を目指します。
■ワタミファームの畜産事業について
2006年5月に北海道上川郡弟子屈町にて、弟子屈牧場(約257ha)を開設。自社繁殖・自社飼育を行い、出荷に至るまで細かく決められた自社基準プログラムを構築しています。育成期間によっては牛舎飼育ではなく、完全放牧の環境づくりを実施し、2013年5月に牧草地の拡充と、美幌町の畜産振興による地域活性化を目的に美幌町が運営する美幌峠牧場(約279ha)を借り受け、業務を開設致しました。現在は飼料の一部である牧草とデントコーンを自給し、合計約536haの広大な土地で「短角和牛」「褐毛和牛」を中心に約600頭を飼育しています。将来的には国産もしくは自給飼料100%を目指しています。
■実証試験の背景と今後の展望
消費者の食に対する安全思考への高まり、輸入に依存する飼料穀物や配合飼料の価格高騰、国際的な食糧不足が予測される中において、今後は“いかに飼料を自給していけるか”ということが畜産の重要課題となっております。また、有機資源をスムーズに循環させるためには広大な農地が必要であり、環境面においても草地や飼料作物の存在は必要であろうと考えております。
そして今回、行政と企業、研究機関が手を組むことで、地域での資源循環によって飼料資源を確保し、資源循環型の畜産の確立を図ることで、地域のブランド牛としての付加価値化と地域社会の活性化を目指します。
■ワタミファームの畜産事業について
2006年5月に北海道上川郡弟子屈町にて、弟子屈牧場(約257ha)を開設。自社繁殖・自社飼育を行い、出荷に至るまで細かく決められた自社基準プログラムを構築しています。育成期間によっては牛舎飼育ではなく、完全放牧の環境づくりを実施し、2013年5月に牧草地の拡充と、美幌町の畜産振興による地域活性化を目的に美幌町が運営する美幌峠牧場(約279ha)を借り受け、業務を開設致しました。現在は飼料の一部である牧草とデントコーンを自給し、合計約536haの広大な土地で「短角和牛」「褐毛和牛」を中心に約600頭を飼育しています。将来的には国産もしくは自給飼料100%を目指しています。
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