プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

メドピア株式会社
会社概要

【医師アンケート調査】「一番きついと思う診療科目は?」―1位「どの科も同じ」、2位「産婦人科医」、3位「外科医」

メドピア株式会社

医師7万人以上が参加する医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」(https://medpeer.jp)を運営するメドピア株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:石見 陽)は、会員医師を対象に「何科が一番きついと思いますか?」という質問でのアンケートを実施し、以下のとおり結果を取りまとめました。

■サマリー
 

  • 医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(7万人以上)を対象に「何科が一番きついと思いますか?」という質問をしたところ、4,146件の回答が寄せられた。
  • 1位は「どの科も同じ」という回答で、24.4%と全体の約4分の1を占めた。「本人の受け止め方、考え方次第」「勤務先の勤務体制による」「配置されている人数によって違う」といった意見が多い。
  • 2位は「産婦人科」で21.9%だった。「訴訟リスクが高い」「当直、待機が多い」「無事に生まれて当たり前と思われているので精神的プレッシャーがある」といったコメントがみられた。
  • 3位は「外科医」で14.5%だった。「緊急手術の頻度が高い」「術前術後など一番大変」「技術の習得に時間がかかり、勤務時間も長い」といった回答があり、特に「心臓血管外科」に言及する声が多かった。

■回答コメント(回答一部を抜粋)

1位 「どの科も同じ」  1,010件
・どの科もそれぞれの大変さがあるから、一概には言えないと思う。その人によって、何がきついかの基準も違うでしょう。(40代、脳神経外科)
・配置されている人数や、配属されている医師の技量次第だと思います。(50代、循環器内科)
・病院にもよると思います。人手がないところはどの科でもきついのではないでしょうか。(30代、小児科)
・それぞれの勤務形態や勤務に対する姿勢によると思いますので、何科だからきついとか楽だとかということはないと思います。(50代、一般内科)
・医師の取り組み方次第とも思います。(50代、一般内科)
・専門性を追求すればどの科もおなじ。楽に逃げる人は、どこにいっても不平をいうものです。(50代、麻酔科)
・基本的にはどの科も同じだと思います.自分に興味のない科が一番つらいでしょう。(40代、整形外科・スポーツ医学)
・本人の受け止め方、考え方次第だと思います。(60代、耳鼻咽喉科)
・医者が少ない僻地での診療が最もキツいと思います(40代、消化器内科)

2位 「産婦人科医」  906件
・分娩も手掛けていると時間的制約もきつく訴訟リスクも高いから。(30代、血液内科)
・赤ちゃんにちょっとでも異変があったり、全く問題ないようなことでもクレーム対象になり、その対応が心身を疲れさせる、本来業務でない「きつさ」は他科の比ではないと思う。(60代、精神科)
・毎日いつ呼び出されるかわからないし、うまく出産して当たり前、障害をもった子が生まれればすぐに医療ミスといわれている気がします。(50代、整形外科・スポーツ医学)
・長年の尽力で周産期死亡を激減させてきたが、その結果、死亡のたびに責任が問われるようになってしまった。(50代、一般内科)
・出産は母子ともに危険な状況にあるにもかかわらず、病気ではないから正常に生まれて当然の風潮があるし、お産は日勤だけではないのがつらいと思う。(50代、整形外科・スポーツ医学)
・特に産科では24時間待機となり、労働時間が不規則。(70代、耳鼻咽喉科)
・少ない人数で当直やお産をこなしており、しんどいと思います。(30代、呼吸器内科)
・どの科も大変ですが、一度に2つの命を預かるので大変のように思います。(40代、呼吸器内科)
・産科は、昼夜や休祭日を問わず、出産があるので。また、病人が相手ではないので、精神的にもストレスが強い。(50代、消化器内科)

3位 「外科医」  601件
・手術時間が長く、時に緊急手術もあり心臓血管外科がきついと感じます。その分やりがいもあるでしょうが。(50代、代謝・内分泌科)
・心臓血管外科の先生はほとんど家に帰ってません。(40代、耳鼻咽喉科)
・手術をして術後管理や外来フォローもされています。当たり前のように長時間労働をされているのに驚きです。(40代、麻酔科)
・技術の習得に時間がかかり、勤務時間も長い。(40代、泌尿器科)
・施設の規模にもよるが、一般的に言って外科は他科と違って、いろいろな臓器の外傷や救急や術後急変が多く、手術も教科書通りにはいかないことが多い。(70代、一般外科)

4位 「救急科医」  480件
・判断を瞬時に下していかなければいけないので、救急医は気が抜けないと思う。(60代、一般内科)
・時間や検査などさまざまな制約があるなかで多彩な患者さんに対応しなくてはなりません。(30代、呼吸器内科)
・夜間睡眠を十分にとれないなど生活リズムが整えられず、辛そう。(60代、精神科)
・訴訟リスクも高いし、そもそも「専門外なので診れません」が通用しないのが厳しい世界だと思います。(40代、救急医療科)
・救急、外科系はただでさえ医師が不足しているうえに、夜間、当直時間のニーズも多いから。(40代、一般内科)
・bestを尽くしても救えない症例に向き合うことが多すぎる。(40代、麻酔科)
・初見の患者ばかりで、常に重症者がくるかもしれない状況で、強いストレスがあると思います。(40代、小児科)

5位 「小児科医」  293件
・子供のみならず親の対応が必要なので、倍の苦労。加えて寿命という考え方が通用しない。(30代、神経内科)
・コミュニケーションのとりにくい中での診察・治療になるから。(40代、皮膚科)
・外来患者の数が多い。患者の親からの厳しい目線がある。(30代、消化器内科)
・治療しても改善が見込めない疾患や、治療が長引いた時、病状説明など、家族との関係が大変だと思います。(50代、呼吸器内科)
・救急対応がある小児科が精神的にハードかと思います。(50代、一般内科)

 6位 「脳神経外科医」  261件
・当院では脳神経外科は常に救急で呼び出されています。(30代、消化器内科)
・体力的にも技術的にも大変と思います。(50代、健診・予防医学)
・夜間休日緊急手術が多いと思います。(30代、一般内科)
・専門医が少なく、圧倒的に呼び出しが多い。(50代、一般内科)
・手術時間の長いものが多く、またマイクロが殆ど。医者寿命が短い。(50代、神経内科)
・時間外勤務も通常業務も多く生命、機能予後に直接かかわる。(50代、脳神経外科)

 7位 「内科医」  204件
・分野が多岐にわたり、専門外を主張しあった結果のたらいまわしの最終地点が内科だと感じる。(30代、一般内科)
・一般内科医は診断から治療まで幅広く見る必要がありますので、一番しんどいように思います。(50代、消化器内科)
・患者さんの数が圧倒的です。(50代、循環器内科)
・当直の時、何でも内科医が呼ばれる。湿疹、尿管結石、めまい、生理痛…(50代、一般内科)
・看取りを多くする医者はしんどいと思います。(40代、代謝・内分泌科)

■調査方法
◇期間:
2015年3月4日(水) ~ 2015年3月10日(火)
◇有効回答:
4,146人(回答者はすべて、医師専用サイトMedPeerに会員登録をする医師)
◇設問:
医師専用サイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、医師会員からご投稿頂いたテーマをもとに、以下の質問を投げかけました。

調査フォーム(設問文 抜粋)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 総合的に考えて、何科のドクターの業務が一番きついと思いますか?
下記の選択肢の中からお選びいただき、コメント欄にはその診療科のどんなところをきついと感じるか選んだ理由をご記入ください。なお、選択肢「20. その他の診療科」をお選びいただいた方は最もきついと思われる診療科名をお書きいただき、その診療科を選んだ理由をご記入ください。

1.内科医
2. 外科医
3. 皮膚科医
4. 産婦人科医
5. 耳鼻咽喉科医
6. 脳神経外科医
7. 麻酔科医
8. 小児科医
9. 精神科医
10. 整形外科医
11. 眼科医
12. 泌尿器科医
13. 放射線科医
14. 救急科医
15. リハビリテーション科医
16. 形成外科医
17. 病理医
18. 臨床検査医
19. 総合診療医
20. その他の診療科
21. どの科も同じ
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【記事掲載に際してのお願い】
・「医師専用サイトMedPeer調べ」、であることの明記をお願い致します。
・web上での引用に際しましては、https://medpeer.jpへのリンクをお願い致します。 

【調査依頼について】
・MedPeer会員医師への調査をご希望の方は、下記問い合わせ先までご連絡ください。

■メドピア株式会社について
・社名 :メドピア株式会社(https://medpeer.co.jp
・代表者 :代表取締役社長 石見 陽 (医師・医学博士)
・設立 :2004年12月
・運営サービス :医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」(https://medpeer.jp

メドピア株式会社が運営する「MedPeer」は、医師専用の会員制サイトです。主なコンテンツには、「薬剤評価掲示板(薬剤のクチコミ共有)」、「Meet the Experts(エキスパート医師への直接相談)」、「インタラクティブ・ケース・カンファレンス(オンライン症例検討会)」、「ディスカッション(掲示板)」、「ホスピタル・レポート(勤務先・研修先の病院評価)」などがあり、”臨床の決め手がみつかるサイト”として、現在約7.4万人の医師(日本の医師の約4人に1人)が利用しています。

■お問い合わせ先
メドピア株式会社 管理部 藤野
電話:03-6447-7961  メール:pr@medpeer.co.jp

すべての画像


種類
調査レポート
関連リンク
https://medpeer.co.jp/press/?cat=2
ダウンロード
プレスリリース.pdf
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

メドピア株式会社

85フォロワー

RSS
URL
https://medpeer.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
電話番号
03-4405-4905
代表者名
石見 陽
上場
東証プライム
資本金
-
設立
-
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード