JDA Software Groupとパナソニックが共同開発に関する覚書を締結

工場、倉庫、流通向けソリューションの共同開発に向け、JDAのソフトウェアとパナソニックのハードウェア・エッジ技術のシナジー創出を目指して

Blue Yonder

JDA Software Group, Inc.
パナソニック株式会社

2019年1月13日  米国ニューヨーク (NRF 2019)、米国アリゾナ州スコッツデール、東京:
JDA Software, Inc. (以下、JDA) と、パナソニック株式会社 (以下、パナソニック) は、工場・物流・流通業への ソリューションの共同開発に関する覚書を締結したことを発表しました。
JDAのソフトウェア 「JDA® LuminateTM」 とパナソニックが製造業として培ってきた技術の組み合わせにより、両社は統合的なソリューションを提供していきます。
また、本日から1月15日までの3日間、米国ニューヨーク市で開催される世界最大級の流通専門展示会「NRF 2019」 において、両社のブースにて、パナソニックの「荷仕分支援システム (Visual Sort AssistTM)」「欠品検知システム」「マルチモーダルセンシング技術」「顔認証技術」 を展示します。

JDAは、SCM (サプライチェーンマネジメント) 市場へソフトウェアを供給するリーディングカンパニーであり、4千以上ものグローバルの顧客へEnd-to-Endでソリューションを提供しています。このソリューションをベースにパナソニックが製造業として100年にわたって培ってきた知見、ノウハウと、同社のエッジデバイス群を組み合わせて、次世代SaaS、IoT、AI、ML (マシンラーニング)、センシング技術、高度分析を活用した統合的なソリューションを共同開発し、提供していくことで、SCMの現場におけるプロセスを革新し、製造・物流・流通業界のお客様に貢献していきます。具体的には企業間バリューチェーンを向上するSCMソリューションにより、お客様の「生産計画最適化」「需給予測最適化」「リードタイム最適化」「店舗在庫最適化」の4つの顧客価値の実現を目指します。

JDAのCEOであるGirish Rishi (ギリッシュ・リッシ) は 「自動化によるサプライチェーンの変革はまだ始まったばかりであり、それは最先端技術と企業のサプライチェーンソフトウェアとの相関関係に基づいて構築されるでしょう。 今回のパートナーシップにより、日本におけるJDAのプレゼンスとフットプリントが強化されるだけでなく、コラボレーションによって生み出される新技術はお客様の最前線である、JDAのスコッツデールとロンドンにあるカスタマーエクスペリエンスセンターと、東京にあるパナソニックのコネクティッドソリューションズ社の本社にあるカスタマーエクスペリエンスセンターのそれぞれに展示され、未来型の工場、倉庫、および店舗で推進可能な自動化のソリューションをお客様に目に見える形で見ていただくことができます」 と述べています。

米国に本社を置くJDAと日本のパナソニックは、両社がそれぞれの市場で築いた強い顧客基盤を生かし、相互に商材を展開し、グローバルで協力しながら新しいソリューション事業を拡大していきます。

<両社のコラボレーションと統合効果の例>
コラボレーションの内容               統合効果
Luminate (JDA) × Visual Sort Assist (パナソニック)      スキャニングとプロジェクションマッピング技術を活用したソリューションで、倉庫のベルトコンベヤー上の荷物の仕分け業務の効率を改善します。また基盤システムと連携し、配達先の変更や人員配置に速やかに対応。半自律的な荷物のチェックや仕分けにより、業務の飛躍的な改善が可能となります。
Luminate Store Optimizer (JDA) × 欠品検知 (パナソニック) 店舗での欠品情報を倉庫・工場側にリアルタイムに伝達することで製造・配送の優先順位を最適化。更に欠品情報分析により、店舗レイアウトの最適化を実現できるソリューションです。
Luminate Control Tower (JDA) × 
マルチモーダルセンシング技術 (パナソニック)
人の行動や物の検知による工場・倉庫の現場での作業員・フォークリフト・他の機器の動線の効率化、最適化を実現するソリューションです。店舗では消費者の動線分析により、マーケティングプロモーションの最適化も可能になります。
Luminate Control Tower (JDA) × 
顔認証技術 (パナソニック)
セキュリティ面の向上とともに作業員のIDと位置検知により最適配置を実現するソリューションです。また来客者の統計的な分析により、マーケティング活動の最適化も可能です。


パナソニックの社内カンパニーでB2Bソリューション事業を担当するコネクティッドソリューションズ社 社長の樋口泰行は、「当カンパニーはソリューション事業戦略の一環として、製造業で蓄積してきた知見とノウハウを、物流と流通など、製造業以外の分野にも展開するトータルインテグレーターを目指しています。しかしながら製造業の知見とノウハウ、当社が強みを持つエッジデバイスだけでは、サプライチェーンマネジメントのトータルソリューションを生み出すことはできません。今回、グローバルに強みを発揮する、AI/MLを活用したソフトウェア「Luminate」を持つJDAとコラボレーションすることで、お客様の課題を総合的に解決できるようになると考えております」 と述べています。

2019年1月13日(日)~15日(火)に、米国ニューヨーク市で開催される「NRF 2019」 流通専門展示会にて、JDAのブース(#3037)およびパナソニックのブース(#2264)で、コラボレーションにより生まれる新ソリューションの展示やプレゼンテーションが予定されています。(https://nrfbigshow.nrf.com/

プレゼンテーションスケジュール

場所 日時(米国東部時刻)                      
JDAブース  (#3037) 1月13日(日)11:00~            
パナソニックブース  (#2264) 1月13日(日)15:40~
   14日(月)10:40~
   15日(火)13:20~



注1)「JDA」は、JDA Software Group、Inc.の商標もしくは登録商標です。また本リリース内で「JDA」という名前を使用して言及されている商品名、製品名、またはサービス名は、JDA Software Group、Inc.の商標であるか、もしくは所有物となっています。
注2)「Visual Sort Assist」は、パナソニックの商標です。


【JDAソフトウェアについて】
JDA Softwareは、AI (人工知能) と機械学習ベースのサプライチェーン、および小売り向けソリューションのリーディングプロバイダで、4,000社におよぶ世界の主要な小売、製造、物流企業を支援しています。JDAは、計画から実行、デリバリーまでエンドツーエンドで、コグニティブなSaaSソリューションを幅広いパートナーエコシステムと連携させることで、自律的なサプライチェーン (Autonomous Supply ChainTM) を実現し、需要予測/需要形成や製品(商品)デリバリーの 変革、優れた顧客体験の提供を可能にします。JDAのソリューションは、小売業上位100社中75社、消費財メーカー上位100社中77社、3PL上位10社中8社を含む、世界トップクラスの企業で活用されています。詳細は https://jda.comをご参照ください。
JDAソフトウェア・ジャパン株式会社は1997年に設立され、20年以上にわたり、日本の大手企業のサプライチェーンに関する課題解決を支援しています。詳細は以下をご参照ください。
Webサイト: https://japanese.jda.com   Facebook: https://www.facebook.com/JDASoftwareJapan

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座8-21-1 汐留浜離宮ビル 12F
電話番号
03-4461-1000
代表者名
渡辺 大樹
上場
未上場
資本金
1億円
設立
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